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2016年6月に作成された記事

2016年6月29日 (水)

ラジオ番組「なかよし音楽クラブ」

曇り午後から雨。

今日は庭の大楠を切る予定だったが、このところの雨続きのため延期。

既にお祓いは済ませているものの雨ばかりで切ることができない。

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あたかも楠が抵抗しているかのようだ。


中学時代から取り溜めた古いカセットテープが多量に出てきた。


中身は自分が中学、高校の吹奏楽部で演奏したコンクールや演奏会の録音。


そして1970年代初頭から80年代はじめにかけてのFMからのエアチェックなど。


中学時代のものは安いSONYのラジカセで録音したもの。

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ネットで検索したらCF1500という機種だった。


初期の多くはモノラルだが、40年以上の経過を感じさせない音質で再生できたのが驚異的。

今日はこの中から1973年にNHKで放送された「なかよし音楽クラブ」という音楽番組の吹奏楽特集を聴いた。

パーセルから東京オリンピックまでの各種ファンファーレ、ガブリエリやサルゼドなどのフィリップ・ジョーンズブラスアンサンブルその他による金管アンサンブル。
モーツァルトのグランパルティータなどなど。

吹奏楽特集とはいえ、管楽アンサンブル主体でいわゆる吹奏楽のオリジナル曲はスーザのマーチくらい。

その頃吹奏楽の特集がラジオやテレビで組まれることはほとんどなかった。

今聴いても多彩で充実した内容だ。

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パーソナリティの若い女性が、軽妙で可愛らしい語り口の中にクレバーさも感じられるのが楽しい。


話の内容から当時20代前半と想像される女性はいったい誰なのだろうか?

この番組で初めて聴いたデユカスの「ペリのファンファーレ」に魅せられて、何度も繰り返し聴いたのも懐かしい思い出だ。

紹介された演奏はアンセルメの演奏だった。


Youtubeはペリのファンファーレ、アンセルメの指揮

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2016年6月27日 (月)

レオンハルトの「フーガの技法」

6月最後の週の始まりは快晴。明日から雨の予報。

明日から2日連続して外部委員の調査があり3日目はさらに重要な会議。

緊張感に満ちた刺激的な日が続く。



グスタフ・レオンハルトの弾くバッハ、の「フーガの技法」全曲を聴いた。

手持ちはハルモニア・ムンディ原盤のテイチクの国内盤LP2枚組.

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録音は1969年6月。


ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク、キルヒハイム城の糸杉の間。


使用楽器は、1745年J. D. ドゥルケン作のチェンバロをもとにマルティン・スコヴロネックが1962年に製作したもの。



かつて静岡のAOIのオルガンで聴いたレオンハルトの実演は、虚飾を排し音楽の核心に迫るような厳しさに満ちたものだった。


細面で痩身、近寄り難い雰囲気の漂う高僧のような風貌も印象に残っている。



この「フーガの技法」もひたすらストイックにバッハの音楽に迫った驚異的な名演。

適度な残響とチェンバロの音を美しく捉えた録音も非常に良い。


2台のチェンバロのための鏡像フーガ(BWV 1080/18)は、ボブ・ファン・アスペレンも加わっている。



Youtubeはレオンハルトの弾くルイ・クープラン

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2016年6月25日 (土)

韮山、「願成就院」

土曜日は未明から雷と台風並みの風雨。

朝起きて庭を見ると一面の落ち葉。玄関先の天井に雨漏り発見。


横から吹き付けた雨で、築80年余りの我が家の隙間から入り込んだらしい。



娘が韮山の「願成就院」に行ってみたいと言い出したので、家内と3人で行ってみることにした。

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その前に伊豆長岡の「一匹の鯨」でラーメン。


家から車で30分余り。

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塩豚骨ラーメンと50Rラーメンと餃子。


相当なこだわりの店で微妙な酸味と辛さの50R、正統派の塩豚骨。

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ミョウガの刻みがちょっとしたアクセントとなっている。



さっぱりとした杏仁豆腐も絶品。

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しばらく通いそうだ。 



そして「願成就院」へ。


伊豆長岡から10分ほどで到着。

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「願成就院」は鎌倉幕府成立直後の1186年創建。
(鎌倉幕府創立は今は1192年でなくて1185年となっているらしい)


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北条時政の婿の源頼朝の奥州攻めの勝利を祈願するために建立。


