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2017年2月に作成された記事

2017年2月27日 (月)

スクロヴァチェフスキーのラヴェル

怒涛の週が明けて今日は新たな月曜日。

2月もあと二日を残すばかり。

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裏山の河津桜も散り始めた。密に誘われたメジロが数羽。



大きな山がふたつばかり残ってはいるものの今週は小康状態の一週間。

今日は組織内の会議二つのみ。


土曜日は図書館に寄りながら市立病院主催の市民公開講座を聴いたりしていた。

「肝臓」をテーマとしたその道の権威によるわかりやすいお話。

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内容は病理的な分野からの肝炎のしくみと、今や飲み薬のみで治癒率が90パーセントを超えるC型肝炎治療の最前線。


一粒5万円を超える非常に高価な治療薬に、ニセモノ事件が起きたことも記憶に新しい。


通常ならばひとりあたり百万円を超える薬代も、国の高額療養費制度で平均的な世帯でひと月当たり十数万円ほどの自己負担となっている日本の医療制度のありがたさを思う。


スクロヴァチェフスキー逝く。

クールにして明晰、作品の魅力を独特の視点で浮かび上がらせていた名匠だった。


米マーキュリーに残したスクロヴァチェフスキーの演奏を、60年代初頭に録音したいくつかの演奏で聴き始めた時はさほど良い指揮者だとは思わなかった。


その後80年前後になって録音したヘンデルやラヴェルが非常に良くて、 ショスタコーヴィチの交響曲第5番のハレ管との再録音での改変には驚愕。


その後目が離せない指揮者になった。


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今日はミネソタ響とのラヴェル管弦楽曲全集から数曲を聴いた。
米VOXのLP4枚組。SQ4チャンネル盤。

明快にして音の一粒一粒が意味を持ち、
完璧なバランスで響いている驚異的なラヴェル。 

ブーレーズと異なる独特のアクの強さが好悪を分けるかもしれないが、ヒヤリとした冷たさの中に優しさが絶妙のバランスで共存している「古風なメヌエット」はこれ以上の演奏を知らない。

録音は驚異的に良い。

Youtubeはスクロヴァチェフスキー指揮のラヴェルの歌曲集「シェエラザーデ」から

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2017年2月25日 (土)

デ・ロス・アンヘレスのファリァ

2月最後の土曜日。寒さ和らぎいよいよ花粉症の季節。

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昨日は年度末の大きな会議。


今週始めに自分の担当部門が大きな議題になることがわかり、いろいろと準備に追われた一週間。

組織全体に関係する内容にもかかわらず、めぐり合わせでこちらに最初に直撃。

その時の結果が今後大きな影響を持つことになるため責任重大。


手練れの部下が病に倒れ、本質的な部分は自分が直接構築。



連日帰りが遅くなり、木曜オフィスを出た時は日付け変更線を越えていた。


オケの練習は欠席。



明けて金曜も早めに出勤し、最後の詰めを終えた本番内容はほぼ想定内に午前中に終わり。



午後は脱力気味となり「プライムフライデーかぁ・・」などと呟きながら自席でぼんやり。


不思議と眠くはならない。


定時退社。



家で音楽を聴く時間はなく、通勤の往復で名歌手ロス・アンヘレスの歌うファリアを聴いていた。



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外盤EMIのCD2枚組。
ロス・アンヘレスがかかわったファリアの演奏を集めたもの。

1.歌劇「はかなき人生」全曲

ファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
スペイン国立管弦楽団,サン・セバスチャン合唱団
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス,アナ・マリア・イグェラス(S)
イネス・リパデネイラ(MS)
カルロス・コッスタ,ホセ・マリア・イグェロ,フアン・デ・アンディア(T)
ガブリエル・モレーノ,ルイス・ビリャレーホ(BR)
ビクトール・デ・ナルケ(BS)


2.歌曲集「7つのスペイン民謡」


ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)
ゴンサロ・ソリアーノ (Pf)


3.バレエ音楽「三角帽子」


ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス (S)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団


4.バレエ音楽「恋は魔術師」


ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス (S)
カルロ・マリア・ジュリーニ (指揮)
フィルハーモニア管弦楽団


