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2016年9月 2日 (金)

ホルショフスキー、カザルスホールライヴ

晴れ。道端にススキを見かけるようになった。


今夜は文化センターでレコードコンサートの解説。

今回はホルショフスキーの演奏を中心に紹介。

今回も沢山のお客様に来ていただきました。
遠く静岡市から来たという方もいて驚いた。

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ショパンの孫弟子だったピアニストの母から最初にピアノの手ほどきを受け、モーツァルトの再来と騒がれた19世紀末生まれの神童は、20代から40代にかけては二つの世界大戦に遭遇。


アメリカに移住後はひたすら後進の指導に専念。
表立った演奏活動はカザルスの伴奏や室内楽という黒子に徹した存在だった。
 

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凄いほどの実力を持ちながら、そのまま地味な存在のまま忘れ去られようとしたかつての神童は90歳になってにわかに注目されるようになった。



たった一度の来日は1987年、ホルショフスキー95歳の時。


情熱的なバッハと優しさのモーツァルトの対比。

バッハとモーツァルトで音色がガラリと変わることに驚く。

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90年後のカーネギホールの演奏も良いが来日時の演奏に比べると多少衰えたようだ。



Youtubeはホルショフスキーの弾くバッハ、フランス組曲

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