本尊の阿弥陀如来製作には当時まだ無名だった運慶を抜擢。


この本尊が運慶作と確定されて国宝となったのはなんと3年前のこと。



全国で運慶作であるといわれている作品は多数あるが、確定しているのは10作品ほど。



「願成就院」は平泉で見た寺院の威容に刺激され拡張を重ね、最終的には毛越寺を模した大伽藍となったという。

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ところが北条早雲の伊豆攻めで堂宇は炎上。



建物は全て焼け落ちたが、本尊の阿弥陀如来と附属する数体は運び出された。


その後再建されたが豊臣秀吉の北条攻めで再び炎上。

本尊脇にあった2体と、本尊の蓮台と光背はその2度の戦火で焼失している。

ガイドさんの解説を拝聴しながら本尊を見ると、一部欠けたような部分と焼けたような跡があるのが痛々しい。

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戦火の中で命をかけて巨大な本尊を救い出そうとする僧侶たちの悲愴な姿が目に浮かぶ。

額の傷と指が欠けているのはその時のものだという。



著名な歴史の1ページが身近に感じたひととき。

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南塔跡地に大きな紫陽花が咲いていた。

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2016年6月24日 (金)

本日の練習、狭い

晴れのち夜から強い雨。

午後にイギリスのEU離脱のニュースが世界を駆け巡った。

1975年のEC残留の国民投票では残留組が上回ったが今回は逆の結果。

国民投票でイギリスはまっぷたつ。


大英帝国のプライドと、無制限にやってくる移民による社会保障の低下と雇用を奪わることへの危機感の感情が上回ったということだろうか。

1国の影響でたちまちの世界連鎖、日本経済は瞬時に円高大幅株安。

世界はますます混迷の時代へ・・・・



いろいろなことがあった一週間がやっと終わって金曜日。

午後の会議が紛糾し、いささか冷静さを失い反省しきり。



昨日の夜はオーケストラの練習。



曲は「魔法使いの弟子」その他。場所は文化センター地下のリハーサル室。


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弦楽器が増えて地下のリハーサルではやはり狭かった。




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ホルン5人がフォルティシモで吹くと自分の音しか聞こえない。

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2016年6月21日 (火)

クーベリック、シカゴ響の「わが祖国」

夏至の朝は大雨洪水警報、午後には晴れ。

最近体調が芳しくないので、今日大きな病院で診てもらってきた。

血液検査、肺のレントゲン、エコー検査その他のフルコース。

特に重大な疾患は見当たらないということで、まずは安心。
胆石、脂肪肝に血糖値高めと、今まで指摘されていたそのままの結果だった。


食生活の改善と運動を勧められ、結局かかりつけ医院の先生と同じことを言われている。


今日はクーベリックの「わが祖国」全曲。

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聴いたのはシカゴ響を振った1952年録音のモノラル盤。


優秀録音で名を挙げたマーキューリー・リビングプレゼンスシリーズの1枚。


クーベリックの3種あるスタジオ録音の中の最初のもの。
(ライヴでは映像を含めて5種ほどある)


手持ちは日本フォノグラムが出していたLP2枚組と国内盤CD.




クーベリックのシカゴ響時代の録音は、瑞々しくも直截な表現が確かな音楽性に裏打ちされていてどれもが素晴らしい。

 


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この「わが祖国」は、クーベリックがチェコを離れ西側に亡命して数年後の録音。


祖国を思うクーベリックの熱い気合のほとばしりがストレートに出ていて、強靭なカンタービーレと豪快にオケを鳴らした壮大な演奏だ。



聴き手が熱くなるような名演。


マーキュリーのワンポイントマイクによる録音は実に鮮明。


十分な奥行もありモノラルながら大きな広がりも感じられる超優秀録音。




CDはバランスが高音よりでフォルティシモになるとうるさいのが難。


LPの方が音に底力があり楽器の響きが実態に近いように思う。





Youtubeはクーベリック指揮のブルックナー交響曲第6番

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2016年6月20日 (月)

