歌劇の黄金時代
3月最後の週初めは朝から雨。遠くで雷が聞こえるほどの荒れ模様。
午前中にトラブル1件、午後から遅くまで組織幹部を集めた会議。
今週は月曜から多忙な1日。
先週土曜から母の退院祝いで伊豆長岡の温泉に家族で1泊。
宿はホテルサンバレー伊豆長岡
ここは1昨年職場の有志と泊まった宿。
あの頃は池にシラサギが来たりしていたのだが、今回泊まったところ池の表面に大きな網が被せてあった。
きっと池の鯉を鷺にさらわれたのだろう。
伊豆長岡に行く前に、箱根の入口に最近できた「三島スカイウォーク」に行ってみた。
場所は箱根登り口の山中城址の手前あたり。
かなり混んでいたが、駐車場が広くすんなり入ることができた。
ここは観光用に架けられたつり橋で、歩行者用としては日本最長らしい。
通行料は1000円。
人が多かったのでかなり揺れていた。
景色はさすがに絶景。
富士山は雲に隠れていたが、西は静岡方面から遠く御前崎まで、南東方面も大瀬埼が良く見えた。
つり橋の幅は2メートルほどでちょいと狭い。
膝の手術をした母はゆっくり歩いていたので後ろから渋滞気味。
このような時のために追い越し車線が欲しいところ。
つり橋を後にして伊豆長岡温泉へ。
ここサンバレーはバイキングが良いことで知られる。
下の娘は大浴場2階の「マンガ図書館」に入りびたり状態。
母も深い温泉にすっかりくつろいだ様子。
伊豆長岡温泉は自宅から車で20分ほどの至近距離。
翌日は世界遺産に登録された韮山反射炉に寄りながら帰宅。
かつては閑散としていて、川でアヒルがガァガアと鳴く声のみが響いていた場所が、 今や新しい施設もできて、県外の観光バスや遠く奈良や青森などの県外ナンバーの車が並ぶ一大観光スポットと化していた。
地元ナンバーの車は私の車くらい。
一番驚いているのは地元の人たちだろう。
世界遺産の威力は凄いものだ。
音楽はイタリアRCAが出していた「歌劇の黄金時代」シリーズのLPから、1900年から1909年までの歌手の録音を集めたもの。
いずれも19世紀末から20世紀初頭に活躍した歌手たちで、今から100年以上前の歌唱の数々。
高音部分を気が遠くなるほど延ばしたりする、技巧をことさら誇示している歌手の歌など、さすがにスタイルは古めかしい。
こうして何人かの歌手を聴き比べてみると、エンリコ・カルーソの声は傑出している。
録音状態も年代を考えると音は驚異的に良く、カルーソの時代を超えた偉大さは十分に伝わってくる。
聴いているうちに、沼津にあるスパゲティの店、ボルカノのスパゲティ「カルーソ」を思い出した。
歌手のカルーソと関係があるのだろうか?
Youtubeはカルーソの歌うトゥーランドット「誰も寝てはならぬ」
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- オーマンディのストラヴィンスキー(2025.02.09)
- クラシック・レコードコンサートはアラウの「熱情」にクレーメルのモーツァルト(2025.01.26)
- 指揮者の秋山和慶さんのことなど(2025.01.23)
- メニューインとシュナイダーハンのモーツァルト(2025.01.21)
- アーヴィングのチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第3番のことなど(2025.01.12)
コメント