沼津御用邸、「珠流河もののふ祭り」の流鏑馬
今年前半の山場の週の始まり。
天気は快晴、気持ち曇天。
間の悪いことに週半ばに2日ほど出張があり、この2日間抜きで準備を進めなければならない。
今日はかなりタイトな1日となり帰宅は夜遅く。
昨日は沼津御用邸で開催された「武道祭典 珠流河もののふ祭り」へ行っていた。
日本古来の武道の演武などを集めた催し。
流鏑馬があると聞いたので、始まる頃を見計らって御用邸へ。
昨日は朝から雨。
あいにくの天気だが流鏑馬が始まる時には止んでいた。
開始は2時ということだが、開会式やら神主さんの神事その他でなかなか始まらない。
待ち飽きた馬2頭が目の前で小水をジョボジョボと放出して周囲の笑いを誘っている。
1時間ほど経過して待ち疲れた頃に、鎧武者が天に向かって矢を射るポーズを始めた。
やがて6名ほどの女騎馬武者がこちらへ疾走してきた。
先頭の女性は扇を左右に振り、続く5人は鈴を鳴らしている。
古式ゆかしい姿、凛々しくてなかなかカッコいいな。
続いて鎧姿の老武者が槍をぶんぶん振り回しながら目の前を疾駆して行く。
さながら鎌倉時代にタイムスリップしたかのよう。
やがて流鏑馬が始まった。
第1陣は扇を仰いでいた女武者。
さながら巴御前のようで3つの的を次々と射抜いていく。
次々と5人ほどが射ぬいて駆けていく。
流鏑馬は三島大社のものを何度か見ているが内容は異なる。
いろいろ流派があるようだ。
今回のものは、神事というもよりも見せるものとして様式化された流鏑馬だが、スリルと迫力は十分なもの。
良いものを見せていただきました。
Youtubeは「珠流河もののふ祭り」
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