シモーネのメサイア
曇りのち晴れ、4月最初の土曜日。
先月納車された車の一か月点検。ディーラーさんの所へ持って行き点検の間に
近くの喫茶店「欧蘭陀館」で水出し珈琲。
店内では静かにバッハが流れていた。
昨日、朝に本社で社長から辞令を受け取りその後仕事場に戻り、新たな部署で挨拶の後
新入社員の辞令交付式に同席。
その後オリエーテンションでの講話。
午後は新たに来た新部門長へのレクチャーという慌ただしい1日だった。
今日はメサイア全曲。
クラウディオ・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティの演奏。
Artsから出ていたCD2枚組。1986年の録音。
ソプラノ:パトリシア・シューマン
アルト :ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ
テナー :ブルース・フォード
バス :グィヌ・ホーウェル
クラウディオ・シモーネ指揮
イ・ソリスティ・ヴェネティ
アンブロシアン・シンガーズ
購入はかなり以前で購入簿を見ると1997年。もう20年近く前だった。
合唱がマッケラスの「メサイア」で名演を聴かせていたアンブロジアンシンガーズでトランペットに名手、ベルナール・スーストロの名があったので購入したもの。
スーストロはM.アンドレの弟子。カラヤンからベルリンフィルに誘われたものの断ったことがあるらしい。
最初聴いた時の印象が悪くて、再び聴くこともなくずっと棚の中で眠っていた。
再度聴いてみて、気に入らなかった理由をすぐに思い出した。
オケは美しく鳴っていて合唱もうまい。
ソロ歌手たちも不満はないのだが、聞いていて少しも面白くない。
レガート多用の起伏のない演奏。
アンブロジアンシンガーズも今一つ緊張感が足りない。
アーメンコーラスの伴奏部分で弦楽器の各パートは1本ずつになるのがユニークだった。
シモーネの解釈なのだろうか。
期待したスーストロのトランペットは普通の出来。
YOUTUBEはスーストロの吹くテレマン
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