クロード・カーンのラヴェル
本日快晴、流れる風が心地よく、もはや春の気配。
今週は細々とした会議やら審査はあるものの、大きなヤマは来週から。
通勤用の鞄を修理に出していたので、仕事帰りにイトーヨーカドー内にあるカバン修理屋に立ち寄った。
昨年10月にネットで買ったばかりの鞄。
届いたら写真とかなり異なっていて、実物を見て買うべきだったと深く後悔。
買って3か月で取っ手が取れてしまった。
そのまま捨てようかとも思ったが、高い買い物だったので修理に出して一か月。
修理代は5千円だった。
うーむ・・・修理する必要があったのかな?
また後悔。
今日はフランスのピアニスト、クロード・カーンのピアノでラヴェルのピアノ協奏曲を2曲。
クロード・カーンは1935年マルセイユ生まれ。
4歳でマグリット・ロンの生徒になり、その後イーヴ・ナット、ナディア・ブーランジェに師事。
15歳の時にジュネーブ、カセッラ、ブダペストの各国際コンクールで入賞。
1970年に国内コンクールとして「クロード・カーン・ピアノコンクール」を創立している。
これほどのピアニストなのに来日もせず録音も少ないのでほとんど知られていない。
手持ちはクロード・カーンの演奏のみを出している仏EPIDAUREのLP。
・ピアノ協奏曲 ト長調
・左手のためのピアノ協奏曲
クロード・カーン(P)
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
ロンドン交響楽団
録音:1975年4月8日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン
これは素晴らしい名演だ。
先日効いたサンカンの演奏に似てはいるが、師のナット譲りの端正にして格調の高い音楽造り。
それでいて、音楽の中に熱いものが満ちている。
結局2回繰り返して聴いてしまった。
カーンの師にしてト長調の協奏曲の初演者マグリット・ロンとの録音で見事な伴奏を付けていたジョルジュジュ・ツィピーヌの指揮は、予想にたがわずカーンの芸風に同化してピタリとつける見事なもの。
Youtubeはラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲。ベレゾフスキーのピアノ。
録音:1975年4月8日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン
これは素晴らしい名演だ。
先日効いたサンカンの演奏に似てはいるが、師のナット譲りの端正にして格調の高い音楽造り。
それでいて、音楽の中に熱いものが満ちている。
結局2回繰り返して聴いてしまった。
カーンの師にしてト長調の協奏曲の初演者マグリット・ロンとの録音で見事な伴奏を付けていたジョルジュジュ・ツィピーヌの指揮は、予想にたがわずカーンの芸風に同化してピタリとつける見事なもの。
Youtubeはラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲。ベレゾフスキーのピアノ。
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