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2016年3月20日 (日)

静岡県立美術館「ウィーン美術史美術館展」

曇り時々雨。連休二日目。

かなり前に招待券をいただいた静岡県立美術館特別展「ウィーン美術史美術館展」が21日までだったことに気が付いた。

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これは昨年までBUNKAMURAザ・ミュージーアムで催されたものと同じ内容。


県立美術館までは60キロ余り。

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買ったばかりのカローラ・アクシオでまだ高速を走っていなかったので、一般道を使わず東名高速道で行くことにした。


所用時間は一時間半ほど。

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ウィーン美術史美術館は、30年ほど前に家内とウィーンに行った際に行っている。

膨大な量のハプスブルク家の至宝の数々はとても1日で見切れるものではないが、有名なピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」や「雪中の狩人」など今でも印象に残る名品は少なくない。



今回の展示は15世紀から17世紀までの画家たちによる風景画の数々。

超有名な作品は来ていない。

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ピーターの二男とその息子のヤン.ブリューゲル親子の宗教的な題材の作品よりも、ヒエロムニス・ボスの幻想的な作品やレアンドロ・パッサーノが描いた12か月の庶民の生活を活写した月暦画が興味深かった。

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アヒルなどの家畜類、農民たちの表情やしぐさの生々しさ、15世紀頃のヨーロッパの豚は痩せていてほとんどイノシシのようだったことなど、細かな部分が面白い。


ミュージアムショップにはその頃の音楽のCD。

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家内はクリムトのブローチを買ったりしていた。


ランチは美術館館内のレストラン「ESTA」で。


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帰りは再び東名で19日に開通したばかりの愛鷹スマートインターチェンジ経由で自宅へ。
到着は16時過ぎ沼津は雨。


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車中で聴いていた音楽は「坂本龍一 サウンドトラックス」


youtubeは「ラストエンペラー」のテーマ

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