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2017年2月12日 (日)

グリュミオーのコレッリ

今日は初午。


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家のお稲荷さんに赤飯を供えた。

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ここ2日ほど風邪で臥せってしまって、ようやく咳が収まってきた。

手術以来明らかに免疫力が落ちているようだ。




水曜の夜から風邪は予想以上に悪化。
とにかく咳が止まらず、まともに会話もできない状態。

病院で処方された薬も効き目がない。

熱がないのは幸いだが楽器が吹ける状態ではなく、木曜のオケの練習はお休み。
 

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問題は金曜夜のレコードコンサートの解説。

今回は入院のため延期していたので事前申し込みも多い。

自分に代わる人もなくやむなく仕事を休ませていただき、夜まで英気を養うことにした。



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結局、咳は多少静まったものの声はガラガラ声、解説も最小限の内容になってしまった。


来場されたお客様から心配されたりして不本意な出来。


日曜の昼下がり小康を得たので、音楽部屋で静かにグリュミヨーの弾くコレッリを聴いていた。

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12のヴァイオリンソナタ集全曲。


ハープシコードはカスタニォーネのフィリップス盤CD2枚組。

1975年録音。

自分がグリュミオーに抱いていたイメージとは異なった厚めの太い音が響いていた。

端正にして気品のある美しい音でひとつひとつの音を大切に響かせていくバロック音楽の神髄。



有名な「ラ・フォリア」も作品に真摯に向き合った格調の高さが感じられる名演だ。



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