ラジオ番組「なかよし音楽クラブ」
曇り午後から雨。
今日は庭の大楠を切る予定だったが、このところの雨続きのため延期。
既にお祓いは済ませているものの雨ばかりで切ることができない。
あたかも楠が抵抗しているかのようだ。
中学時代から取り溜めた古いカセットテープが多量に出てきた。
中身は自分が中学、高校の吹奏楽部で演奏したコンクールや演奏会の録音。
そして1970年代初頭から80年代はじめにかけてのFMからのエアチェックなど。
中学時代のものは安いSONYのラジカセで録音したもの。
ネットで検索したらCF1500という機種だった。
初期の多くはモノラルだが、40年以上の経過を感じさせない音質で再生できたのが驚異的。
今日はこの中から1973年にNHKで放送された「なかよし音楽クラブ」という音楽番組の吹奏楽特集を聴いた。
パーセルから東京オリンピックまでの各種ファンファーレ、ガブリエリやサルゼドなどのフィリップ・ジョーンズブラスアンサンブルその他による金管アンサンブル。
モーツァルトのグランパルティータなどなど。
吹奏楽特集とはいえ、管楽アンサンブル主体でいわゆる吹奏楽のオリジナル曲はスーザのマーチくらい。
その頃吹奏楽の特集がラジオやテレビで組まれることはほとんどなかった。
今聴いても多彩で充実した内容だ。
パーソナリティの若い女性が、軽妙で可愛らしい語り口の中にクレバーさも感じられるのが楽しい。
話の内容から当時20代前半と想像される女性はいったい誰なのだろうか?
この番組で初めて聴いたデユカスの「ペリのファンファーレ」に魅せられて、何度も繰り返し聴いたのも懐かしい思い出だ。
紹介された演奏はアンセルメの演奏だった。
Youtubeはペリのファンファーレ、アンセルメの指揮
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