安田屋旅館にて、「太宰治生誕祭」

ここ数日の最高気温は30度前後。

今年は史上最も暑い夏となる予想を裏付けるもの。


午前は外部委員による厳しい会議。

昨日は「沼津 太宰治生誕祭」だった。

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場所は太宰治が「斜陽」を執筆した安田屋旅館




自分は太宰の熱心な読者ではないけれど、東京在住の中学の同級生から朗読と歌で出るという案内をいただいたので参加することにした。

当初行く予定の家内が行けなくなり上の娘と一緒。

旅館の駐車場に限りがあることがわかっていたので、送迎バスを使うことにした。

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ところがこれが大失敗。

駅まで車で行き送迎バスの待ち合わせ場所で待っていると、集まった人数は50人近く。

その中にかつての上司、家内の恩師、知り合いの郷土史家など見知った人が多数。

出発予定時間の11時になってもバスは来ず、やっと来たのは旅館所有の古い小さなマイクロバス。


これではとても全員が乗れそうにもない。

旅館側の案内状の書き方が不明瞭で、バスを申し込まなかった人も多数来てしまったらしい。


出欠を採ると、バスを申し込んでいた人は来た人数の半分ほどだった。




結局あふれた人たちはタクシーを相乗りして行くことになった。



娘と私はバスに乗れたものの、すし詰め状態の上にクーラーが故障。



しかも窓を開けようとしたらこちらも不具合で開かないという密封温室状態。



酸欠気味のバスに乗ることおよそ40分。




やっと旅館に到着してバスから降りると外はかなり涼しい別天地だった。

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生誕祭は、太宰治にちなんだ昼食のあと、文学碑に桜桃を添える碑前祭。




そして小中の同級生にして声楽家、梶取さよりさんによる「斜陽」の朗読。



「斜陽」は昭和22年にこの安田屋旅館2階の1室で執筆された。


今もこの部屋に泊まることができる。

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朗読は、「斜陽」のあらすじと内容を10の部分に分けたもの。



その後昭和22年の音楽の教科書に掲載されていた文部省唱歌について彼女の薀蓄話。



続いて参加者で「夏は来ぬ」など3曲を童心に返って合唱。


文部省唱歌もじっくりと歌詞を味わって歌うと良いものだ。


彼女とは前日の関係者が集まってのプチ同窓会でいろいろと話ができたので、当日は簡単なあいさつ程度にしておいた。

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参加していた家内の恩師が、彼女の恩師でもあったことが判ってお互いに吃驚。


再び酸欠バスで帰る頃には雨が降り始めた。

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2016年6月18日 (土)

ホーレンシュタインの「プラハ」

土曜休み、朝のポコの散歩で川べりを歩いていたら水面から大きな亀がこちらを見ていた。

カメラを構えたらそのまま泳ぎ去ってしまった・・・残念。

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カルガモが泳いでいる。今日は1羽。


夜は中学時代の吹奏楽部OB有志のプチ同窓会。

場所は沼津駅前イーラde内の「駿河屋久兵衛」


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幅広い音楽活動をしている同級生が、沼津で開かれる太宰治生誕祭で朗読をすることになり、本人を交えてその前日に急遽集まることになった。



自分の学年の前後の学年も併せて9名ほど。

大部分は日常顔を合わせる機会は多いものの、東京から来た彼女とは本当に久しぶり。


彼女はメゾソプラノ歌手として東京を中心に堅実な音楽活動をしている。

それぞれの近況報告やら、懐かしい話で盛り上がった。

中学時代の、お互いに知らなかったエピソードが次々に出てきて大爆笑の連続。


楽しい夜だった。


音楽はホーレンシュタイン指揮するモーツァルトを聴いた。

VOXのCD2枚組で、「プラハ」「ジュピター」、39番の交響曲に戴冠ミサ、ヴェスペレというもの。

オケはウィーン交響楽団。

LP時はウィーン・プロムジカ管の標記となっていた。



独唱は当時の有名どころを集めている。


交響曲は1955年録音のモノラル、宗教曲は1957年のステレオ。
録音状態は非常に良い。


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Symphony no 41 in C major, K 551 "Jupiter"

Symphony no 38 in D major, K 504 "Prague"


Symphony no 39 in E flat major, K 543


Mass in C major, K 317 "Coronation"


Vesperae solennes de confessore, K 339


Jascha Horenstein conductor

Wilma Lipp soprano

Christa Ludwig alto
Murray Dickie tenor
Walter Berry bass

Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde, Vienna


Vienna Symphony Orchestra



「プラハ」が驚くべき名演だった。

序奏の不気味な動きからして尋常でない雰囲気。

主部へのぱっと鮮やかな転換も実に見事。
 
デモーニッシュにして壮大な音楽が展開していく。

それでいて音楽は少しも重くならない。



今まで自分が聴いた「プラハ」の演奏の中では、最も印象に残る演奏だ。

声楽曲の2曲も素晴らしい。

Youtubeはホーレンシュタインのリハーサル

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2016年6月17日 (金)

