フルネとパレーのドビュッシー
晴れ、寒風吹きすさぶ一日。
オペの傷口が思い出したかのようにチクチク痛むのが煩わしい。
若い医師の話では痛みが続くのは二か月ぐらいかな・・・・・とのことだが。
フルネ指揮チェコフィルのドビュッシーとファリアを聴いた。
チェコ・スプラフォン原盤の国内盤コロンビアのLP。
ドビュッシーの管弦楽のための映像から「イベリア」「春のロンド」、そしてファリアの「三角帽子」第2組曲というもの。
チェコフィルの艶のある音色とフルネ独特の暖色系の音作り。
イベリアはオランダ放送管との録音がDECCAにもあり、こちらはフェイズ4の録音方式のためにかなり響きが派手だったような印象があった。
だが6年ほど前の自分の記事を見たところ。
この時の印象ではオランダ放送管との再録音の方が良かったようだ。
そしてドビュッシーをもう一枚。
ポール・パレー指揮の「小組曲」「牧神の午後への前奏曲」「イベリア」の組み合わせ。
米マーキュリー原盤の国内盤LP。オケはデトロイト響というもの。
この中から「小組曲」を聴いた。
端正にして繊細、詩情豊かにオケを歌わせていくパレーのドビュッシー。
デトロイト響の瑞々しい音はアメリカのオケとは思えぬほど。
Youtubeはフルネの「ラ・ヴァルス」そのほか
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