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2016年4月18日 (月)

ハンス・フォンクのブルックナー

曇り、昨日の台風並みの強風と雨は一夜明けて本日月曜は無風状態。

今日は朝から外部委員との年度当初の顔合わせに続いて午後から審議。
その間突然国の機関の抜き打ち調査が入るというあわただしい1日だった。

東奔西走しているうちに気が付くと早くも夕方。

熊本地震の影響は対岸の火事ではなく仕事上に間接的に影響が出始めている。
いつでも対応可能なように準備は進めていこう。



今日はオランダの指揮者、ハンス・フォンクのブルックナーを聴いていた。


ハーグのレジデンティ管の自主制作LP2枚組で1985年の録音。

交響曲第4番と第6番のカップリング。

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ハンス・フォンクはドレスデン国立歌劇場管、ケルン放送響、セントルイス響の首席指揮者を歴任した実力者だが活躍の最盛期に難病に倒れたために、実力の割には知られることがなかったと思う。


中でもドレスデン国立歌劇場管を振ったモーツァルトやR.シュトラウスなど、地味ながら良い演奏だった。

今日はこの中の第4番を聴いた。

ハーグフィルのブルックナーといえばシューリヒトとの交響曲第7番が有名だが、 この演奏はフォンクが首席指揮者だった時代の録音。

この演奏を聴く限りではシューリヒトの頃よりもオケの水準はだいぶ上がっている。


明鏡止水の境地の如く自然体、遅めのテンポで淡々と進めたブルックナー。


フォルテでも濁らない純粋無垢な透明な響きが立派な演奏を聴いたという印象を残す。


遅いテンポでしかも第6番とカップリングからなのか、第4番第2楽章の途中で面が変わるのが惜しい。


フォンクはスラットキンの後任として音楽監督となったセントルイス響とその晩年に4,6,7番のブルックナーの録音を残している。


この演奏を聴いてフォンクのブルックナーをもっと聴きたくなってきた。



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沼響のHPの聴き比べコラム 「ブラームスの1番を聴く」にメンゲルベルクの1940年ライヴの感想をアップしました。


Youtubeはフォンク指揮のストラヴィンスキー「プルチネルラ」組曲

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