グローヴスのヘンデル

晴れ。
昨晩はオケの練習で帰りは遅かったものの眠りが深く朝から調子は良い。



今週の水曜に休みをとり病院に行った帰りにガラケーの機種変更をしてきた。


家ではガラケーは母と自分のみ。


日常はタブレットも併用しているので、スマホへ乗り換えるつもりは最初からなかった。

今までのガラケーは8年以上使ったパナソニック製iモード。

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使いやすく、多機能で丈夫なので重宝していたものの、最近通話の音声が割れるようになってきた。



ショップに行ってみると、機種の選択肢は予想通り少ない。
来年でガラケーは生産中止となるので無理もないか。

iモードは3種。spモードも2種くらいしか店には置いてない。

さほど迷わず富士通のF07Fに決めた。

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2年前の発売にしては値段は高め。

昨年11月に出たP01Hは、あまりにもお年寄り向けだった。

おそらく最後のガラケー購入となるので比較的ハイスペックのものにした。

防水・防塵、ワンセグは録画予約可能。フルHD動画が撮れる1310万画素カメラ。

方位磁石にFMトランスミッター機能があり、Blu-rayレコーダーまで連携可能だそうだ。

 



通勤途上で聴いていたのはグローヴス指揮するヘンデル。
「The Magnificent Mr. Handel」 というタイトル。

ソニークラシカルから出ていたCDで1969年の録音。
LPでは2枚組だった。



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Grand entrée from Alceste (1:51)

Where'er you walk from Semele (4:14)
Sinfonia: Entrance of the Queen of Sheba from Solomon (3:35)
Menuetto from the overture to Samson (2:51)
Forest music (2:33)
March from Hercules (1:43)
Concerto in F major (7:31)
Sonata from The triumph of time and truth (3:48)
Concerto in B-flat major (7:35)
Martial music from Belshazzar (:43)
March no. 1 from Floridante (2:07)
March no. 2 from Floridante (1:16)
Overture from Tolomeo (3:28)
Largo from Il parnasso in festa (5:34)
Allegro from Il pastor fido (2:25)
March (2:09)
Dead march from Saul (3:30)
March from Ezio (2:05)
March from Scipione (1:48)
Passacaglia from Rodrigo (4:57)
March no. 1 from Judas Maccabaeus (3:46)
March no. 2 from Judas Maccabaeus (1:19)
Chorus from Alcina (Here are the heavens all joyful) (2:42)
March from the Ode for St. Cecilia's day (1:45)
Chorus from Athalia (The gods, whose chosen blessings shed) (2:17)
March from Rinaldo (1:13).

Sir Charles Groves
Royal Philharmonic Orchestra
Org:E. Power Biggs

ヘンデルのオペラやオラトリオの中の器楽曲27曲ほどをピックアップしたもので、
有名曲は「シバの女王の入場」やオラトリオ「ユダマカベウス」からの「見よ!勇者は帰る」ぐらい。

オーケストラのための協奏曲が2曲ほど入っているが、題材は聴き慣れた「メサイア」の合唱曲を管弦楽用にアレンジしたもの。あるいはこちらがオリジナルかもしれない。

モダン楽器による演奏。

グローヴスの指揮はきちっと端正で格調の高いもの。

いずれもオーボエやファゴットのダブルリード族が大活躍。

華やかなトランペットの響きと嚠喨と吹き鳴らされるホルンの響きもゴキゲンだ。

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2016年6月16日 (木)

本日の練習、ホール練習

曇り時々雨。

午後に北海道南部で大きな地震があった。函館で震度6弱。

熊本と同じく意表を突く場所での突然の大きな地震。



東日本大震災で大きく揺さぶられた日本列島。
今まで溜まっていた歪が、まず北と南の両端から解放され始めたのだろうか。



この地震の直後に、偶然にも今日予定されていた社内のBCP関係の会議に出席。
冒頭、自然と函館の地震の話から始まり、緊張感のある内容となった。

このままでは収まりそうにもないのが恐ろしい。

次はどこだろうか?