5.コルドバのソネット *


6.プシュケ


ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス (S)
ジャン・クロード・ジェラール  (Fl)
アニー・シャラン (Hp)*
フランス三重奏団


いずれも何度も繰り返し発売された名演。



歌劇「はかなき人生」は,カーステレオからなので一概に断定できないが、手持ちのLPとかなり音が違う。

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有名な第2幕の間奏曲導入部のギターの伴奏に乗った地声丸出しのテノールの歌に続くのオーレオーレ!の掛け声の躍動感、そして足踏みの生々しさはこのCDからは全く聞こえてこない。

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驚いたのは「三角帽子」と「恋は魔術師」がほぼ同じ時期の録音ながら ロス・アンヘレスの声の質が全く異なって聴こえている。


「三角帽子」では初々しい新妻、「恋は魔術師」ではお色気漂うジプシーの女。



見事に二つの役柄を歌い分けていた。



Youtubeは「はかなき人生」からスペイン舞曲。20世紀最高のカスタネット奏者ルセロテナの来日公演から

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2017年2月21日 (火)

ボドのサン・サーンス、交響曲第3番

晴れ、昨日の強風のために庭は落ち葉の山。

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一本の木に白梅・紅梅・淡紅梅、絞りの4種の花を咲かせる「思いのまま」が今年も庭に咲き始めた。



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今日はフランスの指揮者セルジュ・ボドの指揮するサン・サーンス。


ロンドンフィルを振った交響曲第3番「オルガン付き」。
EMI外盤のCD。


82年ワトフォードタウンホールでの録音。
オルガンは別採りでスコットランドのペーズリー・アビー修道院。83年録音

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オルガンはJane Parker-Smith。

ボドのサン・サーンスといえばチッコリーニをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集が名盤として知られるが交響曲の録音はこれだけだと思う。


サンサーンスの交響曲第3番は古くはクリュイタンス、ミュンシュやパレー、プレートル、マルティノンなど、名だたるフランス系名指揮者たちの名演のオンパレード。


それらの陰に隠れて全く話題にならないが、このボドの演奏も大きな広がりの中に温かみのある、それでいてパンチ力にも不足しない名演だと思う。


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中でもオルガンの音が超絶的な美しさ。

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この部分だけ何度も聴いてしまった。


第1楽章第2部ポコ・アダージョでは、雄大な広がりを伴いながら気品のある美しい響きの上に流れていく弦楽器の音がまさに天上の音楽。


オルガンの重低音の上に壮大な伽藍が聳え立つフィナーレなど実に見事なものだ。

これは隠れた名盤だ。

YoutubeはP.ヤルヴィ指揮のサンサーンス

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2017年2月20日 (月)

海瀬京子 新春ピアノコンサート

曇り時々雨。気温は上昇強風吹き荒れる一日。

今週から今期最後の大きな山場が始まる。
先週末から組織内部に係る大きな課題も勃発し朝から対応に苦慮。

今日は海瀬京子さんのスプリングコンサートでした。
デザート、セットドリンク付き。場所は三島プラザホテル。


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申し込み受付と同時に早い時期に満席になったという人気のコンサート。

開場の2時過ぎに着き、受付で海瀬さんのご家族とお世話になっている調律師さんにご挨拶。

結婚式場にも使われる大広間の丸テーブルは人で一杯。


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武満徹の「雨の樹素描Ⅱ」に始まりショパンの「舟歌」、シューベルト(リスト編)の鱒その他を経てドビュッシーの「喜びの島」に終わるプログラム。

「水」にちなんだ曲が多かった。

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・雨の樹 素描Ⅱ ~ メシアンの追憶に    :武満徹

・舟歌

・アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ  :ショパン

 
休憩

・春の想い

・セレナーデ


・鱒             :以上シューベルト~リスト編

・即興曲第3番                :シューベルト

・喜びの島                  :ドビュッシー


  アンコール

・夜想曲第2番                 :ショパン


・楽興の時第3番                :シューベルト



最初の武満では、極度に音を切り詰めた中に遥かな天から落ちてくる雨滴を連想。

続いてサラリと流れる川面を渡るショパンの「舟歌」。


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華麗なるポロネーズではひとつひとつ流れる音を大事に奏でていく大きな流れが自然に息づいていく。


