イヴェットのためのソナチネ
3連休の日曜日。
曇りのち雨、夜から暴風雨。
朝のどんど焼きは無事にできたようだ。
今日の題名のない音楽会は「テーマ曲の秘密を知る音楽会」。
「ドクターX」、映画「君の名は」、「七人の侍」「荒野の七人」の音楽を紹介していた。
オケはおそらく臨時編成ながら非常にうまい。
そして若い人たちばかりのフレッシュ感覚が良いな。
映画「君の名は」のオーケストラバージョンの演奏を聴いているうちに映画が見たくなって映画「君の名は」を家内と一緒に観てきた。
場所は隣町のジョイランドシネマ三島。
映画は美しい絵と不思議で深い物語。評判通りで良かった。
外に出ると雨。
映画の中で重要なモチーフであった彗星にちなみ、遅い昼食は清水町の緬屋「明星」の特製明星ラーメン。
かなりの人気店で2時過ぎにもかかわらず混んでいる。
厚めのメンマと星形のナルトが個性的。
先日ブックオフでCDを3点ほど購入した。
ヘンデルのオラトリオ「セメレ」全曲。
独グラモフォンのCD3枚組、950円。
ネルソン指揮イギリス室内管にアンブロジアンシンガース。
歌手はキャサリーン・バトル、マリリン・ホーン、サミュエル・レイミーなど一流どころを揃えている。1990年録音。
「セメレ」はオラトリオのようでいて宗教色はなく、オペラに分類する人もいるほど曲。
1990年と言えばバトルの人気が絶頂の時期。
その後バトルは性格の悪さが災いしてメトを追放され、急速に表舞台から遠のいてしまった。
そして東京FM音源から、斎藤秀雄指揮新日本フィルの1974年ライヴで歌劇セビリアの理髪師」序曲とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
ヴァイオリンは佐藤陽子。
佐藤のロシア留学時代の録音で、彼女が一番輝いていた時期の演奏だ。
ロッシーニはかつて特典盤としてシングルEPで出ていたような気がする。
500円。
もう一枚は小原孝のピアノで「イヴェットのためのソナティネ」というアルバム。
タイトルの現代スペインの作曲家ハビエル・モンサルバーチェの曲のほか、ラヴェルの「マメールロワ」、ドビュッシー、サティ、プーランク、ギロックなどの曲を集めたもの。
小原さんとは沼響で一度「ラプソディー・イン・ブルー」を共演させていただいた。
その時以来のファンです。
Youtubeは「イヴェットのためのソナティネ」第3楽章
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