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2015年12月 6日 (日)

シュトゥットガルト室内合唱団のシューマン

晴れのち曇り。


散歩の前のポコは出かける前に必ずおすわりをする。

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今日も富士山がよく見えた。


午前中は畑の境界に植えてある槇の木を切ったりしていた。

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昨日、桃屋のパンが食べたくなり、パンを買った帰りになじみのオーディオショップ「電気堂」に寄ってみた。



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馴染みとはいえここ数年足が遠のいていたのだが・・・・。



店に入るとヴィンテージオーディオがずらり、壁面にはLPがびっしり。
店の様子は変わっていないがお客は誰もいない。



店主さんと久しぶりに話し込んだ。


店に来るお客は、ほとんど高級オーディオには興味をしめさないという。


今の時代、オーディオショップを営むことの難しさは想像していた以上。


「レコードは売れるの?」


「それが売れる。ほとんどロックだけれどね。」

意外だった。若者がロックのレコードを買いに来るのだという。

「でも、高級オーディオには全く興味をしめさないよ。今はレコードプレーヤーも安く買えるしね」




ついでにレコード棚も眺めてみた。


かつてこの店の主流だった初期盤のLPはほとんどなくなっていて、国内盤がほとんど。


ちらほら珍しい盤も見かけたが大部分は所有済み。


久しぶりにこの店で買ったのは2枚ほど。


80年代初頭に東芝から出ていたセラフィム合唱名曲シリーズから、フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団によるシューマンの「ロマンスとバラード集」

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・合唱曲「ロマンス」第1集Op.69の1~6

・「ロマンスとバラード」第4集Op.145、146

・3声の女声のための「三つの歌」Op.114

「ロマンス」第2集Op.91の1~6


指揮:フリーダー・ベルニウス

合唱:シュトゥットガルト室内合唱団

ピアノ:ハルトムート・ヘル
 
ソプラノ:クリスツィーナ・ラキ(「ロマンスとバラード」第4集Op.146の5)

フルート:コンラート・ヒルツェル(同)

ホルン:ヨハネス・リツコフスキー(同)


LP:東芝EMI EAC‐40146


ホルン奏者のリツコフスキーのクレジットが入っていたので購入したのだが、聞いていて驚きの名演だった。


菅野弘和氏がこのLPの解説で、初めて聴いたこの演奏家たちの来日を熱望する絶賛の記事を書いている。



このLPがベルニウスとシュトゥットガルト室内合唱団が日本で紹介された最初の音盤ではなかろうか。

今や世界最高の合唱団としての名声を確立したベルニウスとシュトゥットガルト室内合唱団は今年5月に3度目の来日を果たしている。



そしてもう一枚は、チェコスプラフォン原盤のヤナーチェクの「女声のための合唱曲集」。


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・ フラッチャニの歌

・ 狼の足跡

・ わらべ唄*

・ カシュパル・ルツキー

ヨゼフ・ヴェセルカ指揮

プラハフィルハーモニー合唱団
チェコフィルハーモニー管弦楽団員*

1972年8月21日~12月5日、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ



沼響のHPの聴き比べコラム「ブラームスの1番を聴く」にアーベントロートの1928年録音の演奏の感想をアップしました。

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Youtubeはベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団の「ハレルヤ」

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