後半のシューベルトでは聴き慣れたメロディーが歌曲そのままに歌となって流れていく心地よさ。


即興曲は曲の良さが素直に音になっていて、間の取り方もよく自然に入っていく。

演奏全体に余裕が感じられ、確かな技巧の中に春の兆しを感じさせる詩情が漂う演奏で、日曜の午後を心地よい気分で過ごすことができました。



コンサートの帰りに近くの三島大社へ。

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桜にはまだ早く境内の梅は散り始め。


夕方だったので人は少なかったが、大安だったために昼間は結婚式が多かったらしい。

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今年本厄の自分と下の娘の御祈祷をお願いして帰宅。


Youtubeはシューベルトの即興曲第3番、ブレンデルのピアノ

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2017年2月17日 (金)

本日の練習、木管分奏

曇りのち雨。気温は急上昇、朝の前日との気温差は10度以上。
風も強く春一番の兆し。


昨晩はオケの練習だった。

先週風邪で休みだったので2週間ぶり。


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今回ホルンは木管パートに混ぜていただいての分奏。

場所は市民文化センター地下のリハーサル室。

曲はドヴォルジャークの交響曲第7番第1楽章にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲第3楽章。

練習開始時間の19時には間に合わず、練習場に入るとウォーミングアップ不十分のままにいきなりのドヴォルジャーク。

セクション練習なので効率よく練習は進んでいく。

使用パート譜はカルマス版であい変らず誤りが多い。

指導は団内指揮者のF君。


彼の使用譜はスプラフォン版だが、自分手持ちの新しいベーレンライター版と比べても、クレシェンドの有無とか異なった点をいくつか発見。
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ベーレンライター版は曖昧な部分が点線で記入されていて、かえって校訂者のデルマールの正直さが感じられるもの。
古い全音版ポケットスコアはあい変らずヒドイ。

手持ちのチャイコフスキーもスラーとタイが各所で落ちていた。


Youtubeはブロムシュテット指揮ベルリンフィルのドヴォルジャーク、交響曲第7番

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2017年2月16日 (木)

今年最初のボエームの会

2月も半ば過ぎても寒さ厳しい毎日。
今朝は東京へ行く家内を駅に送るためにいつもより1時間半早くに出勤。

職場到着時に外は未だ暗かった。


昨晩は定例ボエームの会。

前回は自分の入院のために欠席してしまったので実に3か月ぶりの参加。


自分と入れ替わりにメンバーの一人が入院してしまい。なかなか全員が揃わない。

今回は新婚の酒豪女傑を加えて5名の参加。

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久々の「はちまき」。


前菜は芹のおひたし、ウな巻きその他。



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お酒は飛騨の銘酒、獺祭など。

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だんだんとメンバーの食が細くなり。
最近は品数よりも内容で勝負。
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今回のメインは冬の味覚「鮟鱇鍋」


たっぷりこってりの鮟肝にこりっとした鮟鱇の身を食べて、
食べたいものを自由に食べられる幸福を思う。

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前回食べ逃した北海道産牛タンが出てきたのも嬉しい。



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〆は芹ソバ。
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迎えの代行の車が来る間、「はちまき」のママさんに腰痛体操のレクチャーを受けていた。
今朝、早朝の人気のないオフィスで試してみて今日は一日快調。

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2017年2月14日 (火)

グリュミォーのヴィヴァルディ

心ならずも金曜休んでしまい週明けの月曜の朝は布団から出るのがいつにも増して億劫だった。

しかも外は氷点下。

今日は多少気温が上がったものの乾燥気味の大気に咳は未だ抜けず。

簡単な朝食を済ませていつもより早めに出社。

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書類の山を片付けとにかく今週末から始まる大きな会議に備えての準備。


バレンタインデーを控えて帰省した下の娘は夜遅くまでキッチンで何やら造っていた。

上の娘からは東京で購ったというフーシェのチョコレート「GAIA」、地球そのほか天体を模したチョコレート。

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以前気に入っていたゴンチャロフのカペルマイスターは今は製造していないようだった。




日曜に続いてグリュミォーを聴いていた。

曲はヴィヴァルディの合奏協奏曲の何曲かを集めたもの。

ネグリ指揮のドレスデン国立歌劇場管のメンバー。
フィリップス録音の国内盤CD.

