モントゥーのグルック
秋晴れの一日、富士山もはっきり見えた。
今日はグルックのオペラをBGMのように聴いていた。
曲は歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」全曲。
モントゥー指揮ローマ歌劇場による1957年スタジオ録音。
ステレオ録音。 手持ちはRCAのCD2枚組。
歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』全曲(パリ版)
リーゼ・スティーヴンズ(オルフェオ)
リーザ・デラ・カーザ(エウリディーチェ)
ロバータ・ピーターズ(愛の神)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
ピエール・モントゥー(指揮)
録音:1957年(ステレオ)
モントゥーの「オルフェオ」はメトの1955年ライヴもあり、オルフェオはローマ盤と同じスティーヴンズが歌っている。
メトでの評判が良くて実現した録音ではなかろうか。
「オルフェオ」のウィーン版とパリ版のふたつある版のうちのパリ版を使用。
有名な「精霊の踊り」はパリ版に含まれる。
ただしパリ版のフランス語ではなく、ここではウィーン版同様イタリア語による歌唱。
手持ちのCDが不良なのか、最初のあたりにチリチリと雑音が入るのが気になった。
演奏は、暖かで柔らかい響きの中に可憐にして爽やかなもの。
安心して聴いていられるモントゥの指揮に聴いていて心地よい眠りに・・・・
youtubeはグルックの歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲、
ムーティ指揮フィラデルフィア管
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