どうも今週に入って体調が芳しくない。脱力感があり最近は体重も減ってきたし筋力の低下を自覚。

昨日は1日休みをいただいて病院へ行ってきた。

月1回定期検診に通っている個人病院だが、検査の結果多少血糖値は高いものの他は特に異常なし。

血圧も正常値だった。



症状が改善しないようならば、他の病院にも行ってみよう。




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体調は万全ではないが、今日のオケの練習には出席。



場所は沼津市民文化センター小ホール。久しぶりのホール練習だ。

外は雨。


曲はバッハのトーカータとフーガニ短調、ディズニーメドレー、魔法使いの弟子、 スターウォーズなど。


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なかなかハードなプログラムだが、吹いているうちに気力が充実。

体の不調のことは気にならなくなってきた。

こんな程度ならば大丈夫だろう。



今年後半の練習日程が発表された。

今年は11月から12月にかけて2つの本番が有り、練習も錯綜している。

11月のファミリーコンサートの指揮は、最近いろいろなところで名前を聞くようになってきた喜古恵里香先生


沼響初の女性指揮者で楽しみ。

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2016年6月13日 (月)

宇野功芳、「オーヴェルニュの歌」

梅雨空の月曜日。

昨日から全身倦怠感が有り、朝目覚めて今日は休もうかと思ったほど。

土曜の庭木の剪定で張り切りすぎたかな?


出勤の支度をしているうちに体に力が入るようになってきた。


先週と今週が今年前半のひとつの山場。

とはいえ定例的なものなので準備さえ怠らなければさほど苦労はない、と最近は思えるようになってきた。



音楽評論家の宇野功芳氏が亡くなった。
86歳。父と同じ年だったことを始めて知った。


70年代、自分がクラシック音楽を熱心に聴き始めた頃に氏の書く批評をむさぼるように読んだ。

そのころの自分は月1枚の廉価盤を買うのがやっとのこと。


宇野氏独特の切れ味鋭い書き方もさることながら、他の多くの音楽評論家が廉価盤の演奏に対して冷ややかだった頃に、有名無名に関係なく廉価盤であっても真摯な批評を書いていた宇野氏の批評は非常に参考になった。

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最近の氏の書く批評は自分には付いていけないこともあり、積極的に読むことはなくなったけれど、久しぶりに帰徳書房から出ていた「ブルックナーとモーツァルト」「名曲とともに」
「オーヴェルニュの歌」の3冊を本棚から取り出してみた。


購入後40年近く、多少黄ばんでいるが学生時代に熱心に読んだことをあの頃の自分の姿とともに懐かしく思い出す。


厳しさの中にも音楽への愛に満ちた文章は今でも新鮮だ。

ご冥福をお祈りします。

ありがとうございました。


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沼響HPの聴き比べコラム、「ブラームスの1番を聴く」にワルター指揮ウィーンフィルの演奏の感想をアップしました。

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2016年6月11日 (土)

インマゼール、フランス近代管弦楽の誕生~ベルリオーズからプーランクまで

土曜休み。
いろいろあった一週間も仕事をこの土日にまで持ち越さずに一区切り。

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今日は天気が良く日曜から崩れそうな予報だったので、庭木の剪定。



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植木用電動バリカンとハスクバーナーのチェーンソーが大活躍。

ポコのアシスト?付き。


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インマゼール指揮アニマ・アテルナのフランス音楽集がアマゾンから届いた。


CD5枚組でベルリオーズ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクによるピリオド演奏録音を集めたCD5枚組。


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「インマゼール/フランス近代管弦楽の誕生
~ベルリオーズからプーランクまで」


・幻想交響曲(第2楽章コルネット入り)

・序曲『ローマの謝肉祭』
 
・『海』~管弦楽のための3つの交響的素描
・『映像』~管弦楽のための
・牧神の午後への前奏曲
 
・ボレロ
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・ラ・ヴァルス
・左手のためのピアノ協奏曲
・スペイン狂詩曲

 クレール・シュヴァリエ(ピアノ/エラール1905年製:協奏曲)
 
・組曲『マ・メール・ロワ』
・組曲『展覧会の絵』
 
・2台のピアノと管弦楽のための協奏曲(1932)
・フランス風組曲(1935)
・田園のコンセール~チェンバロと管弦楽のための(1929)

 クレール・シュヴァリエ(ピアノ/エラール1905年製:協奏曲)
 ジョス・ヴァン・インマゼール(ピアノ/エラール1896年製:協奏曲)
 カテジナ・フロボコヴァー(チェンバロ:コンセール)
 

 アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
 ジョス・ヴァン・インマゼール(指揮)


個別のCDについて以前から注目していたもののレギュラー価格だったので逡巡していたもの。


アマゾンを見ていたら他のネットショップのほぼ半額の値段で出ていた。

店によってはこの価格では分売のCD1枚しか買えない。




プーランクあたりになると自作自演や作曲者存命時代の演奏家の録音が残っているので、ピリオド演奏といっても微妙なもの。



実際クリュイタンスのラヴェルやプレートルのプーランクなどの古い演奏と聴き比べてみると、さほど音色には差がないように聞える。


まだ全部は聴ききれていないが、幻想交響曲の第5楽章には鐘は使わず作曲者の指定とおり複数のピアノを使って、これまた独自の世界で聴かせてくれていた。

ラヴェル編の「展覧会の絵」ではサックスやトランペットなどのソロ部分で独特のアゴーギクで聴かせてぎょっとさせられる。

だがなぜこのように演奏させるのかよくわからない。


あらたな資料でも見つかったのだろうか?