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1. ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.11-2, RV.277『ファヴォリト』

2. ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.9-5, RV.358
3. ヴァイオリン協奏曲ト短調 op.12-1, RV.317
4. ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.271『恋人』

 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
 ヴィットリオ・ネグリ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー
 
録音時期:1973年6月 録音場所:ドレスデン


聴き慣れない曲ばかりだが、こちらはコレルリよりもお気軽路線で演奏しているようだ。
グリュミォー独特の艶のある美音で幾分渋みのあるオケの合間を快調に泳いでいる。



Youtubeはグリュミオーの「シャコンンヌ」

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2017年2月12日 (日)

グリュミオーのコレッリ

今日は初午。


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家のお稲荷さんに赤飯を供えた。

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ここ2日ほど風邪で臥せってしまって、ようやく咳が収まってきた。

手術以来明らかに免疫力が落ちているようだ。




水曜の夜から風邪は予想以上に悪化。
とにかく咳が止まらず、まともに会話もできない状態。

病院で処方された薬も効き目がない。

熱がないのは幸いだが楽器が吹ける状態ではなく、木曜のオケの練習はお休み。
 

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問題は金曜夜のレコードコンサートの解説。

今回は入院のため延期していたので事前申し込みも多い。

自分に代わる人もなくやむなく仕事を休ませていただき、夜まで英気を養うことにした。



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結局、咳は多少静まったものの声はガラガラ声、解説も最小限の内容になってしまった。


来場されたお客様から心配されたりして不本意な出来。


日曜の昼下がり小康を得たので、音楽部屋で静かにグリュミヨーの弾くコレッリを聴いていた。

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12のヴァイオリンソナタ集全曲。


ハープシコードはカスタニォーネのフィリップス盤CD2枚組。

1975年録音。

自分がグリュミオーに抱いていたイメージとは異なった厚めの太い音が響いていた。

端正にして気品のある美しい音でひとつひとつの音を大切に響かせていくバロック音楽の神髄。



有名な「ラ・フォリア」も作品に真摯に向き合った格調の高さが感じられる名演だ。



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2017年2月 8日 (水)

スヴェトラーノフのファリア

晴れ、乾燥した空気が喉に染みる。
昨日も音楽は聴かず早めに就寝したものの朝起きるのが辛い。

午前中は病院で定期診察。

執刀した若手医師が「痩せました?」と聞いてきた。
やつれているのだろうか。

どうやら入院後免疫力が落ちているようだ。
今日の午後の会議はなんとか乗り切った。

喉の痛みは治まってきたものの咳に変わってきた。
よくない兆候だ。


先月末に横浜に行ったついでに東京御茶ノ水のディスクユニオンに寄ってしまった。
LPは嵩張るのであえてLPコーナーは覗かず(見ると欲しくなってしまうから)
CDに絞って物色。


ヘレヴェッヘ指揮のフォーレのレクイエムとフランクの交響曲とのカップリング、ハルモニア・ムンディ盤。
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フォーレは1998年出版の1901年稿を使用。
両曲ともピリオド楽器による演奏でフォーレは20世紀初頭のパリで話されたフランス語の発音だそうだ。


スヴェトラーノフのファリア、ラヴェル、ドビュッシーのRUSSIAN DISC盤

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ファリャ/バレエ「恋は魔術師」、
ラヴェル/スペイン狂詩曲、」
ドビュッシー/イベリア

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ロシア国立交響楽団  
メゾソプラノ:L. Bobriniova
今年没後10年のアメリカの指揮者エリック・カンゼル指揮のミクロス・ローザ作品集。
合唱中心の組曲。

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ミクロス・ローザ:
・合唱組曲『ベン・ハー』
・合唱組曲『クォ・ヴァディス』
・合唱組曲『キング・オブ・キングス』

 シンシナティ・ポップス・オーケストラ
 モルモン・タバナクル合唱団
 エリック・カンゼル(指揮)

