本日の練習、初見大会「魔法使いの弟子」
本日快晴、空気も澄んで気持ちの良い朝。
今週は忙中閑有り、日常業務の傍ら来週からの会議に向けての準備。
昨晩は定演終了後最初のオケの練習だった。
オケの練習は通常木曜だが今回のみ変則的に水曜日。
定時に退社できたので夕食を済ませてからにしようと、馴染みのイタリアン「ボルカノ」で「カルーソー」をと思ったが水曜は定休日。
そんなわけで空腹のまま練習に参加。
場所は沼津市民文化センター地下のリハーサル室。
定演終了を機に転勤などで去った団員もいれば、今回から参加の新しい団員もいて、
いつものこの時期の沼響の景色。
今回は秋のファミリーコンサートへ向けての初見大会。
指揮は団内指揮者のF君。
このコンサートはディズニーの音楽にちなんだ曲が中心。
クラシカルなものではデユカスの「魔法使いの弟子」、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」からワルツ。そしてバッハの「トッカータとフーガニ短調」など。
映画音楽系では「ディズニーメドレー」に「アナと雪の女王」そして「スターウォーズ」から。
非常に盛りだくさんで、この種のコンサートは体力的には定演以上にキツイのが常。
アレンジの加減もあるだろうが、デュカスやチャイコフスキーを通した後に、
「トッカータとフーガ」を通したら音楽性の落差に愕然。
今回演奏する「トッカータとフーガニ短調」のオケ版は、有名なストコフスキー編ではなく、Victor Lopezという人の編曲。
どうやらポップス系のアレンジャーらしい。
「トッカータとフーガニ短調」のオケ版編曲で聴いたことがあるのは6種。
最も有名なストコフスキーのほかオーマンディ、ウッド、メリハル、スクロヴァチェフスキー、外山雄三など。いずれも指揮者なのが面白い。
このLopezの編曲は、初見で通した印象とはいえ、響きの薄さと常識的な楽器の用法であまり面白くない。
「スターウォーズ」も以前演奏した時の版に比べて省略が多く響きも軽量級。
その点「魔法使いの弟子」になると、曲の書き方と音楽としての深みが違う。
最初の1番ホルンのソロの部分からして、フランス語で「"sons d'écho (prenez le doigté un 1/2 ton au dessus)"通常の半音高い指使いで演奏せよ」と書いてある。
その数小節後にはゲシュトップの指示。
皆で「これはなんだ?」と悩んだ結果、珍しいハーフストップ奏法の指定であることが判明。
その他いろいろと、フランス系の音楽独特の書き方や楽器の使い方が有り、しばらく楽しめそうだ。
Youtubeは「魔法使いの弟子」、ロシアフィル
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