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2017年1月10日 (火)

マルタン神父のパレストリーナ

三連休明けの今日は晴れ。

日は多少伸びてきたものの気温が下がり本格的な冬。
日の暮れる頃から風も出てきた。

仕事も三連休が終わり本格的に始動。


入院した時には、録画してあったテレビ番組のDVDを何枚か持参していた。

NHKで放送されていた「蒼穹の昴」を最初からまとめて見たりしていた。


日清戦争前後の日中関係を活写した、浅田次郎の原作の日中共同制作のテレビドラマ。

ちょうど放送の最終場面に東日本大震災に重なってしまって、良い内容の割には忘れられているような気がする。


そしてもうひとつ印象に残っているのが「おんな北斎」



2010年に日本テレビ系で放送された葛飾北斎の三女、葛飾応為をドラマ仕立てで紹介したもの。


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応為役はその頃急速に名が売れ始めた吉田羊、北斎役は荒俣宏。

荒俣宏の元妻杉浦日向子の代表作「百日紅」は、葛飾応為を主人公とした漫画だった。



この番組で紹介された葛飾応為の作品に痺れてしまった。





葛飾応為は、父北斎にして美人画では娘にかなわないと言わせたほどの腕前。


現在北斎の作品とされるものの中には、応為の手が入っているものがあるのだという。









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応為の作品で、西洋画の技法を取り入れた光と影との斬新なコントラストが斬新な「吉原夜景図」などは一度見たら忘れられない。


応為の生涯には謎が多く、残された作品は非常に少ない。
北斎死後その消息もわからない。

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応為を紹介した「北斎娘・応為栄女集」を毎日眺めている。



一度本物を見てみたい。


今日聴いたのはパレストリーナのミサとモテット。

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演奏はマルタン神父指揮サン・トゥスタシュ合唱団

米odysseyのLP.

A1 Surge Amica Mea (Motet For 5 Voices)
A2 Ascendo Ad Patrem (Mass For 5 Voices)
B1 In Festis Apostolorum (Responsorial Mass For 5 Voices)
B2 Cantantibus Organis (Motet For 5 Voices)


この組み合わせではフォーレのレクイエム演奏が非常に有名。


いわゆる上手い団体ではないが独特の雰囲気で聴かせる演奏だ。

聴いているうちに眠くなってきた。


Youtubeはマルタン神父作曲「オルガンとブラスのためのポエム」

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