ちょうど日曜にFMでこの演奏が流れていた。


1950年代にジョージ・セルがニューヨークフィルとクリーヴランド管を振ったライヴ集WARHARA盤CD4枚組

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Volume 2
CD 1
Edouard LALO (1823-1892)
Symphonie Espagnole Op. 21 (1874)
(The New York Philharmonic-Symphony Orchestra, Carnegie Hall, 6 December 1953)
Johannes BRAHMS (1833-1897)
Piano Concerto No 2 in B flat Op 83 (1878-81)
(The New York Philharmonic-Symphony Orchestra, Carnegie Hall, January 1945)
CD 2
Carl Maria von WEBER (1786-1826)
Euryanthe – overture (1823)
(Cleveland Orchestra, Severance Hall, Cleveland, 14 December 1957)
Richard WAGNER (1813-1883)
Parsifal – Prelude and Good Friday Spell music (1865-82)
Ludwig Van BEETHOVEN (1770-1827)
Symphony No. 6 in F major Pastoral Op.68 (1808)
(Cleveland Orchestra, Severance Hall, Cleveland, 21 April 1957)
CD 3
Joseph HAYDN (1732-1809)
Symphony No. 97 in C major (1792)
(Cleveland Orchestra, Severance Hall, Cleveland, 14 December 1957)
Wolfgang Amadeus MOZART (1756 – 1791)
Le nozze di Figaro - opera in four acts – overture (1786)
Franz SCHUBERT (1797-1828)
Symphony No. 9 in C major Great D.944 (1828)
(Cleveland Orchestra, Severance Hall, Cleveland, 21 December 1957)
CD 4
César FRANCK (1822-1890)
Symphony in D minor (1888)
(The New York Philharmonic-Symphony Orchestra, Carnegie Hall, 6 December 1953)
Jean SIBELIUS (1865-1957)
Symphony No. 2 in D major Op. 43 (1902)
(The New York Philharmonic-Symphony Orchestra, Carnegie Hall, 18 January 1953)
Alfredo Campoli (violin) (Lalo); Clifford Curzon (piano) (Brahms)
New York Philharmonic-Symphony Orchestra/George Szell
Cleveland Orchestra/George Szell

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フランスの作曲家10人共作のバレエ音楽「ジャンヌの扇」
〔1/ラヴェル:ファンファーレ, 2/フェルー:行進曲, 3/イベ-ル:ワルツ, 4/ロラン-マニュエル:カナリー, 5/ドゥラノワ:ブレー, 6/ルーセル:サラバンド, 7/ミヨー:ポルカ, 8/プーランク:パストゥレル, 9/オーリック:ロンド, 10/シュミット:ケルメス・ワルツ〕

フランス6人組の5人共作:「エッフェル塔の結婚」

〔1/オーリック:序曲「7月14日」, 2/ミヨー:結婚行進曲, 3/プーランク:将軍の演説,4/ 同 :トゥルヴィルの水着美人, 5/殺戮のフーガ, 6/タイユフェール:電報のワルツ, 7/オネゲル:葬送行進曲, 8/タイユフェール:クヮドリーユ, 9/オーリック:リトゥルネル, 10/ミヨー:結婚式の散会〕

サイモン指揮 フィルハーモニア管によるシャンドス盤



そしてフランスのピアニスト、イヴォンヌ・ルフェヴールの弾くラヴェルピアノ曲集FY盤。
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これはLPでも所有済。

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    2017年2月 7日 (火)

    タンゴの世界

    曇りのち晴れ。朝から強風の吹いた一日。

    月曜の朝から喉が痛み熱はないものの全身がだるい。

    昨日は重要な会議も有り金曜に休んだので休むわけにもいかず、インフルエンザでもなさそうなので無理して出勤。定時退出で帰宅後軽く食事を済ませて就寝。

    そして今日はさらに悪化、喉が痛くて声がまともに出ない。

    昨日の会議での司会では声を出すのが辛かったが、今日は鼻に違和感が有り発音も不明瞭なのが自分でもよくわかる。

    明日にも重要な会議が有り、金曜の夜にはレコードコンサートでお客様の前で解説のようなものを話さなければならない。

    なんとかしなければ。


    日曜日は一日雨。

    午後に下の娘の引っ越し荷物が届くことになっていた。
    雨の中の荷物の搬入は引越屋さんの手際の良さで30分弱で終了。

    部屋の空いているスペースに一時的に車庫に置いてある、いただいたタンゴのレコードを入れようとしたら家族中からブーイング。

    やむなく車庫の中でレコードの中身を分類する作業。

    長いこと放置してあったらしく埃も付着しているので、マスクをして雑巾で一枚一枚拭きながらの作業。


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    当初アンゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴの区別もつかず、曲名も演奏家の名前も全く未知のものばかりだったのが、ここ数日いただいた演奏家辞典や図書館から借りた関係書を読んだところ不思議とタンゴの大きな流れが見えてきた。

