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2016年2月 4日 (木)

フーレスティエとパレーのシャブリエ

朝は冷えたが日中の日差しに春の気配。

昨日は、午後から組織トップも加わった大きな会議を主催。
今度3年の組織の動向に影響を与える重い内容だけに議論も白熱。


気疲れして帰宅したら節分の豆まき。
外に向かって豆を撒いたら待ち構えた愛犬ポコが豆をばくばく食べていた。



引き続きシャブリエの管弦楽曲を聴いている。

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シャブリエの生きた時代と重なっている二人のフランス人指揮者、ルイ・フーレスティエ(1892~1976)とポール・パレー(1986~1979)の演奏で。


パレーは録音も多く比較的知られた指揮者だが、フーレスティエはあまり知られていないと思う。

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1936年から第二次世界大戦をはさんで1963年までパリ・オペラ座の指揮者、戦後はメトロポリタン歌劇場でフランスオペラを担当。 作曲家としてはデュカスやダンティに師事してローマ大賞も受賞。 晩年はパリ音楽院で指揮法を教え弟子としてはルイ・フレモーがいる。

録音はほとんどモノラルでステレオ録音は幻想交響曲くらい。


代表的な演奏は、アンヌ・マリー・ダルレの弾くサン・サーンスのピアノ協奏曲全集の伴奏だろうか。

たしかサン・サンーンスのオペラ「サムソンとデリラ」の史上初の全曲録音はフーレスティエだったはずだ。

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手持ちはセントソリ管を振った幻想交響曲やドビュッシーの「海」「夜想曲」、シャルパンティエの「イタリアの印象」などもあるが、あまり印象に残っていない。


このシャブリエは仏パテへの録音でオケはコロンヌ管。

同時期のものとしてはサン・サーンスの交響詩を集めたものもあった。

演奏はオケのアンサンブルのユルさからのガシャガシャした喧噪さが、世紀末のパリの雰囲気感じさせてなんとなく良い感じ。


もうひとつのパレーのシャブリエは米マーキュリーのステレオ録音で、デトロイト響を振ったもの。手持ちは国内盤LP.

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こちらはパレーのピシッとした統率が隅々まで行き届き、正確無比のバランスでオケが鳴り響く中にお洒落で小粋な気分が感じられる素晴らしい名演だった。


ジョルダン、マリ、フーレスティエと続けてシャブリエを聴いた中で、このパレーの演奏は明らかに鳴っている音楽のレベルが違う。


指揮者の格の違いというものをまざまざと知らされた一枚。

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