Youtubeはプーランクの「フランス組曲」

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2016年6月10日 (金)

本日の練習、バッハはやはり偉大だった

本日も晴れて最高気温は30度。

昨日も日帰り出張。
今週やるべき内容は水曜の夜に済ませたつもりだったので、そのまま直帰でオケの練習へ。

多少時間があったのでスパゲティの店 ボルカノで、レバー添えスパゲティ「カルーソー」を食べて練習へ参加。

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場所は沼津市民文化センター地下のリハーサル室。


曲はバッハの「トッカータとフーガニ短調」とデュカスの「魔法使いの弟子」そのほか。

先週が初見大会なので今日は正確に音取りをしながらの練習だ。

前回のオケの練習の後に、今回使用するバッハのオケ編の音楽性の低さを書いたりしていた。

確かに編曲そのものはストコフスキーなどに比べるとだいぶ聴き劣りはするものの、バッハの音楽の懐の深さに編曲のことはあまり気にならなくなってきた。

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弦楽器パートの重なりが進む中で、木管楽器群と金管楽器群が参加して音楽が大きく膨らんでいくフーガ。


演奏しているうちにバッハの音楽の素晴らしさが干天の慈雨のように染み入ってきて、団員の表情もしだいに生き生きとしていく。

見学に来ている若い女性二人の表情の中に笑みが浮かんでいくのも嬉しい。

バッハはやはり偉大だった。

「魔法使いの弟子」はそう甘くはなく2度目の練習でも各パートは苦戦。
全く音楽になっていない。

今回の練習には弦楽パートに新しい団員が三人加わることになった。

そして8年ほど前に千葉へ転出のために退団となったN君が遊びに来ていて嬉しい練習となった。

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良い気分で帰宅したら10時過ぎに職場から電話。


解決したと思っていた案件に新たな問題が発生し、翌日午前中に組織ナンバー2を含んだ幹部を集めた検討会を本社で開くので準備されたしとのこと。

ガーン!! 着信記録には何度も着信の跡。
良い気分でバッハに酔っていた時に大変なことになっていたらしい。

結局今日は早めに出勤し資料の見直し。
優秀な部下が完璧な資料を用意していてくれたので助かった。

午前中は幹部連を前に状況説明した対策会議など。

検討内容はたいしたことはなかったものの、昼過ぎにオフィスに帰るとどっと疲れて放心状態。

週末=終末の気分で今日も一日が終わる。


youtubeはストコフスキー編のトッカータトフーガニ短調、A.デーヴィスの指揮

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2016年6月 8日 (水)

原 智恵子のドビュッシーとショパン

晴れ。

昨日は来週からの重要な会議の資料を手練れの部下と作成しているうちに日付変更線を越えて帰宅は午前2時。

本日日帰り出張でそのまま仕事場へ。

気が張っているためか不思議と眠気はない。



出張先の近くにブックオフがあった。

フラフラと仕事を終えて職場へ帰る途中に寄ってみた。



CDコーナーの500円コーナーを眺めているうちにピアニスト、原智恵子のCDを発見。


10年ほど前に発売されて今は廃盤。


中古市場では比較的高値で出回っているが、このブックオフでは500円。

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・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 :ショパン

 [1962年ステレオ・ライヴ録音]

・組曲《子供の領分》        :ドビュッシー
 [1959年ステレオ録音・日本コロムビア原盤]

・スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31 :ショパン-
 [録音:1937年録音SP復刻・仏HMV盤

   原 智恵子(ピアノ)

   渡邊暁雄指揮、
   日本フィルハーモニー交響楽団


ここでちょっとハイになって行きがけの駄賃であと2点ほど。

ひとつはベートーヴェン、ブルックナー、ドヴォルジャークの有名第九交響曲を集めた「三大「第九」交響曲集」CD三枚組950円。

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・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』  ;ベートーヴェン


 アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ) アンネリース・ブルマイスター(アルト)
 ペーター・シュライアー(テノール) テオ・アダム(バス)