    作業はまずタンゴとそれ以外のジャンルを分けることから始めた。

    いただいたコレクションの内容は、タンゴが9割ほどで他はフォルクローレやダンス音楽が一部。そしてウィンダムヒルのレコードが比較的まとまった数。


    期待したクラシックは家庭用ピアノ名曲集の類が4枚ほど。
    その中にあった安川加寿子さんの演奏は珍しいものだった。

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    タンゴのLPの大部分は1940年代以前の録音。


    タンゴの第一期黄金時代が1920年代、第二期が1940年代半ばからの10年間だったのでこれは妥当な線だろう。

    まず全体の中からタンゴ界最大の巨匠と言われるフランシスコ・カナロの演奏を抽出。
    これがかなりの数だった。


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    1961年来日公演ライヴなど稀少盤ではなかろうか。



    続いて1920年代の巨人ロベルト・フィルポの演奏。
    フリオ・デ・カロ、フアン・ダリエンソ、ピアソラのものなどを抽出。


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    そして馴染みの深い「ラ・クンパルシータ」の入ったものなど。


    これだけの作業の過程でいろいろとタンゴの世界が見えてきた。

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    あとは無作為に目についたものから聴いてみよう。


    この寒い車庫内の埃まみれの作業で風邪をひいたらしい。



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    2017年2月 4日 (土)

    タンゴのレコードをいただいた

    2月最初の土曜日。節分も過ぎて庭の梅が花盛り。


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    ポコの散歩の途中で見かけた鳥。


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    ユリカモメの幼鳥らしい。


    手持ちの音盤コレクションが飽和状態となり只今整理中。

    手放すものと残すものの仕分けをしているものの遅々として進まない。



    そんな矢先、かつてお世話になった方を通じてタンゴのレコードを譲りたいという話が入ってきた。

    タンゴは不案内なので一度断った話なのだが、高齢になり引っ越しもするので大切に聴いてくれる人に譲りたいという話だった。


    このままではゴミに出すしかなく、どうしても・・・ということで今回は断りきれなかった。

    聞くと最初の持ち主は、かつて自分の近所に住んでいた方で、このあたりの愛好家筋では名の知られたコレクターだったらしい。

    既に故人になっているのは知っていたが、流れ流れて行きついたコレクションの今の持ち主は自分が入社した時のわが社の重役だった人。


    名と顔は知っていたものの当時の自分にはとても直接話ができる立場ではなかった。


    これも何かの縁なのだろう。



    本人にはお会いできず奥様に御挨拶の後、コレクションを引き取った。





    最初ダンボール5箱ほどという話だったのが、実際にはSPからLP、EP,カセットテープまで、高級4段ラックにびっしり。

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    置ききれない分は床に山積みになっていて愕然。



    コレクションの内容は良く判らぬが、50年代外盤中心の稀少盤の宝庫であることは直感的に理解できた。



    結局カセットテープはご遠慮して、ラックとセットで音盤類をいただくことにした。



    とても一度で運びきれずに二日に分けてワゴン車で3往復。


    今は置き場所が決まるまで自宅の車庫に山積み状態。


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    ついでにタンゴの参考書も何冊かいただいた。



    ちょいと勉強中。なかなか奥が深そうだ。



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    2017年2月 3日 (金)

    本日の練習、管打分奏

    退院し職場復帰してからちょうど一か月。

    ここ数日仕事は小康状態。
    玄関の改修のため職人さんが来ることもあり1日休暇を取った。


    今日は節分。

    下の娘が蒔いている豆をすぐそばでポコがパクパク食べている。

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    4年前の2月3日には職場の旅行で熊本に行っていた。



