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2016年8月30日 (火)

デュリュフレの弾くバッハ

雨のち曇り。

観測史上東北上陸は初めてという迷走台風は夜遅くに日本海へ抜けて行った。
遠く東北の上陸なのに夜遅くになっても強風が止まない。

今日は遅い夏休みを取って定期的に通っている眼科に行っていた。


天気も悪いし空いているかなと思っていたが、激混みで受付から診察が終わるまで実に4時間。 


受付の時には既に非常に混んでいたので、受付だけ済まして、「2時間ほどしたらまた来ます」と再び来ても診察まで1時間余り。
 

幸い待合室にご近所の話好きの老夫婦がいたので時間の経つのは早かった。

眼科医院前のマンホールがポケモンのポケスポットになっていて、待っている間にずいぶんとボールが増えた。

回左目の眼圧が高いという指摘を受けた。

半年前までは何ともなかったのだが。

薬局に行ってみると薬剤師は高校の同級生。

しかも二人。

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餃子の北口亭で遅い昼食の後に帰宅。




今日は今練習しているデュリュフレの弾いたバッハのオルガン曲を聴いていた。


手持ちはフランスEMIが出していたCD5枚組。


BWV531からBWV566までの前奏曲とフーガ、幻想曲、トッカータを番号順に並べ、その他に有名な小フーガト短調BWV578と「パッサカリアとフーガ」BWV582を加えたもの



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モーリス・デュリュフレとその妻マリ・マドレーヌ・デュリュフレが以上30数曲のうちほぼ半分ずつ弾いている。

使用楽器はソワソンのサン・ジェルヴェ・サン・プロテ大聖堂ゴンザレス(1887-1956)製オルガン。
https://en.wikipedia.org/wiki/Soissons_Cathedral 


録音は1963年から1965年。

二人とも明るく軽めのフランス風のレジストレーションで弾いている華やかなバッハ。

妻のマリが素晴らしいテクニックで豪快に弾いているのに対して、夫モーリスはじっくり腰を据えた安定感のある演奏。

マリの弾くトッカータとフーガニ短調の目もくらむような華やかさはこの曲の大衆的な一面を見事に描き出している。

一方のモーリスの弾くパッサカリアの巨大な造形にも圧倒される。
「トッカータ、アダージョとフーガ」BWV564、吹奏楽にも編曲されている幻想曲ト長調のグレイブメントも重厚で壮大な演奏だ。

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