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2016年10月26日 (水)

マガロフのショパン

昨日の雨と冷えで富士山初冠雪。

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本日一転して気温は上昇。


昨日から重要な会議の連続で疲れ気味。

今日は定時に退社、通っている医院で定期検査とインフルエンザの予防接種。


今年はインフルエンザの流行が早いようだ。




帰宅後はニキタ・マガロフのショパンを聴いていた。



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「マガロフ/ショパンを弾く」

  ・バラード 作品52


  ・即興曲 作品36

  ・練習曲 作品10-3
 
  ・練習曲 作品25-11
 
  ・練習曲 作品10-8
 
  ・練習曲 作品25-2
 
  ・バラード 作品47

  ・夜想曲 作品27-1
 
 ・夜想曲 作品27-2 
 
  ・マズルカ風のロンド  作品5

         pf:ニキタ・マガロフ


マガロフはショパン門下のジョルジュ・マティアスの弟子イシドール・フィリップに師事し、プロコフィエフやラヴェルもその才能を認めた俊才。



ショパンのピアノ曲全集録音もあるほどだが、自分の中ではショパン弾きという印象はさほどなかった。

最初に聴いたマガロフが、ブラームスのピアノ協奏曲第2番だったからかもしれない。



今日聴いたのはフィリップスへの全集録音盤ではなく、おそらく60年代録音のコンサートホールソサエティ盤LP。



マガロフはコンサートホールソサエティに比較的まとまった量の録音を残していて、このショパンのほかにドビュッシーやシューマンのピアノ曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番などがあった。



コンサートホール盤の音は、ステレオとはいえ古色蒼然たる地味なもの。


レコードに針を落とすと、ボソボソと呟くような淡々とした語り口のショパンがスピーカーから流れてきた。



優雅さや美しさはさほど感じないけれど、端正にして深い抒情の感じられるショパン。


すーっと体の中に自然に入っていく演奏に思わず姿勢を正して聞き入るほど。

Youtubeはマガロフの弾くショパン、「舟歌」

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