 クルト・マズア(指揮)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 

 ライプツィヒ放送合唱団、 ベルリン放送合唱団
 ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団
 録音時期:1973年1月
 
 
・交響曲第9番ニ短調(原典版)     :ブルックナー

 朝比奈 隆(指揮)
 新日本フィルハーモニー交響楽団
  録音時期:1980年6月4日
  東京カテドラル聖マリア大聖堂

・交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』  :ドヴォルジャーク

 リボル・ペシェク(指揮)
 チェコ・ナショナル交響楽団
  録音時期:2004年11月
 

内容はなかなかマニアック。

そしてソプラノのミリアム・ガウチほかのオペラアリア集、280円。

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こちらは新品でも500円ほどで出回っている。

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2016年6月 6日 (月)

沼津御用邸、「珠流河もののふ祭り」の流鏑馬

今年前半の山場の週の始まり。
天気は快晴、気持ち曇天。


間の悪いことに週半ばに2日ほど出張があり、この2日間抜きで準備を進めなければならない。

今日はかなりタイトな1日となり帰宅は夜遅く。


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昨日は沼津御用邸で開催された「武道祭典 珠流河もののふ祭り」へ行っていた。

日本古来の武道の演武などを集めた催し。

流鏑馬があると聞いたので、始まる頃を見計らって御用邸へ。

昨日は朝から雨。
あいにくの天気だが流鏑馬が始まる時には止んでいた。

開始は2時ということだが、開会式やら神主さんの神事その他でなかなか始まらない。

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待ち飽きた馬2頭が目の前で小水をジョボジョボと放出して周囲の笑いを誘っている。


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1時間ほど経過して待ち疲れた頃に、鎧武者が天に向かって矢を射るポーズを始めた。


やがて6名ほどの女騎馬武者がこちらへ疾走してきた。

先頭の女性は扇を左右に振り、続く5人は鈴を鳴らしている。
古式ゆかしい姿、凛々しくてなかなかカッコいいな。
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続いて鎧姿の老武者が槍をぶんぶん振り回しながら目の前を疾駆して行く。


さながら鎌倉時代にタイムスリップしたかのよう。

やがて流鏑馬が始まった。

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第1陣は扇を仰いでいた女武者。


さながら巴御前のようで3つの的を次々と射抜いていく。

次々と5人ほどが射ぬいて駆けていく。

流鏑馬は三島大社のものを何度か見ているが内容は異なる。

いろいろ流派があるようだ。

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今回のものは、神事というもよりも見せるものとして様式化された流鏑馬だが、スリルと迫力は十分なもの。


良いものを見せていただきました。

Youtubeは「珠流河もののふ祭り」

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2016年6月 4日 (土)

コシュラーのスラヴ舞曲集

6月最初の土曜日は夜遅くから雨。家内と娘は仕事なので、ちょいと朝寝坊。

午前中にポコを繋いだワイヤーが切れてポコの脱走騒ぎがあった以外は平穏な休日。


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庭の大楠が大きくなり過ぎて、太い根が家の土台に入り込んでいるのが判明。

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植木屋に相談したところ今切っておかないと大変なことになるというので、やむなく切り倒すことにした。

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子どもの頃からの馴染みの大木で、この木の一部で作った古い箪笥は今も使っている。


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木の裏側には大きなサルノコシカケ。



ドヴォルジャークのスラヴ舞曲集ではノイマンに続いてコシュラーの演奏を聴いている。

これも通勤の車中。
NAXOSのCDでオケはスロヴァキアフィル。1987~88年録音。

これはNAXOS初期の録音の中で数少ないメジャーな指揮者のCDだった。


この組み合わせのNAXOSでは、他にモ-ツァルトのレクイエムと「巨人」、R.シュトラウスの交響詩などがあった。

モーツァルトやマーラーは今でも時々聴く。

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このスラヴ舞曲集の演奏はノイマンに比べるとかなり味の濃い演奏。


初期NAXOS特有の高音強調型の録音のためもあるが、第1番からしてかなり派手に響く。

実に情熱的で、スラヴ舞曲の一般的なイメージに近い演奏ではないかと思う。

コシュラーにはこの録音以前にチェコフィルを振った全曲録音があり、映像もLDで出ていた。


Youtubeはコシュラー指揮のスメタナ、歌劇「売られた花嫁」序曲 

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2016年6月 3日 (金)

