ロジェストヴェンスキーの「くるみ割り人形」
昨晩遅くからの雨は朝まで残り通勤時まで冷たい雨。昼前から晴れてきた。
昨日聴いたムラヴィンスキーの「くるみ割り人形」が意外な展開だったので、他のロシア人指揮者の演奏も聴いてみた。
聴いたのはロジェストヴェンスキーの指揮のボリショイ劇場のオケ。
メロディア原盤だが、手持ちは古いSONO RECORDという国内レーベルから出たLP。
ユーリ・ファイエル指揮の「白鳥の湖」とのカップリング。
いずれも全曲盤から組曲部分を抜粋したもの。
くるみ割り人形は1960年、白鳥の湖は1957年の録音。
ファイエル指揮の「白鳥の湖」は自分が幼いころに父がソノシートを買っていて、それが今でも手元にある。
そのソノシートの解説文の横にロジェストヴェンスキーの「くるみ割り人形」の広告も乗っているので、同じ頃にLP化されたものだろう。
SONOとはソノシートの略????
このソノシートはモノラルだが、このLPはステレオ。
驚いたことにロジェストヴェンスキーの「花のワルツ」は、ハープのド派手なカデンツァはなかったもののムラヴィンスキーと瓜二つのほとんど同じと言ってよい解釈だった。
オケは異なるがホルン四重奏のフレージングは全く同じだ。
この頃のロシアのオケの共通したスタイルだったのだろうか?
Youtubeはロジェストヴェンスキーのユーモラスなリハーサル
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- カラヤン、フィルハーモニア管との第九(2023.12.07)
- ホロヴィッツ、1978-79ライヴ(2023.12.01)
- ディヴィッド・マンロウ、中世ルネサンスの楽器(2023.11.28)
- テンシュテットのエロイカ(2023.11.16)
- スーストロのトランペットでテレマンほか(2023.11.14)
コメント