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    地震前の名将加藤清正が築いた巨大要塞の雄姿。


    早く元の姿に戻って欲しいもの。



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    その時の熊本城本丸御殿でおこなわれた節分祭。


    城内では紅梅も咲き始めていた。

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    昨日のオーケストラの練習は沼津市民文化センターリハーサル室で管楽器と打楽器分奏だった。

    曲はホルン奏者の下田先生のご指導で、ドヴォルジャークの交響曲第7番とチャイコフスキーのスラブ行進曲。

    久しぶりに会った先生からは「痩せましたね」のひとこと。

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    今回も娘が参加。


    娘は学生時代に所属していた吹奏楽団で下田先生の指導を受けていた。



    ドヴォルジャークの7番は、この曲独特の付点八分音符と休符の扱いについて指導が中心。

    自分は今度の定演ではドヴォルジャークは降り番だが4番奏者が欠席だったので代奏。
    先週息切れがした冒頭のD音のロングトーンは今度は短く感じた。

    順調に回復はしているようで嬉しい。

    後半はスラブ行進曲。

    まだ全体で合わせたのは2回程度とはいえ皆曲を知っているのでそれなりの音で鳴っていた。

    まだ練習に入ってから日が浅いので、合奏としてはまだまだこれからの状態。

    特にドヴォルジャークはこれから苦戦の気配。

    先生の指導で今後の練習のポイントが見えてきたようだ。



    Youtubeはスヴェトラーノフ指揮のスラブ行進曲

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    2017年2月 1日 (水)

    フィストラーリ指揮の「The World of Ballet」

    晴れ時々曇り、今日から2月
    今月から始まる予定の来年度へ向けた大きな会議は、当初予定された日程の一週間遅れとなりそうだ。

    下の娘が昨晩から帰ってきた。
    おばぁちゃんは今日から一泊旅行。



    今日はロシアの指揮者、アナトゥール・フィストラーリの演奏から、3枚のLPから主にオペラのバレー音楽を集めたオーストラリア製CD2枚組。


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      『ザ・ワールド・オブ・バレエ』


    1. ヴェルディ:《アイーダ》~バレエ音楽

    2. ムソルグスキー:ペルシャの奴隷の踊り

    3. サン=サーンス:《サムソンとダリラ》~バッカーナール

    4. ロッシーニ:《ウィリアム・テル》~バレエ音楽

    5.    J.シュトラウスII世(ドラティ編):卒業舞踏会

    6.    ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘

    7.    ミンクス:《ドン・キホーテ》~パ・ドゥ・ドゥ

    8.    ルコック:《アンゴー夫人の娘》~バレエ音楽

    9.    ウォルトン:《ファザード》組曲

       パリ音楽院管弦楽団
       新交響楽団
       コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
       アナトール・フィストラーリ(指揮)


    ルコックとウォルトンがコヴェントガーデンのオケによる1957年、ステレオ録音。

    ミンクスとシュトラウスは新交響楽団との1953年のモノラル。
    それ以外は1960年のパリ音楽院管とのステレオ。

    ステレオのものは名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンの手になる録音で非常に音が良い。ミンクスとシュトラウスもモノラルながら古さは感じられない。


    フィストラーリは9歳で指揮デビュー、13歳でオペラ「サムソンとデリラ」を指揮して天才少年として話題になっている。


    いずれも引き締まった響きと触れれば切れるようなリズムの鋭さが特徴的。



    特にパリ音楽院管との演奏が非常に良く、フィストラーリとしては特別な曲となっているサン・サーンスが、オケを限界まで鳴らした凄みを感じさせるほどの名演だった。


    アイーダでの有名な凱旋行進曲のヴィヴラートたっぷりのトランペットの音色は、この時期のフランスのオケ固有の独特の音だ。


    3つのオケの演奏ともに十分に歌わせながらもきっちり縦の線もそろった演奏で、相当厳格なトレーニングを積んだことを想像させるもの。



    沼響のHPの聴き比べコラム「デュリュフレのレクイエムを聴く」に「モーツァルトとフォーレのレクイエムとの比較」と「作曲の経過と録音史」についてアップしました。





    Youtubeはドウダメル指揮ベルリンフィルの「バッカナール」

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