ベルグルンドのシベリウス第6番
晴れ、昼間は風もなく穏やかな1日。
ここで大学を卒業する娘の荷物が近いうちに到着する。
音盤が占拠している部屋を空けなければならない。
この部屋には音楽部屋とは別にダンボールに入ったLPが30箱ほどと蓄音機と電蓄が 1台ずつ。
困った、行き場所がない。
今日はパーヴォ・ベルグルンドのシベリウスの交響曲第6番を聴いた。
ベルグルンド3度目のシベリウス交響曲全集中の1枚。
オケはヨーロッパ室内管。
編成を絞り各声部が明快に浮かび上がる演奏。
ピンと張りつめた緊張感の中に聴き手に大自然の中に抱かれるかのような不思議な安らぎを感じさせるのはベルグルンドの仁徳なのだろうか。
純粋に結晶化された美しくも氷のような世界。
沼響のHPの聴き比べコラム「シベリウスの2番を聴く」に近衛秀麿のライヴ映像の感想をアップしました。連載第60回。
Youtubeはベルグルンドの振るシベリウス交響詩「タピオラ」。左手に指揮棒。
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