ターリッヒのスラヴ舞曲集

6月に入り天気の良い日が続く。今朝は多少気温が低かった。

強い寒気が南下しているらしい。日中は気温が上昇。


なんとなく週末気分漂う金曜日の昼下がり。


突然、来週から始まる厳しい会議についての事前課題の提示が有り、緊張感のある午後になった。



北海道の行方不明男児が保護されたニュース。

親のしつけの問題も絡み全国的に注目され、捜索活動が縮小されるという諦めムードの中での発見だった。

無事で良かった。

子供は不明になったその夜に駐屯地の小屋にたどり着いていたとのこと。
いくつかの幸運はあったにせよ、子供は大人が考えている以上に逞しいものなのだろう。




先日聴いたノイマンのスラヴ舞曲集の流れで、同じチェコフィルを振ったチェコの名指揮者ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮のスラヴ舞曲集第2集を聴いていた。


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手持ちは70年代に日本コロンビアが出していた、ヒストリカルレコーディングシリーズの廉価盤モノラルLP.原盤はチェコ・スプラフォン。



ターリヒの2種あるスタジオ全曲録音のうちの1950年録音の2回目のもの。


ターリヒのスラヴ舞曲集全曲はその後の1955年に収録された映像!もあり、DVD化もされている。


さらに第2集は1939年6月のドイツ占領下の劇的なライヴも存在する。


ターリッヒのドヴォルジャークについては、吉田秀和氏がその著書「世界の指揮者」の中で、柔らかく実に品格のある演奏と評していた。



聴いてみると、ターリッヒのスラヴ舞曲はノイマンと比べて、古風でぼそっとした歌い口に特徴がある。


この頃のチェコフィルの音は引き締まった中にも独特の色気があるように思う。


洗練された大人の雰囲気も漂う名演だ。



Youtubeはスラヴ舞曲第7番、サヴァリッシュ指揮イスラエルフィル

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2016年6月 2日 (木)

本日の練習、初見大会「魔法使いの弟子」

本日快晴、空気も澄んで気持ちの良い朝。
今週は忙中閑有り、日常業務の傍ら来週からの会議に向けての準備。


昨晩は定演終了後最初のオケの練習だった。

オケの練習は通常木曜だが今回のみ変則的に水曜日。

定時に退社できたので夕食を済ませてからにしようと、馴染みのイタリアン「ボルカノ」で「カルーソー」をと思ったが水曜は定休日。

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そんなわけで空腹のまま練習に参加。


場所は沼津市民文化センター地下のリハーサル室。

定演終了を機に転勤などで去った団員もいれば、今回から参加の新しい団員もいて、
いつものこの時期の沼響の景色。


今回は秋のファミリーコンサートへ向けての初見大会。
指揮は団内指揮者のF君。

このコンサートはディズニーの音楽にちなんだ曲が中心。

クラシカルなものではデユカスの「魔法使いの弟子」、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」からワルツ。そしてバッハの「トッカータとフーガニ短調」など。

映画音楽系では「ディズニーメドレー」に「アナと雪の女王」そして「スターウォーズ」から。

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非常に盛りだくさんで、この種のコンサートは体力的には定演以上にキツイのが常。


アレンジの加減もあるだろうが、デュカスやチャイコフスキーを通した後に、
「トッカータとフーガ」を通したら音楽性の落差に愕然。

今回演奏する「トッカータとフーガニ短調」のオケ版は、有名なストコフスキー編ではなく、Victor Lopezという人の編曲。

どうやらポップス系のアレンジャーらしい。

「トッカータとフーガニ短調」のオケ版編曲で聴いたことがあるのは6種。


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最も有名なストコフスキーのほかオーマンディ、ウッド、メリハル、スクロヴァチェフスキー、外山雄三など。いずれも指揮者なのが面白い。

このLopezの編曲は、初見で通した印象とはいえ、響きの薄さと常識的な楽器の用法であまり面白くない。

「スターウォーズ」も以前演奏した時の版に比べて省略が多く響きも軽量級。


その点「魔法使いの弟子」になると、曲の書き方と音楽としての深みが違う。

最初の1番ホルンのソロの部分からして、フランス語で「"sons d'écho (prenez le doigté un 1/2 ton au dessus)"通常の半音高い指使いで演奏せよ」と書いてある。
その数小節後にはゲシュトップの指示。

皆で「これはなんだ?」と悩んだ結果、珍しいハーフストップ奏法の指定であることが判明。



その他いろいろと、フランス系の音楽独特の書き方や楽器の使い方が有り、しばらく楽しめそうだ。

Youtubeは「魔法使いの弟子」、ロシアフィル

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