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2016年3月14日 (月)

ライトナーのブルックナー、第9番

今日は朝から雨、先週金曜から気温の低い日々が続き本日の最高気温は9度。

年度末の大きな山も終わり、一息ついたエアポケットのような1日。

昨日の日曜日、「やいづ屋」のカレーボールが急に食べたくなって朝から沼津港へ。

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家内と娘は従妹が主催するイベントに参加するために熱海に出かけて留守。


沼津港までは自宅から車で10分ほど。

まだ観光用の店が開き切っていない10時前に行ったものの、無料駐車スペースは既に満車。多くは関東ナンバーの車だった。


やむなく有料駐車場に入れてしばらくあたりをぶらつくと、天気も良く港内からは富士山が良く見えた。

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シラスの釜揚げとアジの開きを買い、お目当ての「やいづ屋」ではカレーボールのほかに卵入りのバクダン、イカのすりみ揚げ、その他揚げ物数種類。



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昼前に帰宅すると母がイトーヨーカドーに行きたいと言い出したので、「はま寿司」によって二人で昼食の後、買い物の付き合いで帰宅は結局4時過ぎだった。



家内たちは夕食も食べてくるというので、録画していた「おとこはつらいよ 寅次郎 わすれな草」を見ながら、一人でカレーボールをつまみに日本酒をチビリチビリやっていた。


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音楽は最近遠ざかっていたブルックナー。


棚から取り出したのはHANSLERのCDで、フェルディナント・ライトナーがシュトゥットガルトの放送響を振った1983年ライヴ。

ライトナーはかつてテレビで視たN響との第九が非常によかった。


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N響にはしばしば来演して、バランス感覚の優れた名指揮者だとの印象があったものの、録音ではあまりにも整いすぎて、面白みに欠けるような演奏もあったと思う。

生真面目な学者さんタイプで音楽一筋、非常に博識な指揮者なんだろうなぁと勝手に想像している。

このブルックナーは期待のとおり気を衒わない地味な演奏。
バランス良く磨き抜かれたオケの響きがライトナーの腕の確かさを証明している。

巨大でありながら透明度の高いフォルティシモの響き、音楽の流れも自然で、これこそブルックナーに浸る醍醐味だ。


Youtubeはライトナー指揮のR.シュトラウス「家庭交響曲」

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