本日の練習 あと10日
本日快晴、長い連休明けの週も早くも金曜日。
水曜日の台風並みの暴風雨から明けて、昨日から気持ち良い青空の日が続いている。
この一週間は次から次へと難題が降りかかり、時間の経つのが速かった。
昨晩はオケの練習。
小森先生の指揮で場所は市民文化センター大ホール。
この市民文化センターも築30年を超えて空調と大時計が故障中。
いよいよ本番は迫り、今回は心配なリストの「レ・プレリュード」からの練習。
日曜練習の時よりは良くなったものの、いつも止まる個所は同じ。
この曲で頻繁に出てくる異なる楽器間での同じフレーズのやりとりを、お互いに聴き合っていないものだから聴いていて一つの音楽の流れとして聞こえてこない。
未だに譜面を追うのにいっぱいで他の音が聞けていないようだ。
今回の定演は正統派の難しいプログラムで、結果的に3曲ともにホルン泣かせの曲になってしまった。
休憩中にもホルンセクションは、寸暇を惜しんで「カレリア」のゲシュトップ部分のパート練習。
「カレリア」も「レ・プレリュード」もかつて沼響で取り上げたことはあり、その時はこれほど苦労がなかったと思ったので、古い沼響の演奏ビデオを見ようと探したが見つかない。
見つかったのは今から26年前の平成2年の定演のビデオ。
曲はブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番にブラームスの交響曲第4番。
水野佐知香さんのヴァイオリンソロは非常に素晴らしいものの、
オケの演奏はかなりひどかった(^^;
完全に自己陶酔満足状態。
たぶん以前演奏した「カレリア」や「レ・プレリュード」も、同じようなものだったのだろう。
苦労がなかったように思えたのは、演奏できていないことも判らないほどの低水準だったからに違いない。
ビデオをDVDにダビングしながらしばらく見ていた。
古株メンバーの若い姿がチラホラと見えて懐かしい。
自分もこのころはスリムだったな。
エキストラで参加している若い奏者の中に、今はN響にいる人を見つけたりと、意外な発見があり面白い。
若くして亡くなられたり、今は病で倒れリタイアしたメンバーも画面の中では元気に楽しそうに演奏している。
一地方市民オケのささやかな歴史の中の一コマ。
Youtubeは水野佐知香さんのヴァイオリンで「男はつらいよ」
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