プラハ・バロック合奏団2016
本日快晴。
午前中は外部委員を交えた大きな会議。
昨日は沼津法人会青年部主催の「税を知る週間チャリティコンサート」だった。
これは20年近く続いている入場無料のコンサートで、毎回ウィーンフィル、ベルリンフィル、チェコフィルのメンバーによる質の高いコンサートを開催している。
毎年ありがたいことです。
ここ数年はチェコフィルのメンバーによるコンサートが続いている。
曲目は初期の頃より入門的な内容が濃くなっている。
今年はプラハ・バロック合奏団。
ちょうど2年前にもほぼ同じメンバーで沼津に来てくれていた。
弦楽器5部にチェンバロ、オーボエ2本、ファゴット1本の総勢10名の編成は2年前と同じ。
ジョン・レノン風の容貌のコントラバス奏者は多少白髪が増えたかな?
第二部後半のクリスマスソングは2年前と同じ曲だった。
アンコールはヘンデルのアリア「私を泣かせてください」と、曲名不詳の民族的なバロック風舞曲の2曲も同じ。
マルチェルロのオーボエ協奏曲で聴かせたチェコフィルのソロ・オーボエ奏者Jana Brozkovaの名技はあい変らずの見事さだったが、今回はこのプラハ・バロック合奏団のリーダーでもあり、もう一人のオーボエ奏者であるVojtěch Jouzaのオーボエに惹かれた。
Jana Brozkovaの一見華やかな音色と比べしっとりとした音色。
カッチーニのアヴェマリアで聴かせた深い音楽。
ファゴットの「オンブラマイフ」も人の声を聴いているかのようなのびやかな歌だった。
ステージ上のパフォーマンスも楽しく、質の高い中にも誰もが楽しめる時間を作り出すプロ中のプロの技。
アンコールはヘンデル、弦楽器の伴奏にオーボエ2本とファゴットでしみじみと聞かせてくれたのも嬉しかった。
Youtubeはバーブラ・ストライザンドの歌うヘンデルアリア「私を泣かせてください」
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