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2016年8月 3日 (水)

オンブラ・マイ・フ コレクション

晴れ、時々雨がぱらつくおかしな天気。

昨日出張で1日空けていたので、出勤すると決裁待ちの書類の山。
その他昨日のいろいろなことなどの報告。
不在の時に限って厄介なことがあるものだ。


昨日は浜松出張。

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新浜松駅の構内にはカワイのグランドピアノが置いてあり、幼い子供が遊んでいる。

アクトシティではちょうど一流奏者を呼び、浜松国際管楽器アカデミーの最中のはず。

さすが音楽の街「浜松」。

楽器博物館には寄る時間がなかった。


昼食は老舗「八百徳」のお櫃鰻茶漬け。

だしの効いた汁の濃さが鰻とちょうど良い加減だ。

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仕事を終えてブックオフにフラリと寄ってみた。


500円均一コーナーで見つけたのはジェネット・ヌヴー協会ジャポンが出したCDで、ヘンデルの「ラルゴ」の演奏を12種類集めたもの。

ブックオフのCDの値付けは一般的に不可解なほど高めなものが多いけれど、格安コーナーは時々掘り出しものがあるので油断は禁物。

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同時にシュトゥットガルト室内管によるバッハの「ゴールドベルク変奏曲」の弦楽合奏版も合わせてゲット。



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「ラルゴ」を集めたCDは、1920年録音のカルーソーやジーリ、そしてスキーパー、ロッテ・レーマンらの往年の名歌手から、チェロのガスパール・カサド、ハイマン、フルートの林リリ子など、稀少な音源多数。


最後はマリナー指揮アカデミー室内管によるデジタル録音初期の演奏まで、およそ60年のオンブラマイフの演奏の歴史。


カルーソーやスキーパーなど、エネルギーの強烈な放射が貧弱な録音から十分に伝わってくる。
初めて聴いたアメリカのテナー歌手チャールズ・クルマンの甘い声も魅力的だ。

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期待したのはインド生まれのイギリスの女流チェリスト、ビアトリス・ハリスン。


エルガーのチェロ協奏曲を作曲者の指揮で2回録音し、庭で練習しているとナイチンゲールが寄ってきて一緒に歌いだしたという伝説の残るチェリスト。
(ナイチンゲールと共演?したライヴ録音も存在するという)

こちらはヴァイオリン、ピアノとの珍しい版。

だが実際聴いてみると、あまりにも暗い響きと病的な線の細い演奏でがっくり、今はほとんど忘れられているのがわかるような気がする。

カサドの存在感のあるチェロと比べるとその差は歴然。

そして林リリ子のフルート。

芯の明確な美しさと同時に強さも感じられるフルート、フレーズのひとつひとつがブレスを感じさせないのが凄い。


Youtubeはアンドレアス・ショルの歌う「ラルゴ」

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コメント

こんにちは。いつも楽しく見ております。
オンブラ・マイ・フのコレクション、面白いですね。私はカルーソーやスキーパは聴いたことがありませんが、時代を越えた凄さがあるのですね。
クルマンはトスカニーニ指揮のヴェルディ・『レクイエム』の1940年?録音を持っています。アメリカの歌手だったのですね。
それにしても日本ジネット ヌヴー協会という組織があるのですね。ヌヴーは録音も少ないのですぐに活動が行き詰まりそうですが。

投稿: サンセバスチャン | 2016年8月 4日 (木) 08時56分

なかなか聴き応えのあるCDでした。

ジェネット・ヌヴー協会ジャポンは、ヌヴーの紹介だけに限定しているようでもないようです。

投稿: 山本晴望 | 2016年8月 5日 (金) 20時36分

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