チッコリーニのラフマニノフ
晴れ杉花粉かなり飛散。
彼岸も明けて各地で桜開花の便り。
今朝は透き通るようなウグイスの声で目が醒めた。
異動が決まり後任への引き継ぎ書類の整理しながらのいつもの日常。
午前中は旧メンバー最後の部門内の打ち合わせ。
新たに来る部門長は、自分が若い頃同じセクションで指導を受けた旧知の上司。厳しさで知られる人故に会議でもなんとなく漂う緊張感。
昨日は午前中に庭木の剪定をしていた。
楠や金木犀などがかなり大きくなってきたので、家に触れる枝を脚立に乗り鋸で小枝を切り落とす。
小枝とはいえかなりの太さで、2時間ほど作業しているうちに腕が痛くなってきた。
切っているうちにチェーンソーがあれば楽だろうなぁと頭に浮かび、作業終了後にさっそくネットで物色。
チェーンソー初心者なので安いものでも良いかなと思いつつ、身の安全にも係ることを考え旧友のブログにその優秀さが書かれていたハスクバーナにした。
買ったのはハスクバーナの中では初心者向けと書かれている135e。
今日帰宅したら早くも到着していた。
うまく使いこなして、物置の肥やしにならないようにしよう。
昨日、家内は仕事で出ていたので、昼食は娘と一緒に近所のラーメン店「銕(クロガネ)」へ。
国道414号沿いのこの店は開店してまだ2年ほどだったと思う。
ちょうど昼時でお客はたくさん入っていた。
「あっさりの白」は鶏と香味海老油のスープ、「こってりの黒」は豚骨と燻製魚油のスープ。
もっちりした水餃子も良い味だ。
この連休はあまり音楽を聴いていない。
今日は先日ラヴェルのコンチェルトの演奏を聴いたチッコリーニの演奏。
曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
EMIへの録音で手持ちは国内盤初出のXLP番号のLP.
1957年11月録音。
XLP番号はモノラル仕様だがステレオ録音もあるかもしれない。
今はチッコリーニのEMI録音を集大成したCD56枚組の中に含まれている。
カップリングはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
伴奏はシルヴェストリ指揮のフランス国立放送管。
これは素晴らしい演奏だった。
強靭な打鍵にテクニックもお見事。
雄弁なシルヴェストリの伴奏に乗って速いテンポで音楽がうねるように流れていく。
終楽章の大詰めの有名なテーマがフルオーケストラで咆哮する部分での直前のタメの間が実に絶妙。
続く最初の1音でのトロンボーンの音を割った壮絶な響きには鳥肌がゾゾゾっと立った。
この演奏が録音された1957年といえば、ディスク大賞を受賞したシルヴェストリの最初の「新世界より」が録音された年。
シルヴェストリが最もノッテいた時期の演奏だ。
Youtubeはチッコリーニのドビュッシー「夢」
の
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- ホロヴィッツ、1978-79ライヴ(2023.12.01)
- ディヴィッド・マンロウ、中世ルネサンスの楽器(2023.11.28)
- テンシュテットのエロイカ(2023.11.16)
- スーストロのトランペットでテレマンほか(2023.11.14)
- パリ、ノートルダム大聖堂のクリスマスライヴと朝比奈隆の第九(2023.11.12)
コメント