タンゴの世界
曇りのち晴れ。朝から強風の吹いた一日。
月曜の朝から喉が痛み熱はないものの全身がだるい。
昨日は重要な会議も有り金曜に休んだので休むわけにもいかず、インフルエンザでもなさそうなので無理して出勤。定時退出で帰宅後軽く食事を済ませて就寝。
そして今日はさらに悪化、喉が痛くて声がまともに出ない。
昨日の会議での司会では声を出すのが辛かったが、今日は鼻に違和感が有り発音も不明瞭なのが自分でもよくわかる。
明日にも重要な会議が有り、金曜の夜にはレコードコンサートでお客様の前で解説のようなものを話さなければならない。
なんとかしなければ。
日曜日は一日雨。
午後に下の娘の引っ越し荷物が届くことになっていた。
雨の中の荷物の搬入は引越屋さんの手際の良さで30分弱で終了。
部屋の空いているスペースに一時的に車庫に置いてある、いただいたタンゴのレコードを入れようとしたら家族中からブーイング。
やむなく車庫の中でレコードの中身を分類する作業。
長いこと放置してあったらしく埃も付着しているので、マスクをして雑巾で一枚一枚拭きながらの作業。

当初アンゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴの区別もつかず、曲名も演奏家の名前も全く未知のものばかりだったのが、ここ数日いただいた演奏家辞典や図書館から借りた関係書を読んだところ不思議とタンゴの大きな流れが見えてきた。
作業はまずタンゴとそれ以外のジャンルを分けることから始めた。
いただいたコレクションの内容は、タンゴが9割ほどで他はフォルクローレやダンス音楽が一部。そしてウィンダムヒルのレコードが比較的まとまった数。
期待したクラシックは家庭用ピアノ名曲集の類が4枚ほど。
その中にあった安川加寿子さんの演奏は珍しいものだった。

タンゴのLPの大部分は1940年代以前の録音。
タンゴの第一期黄金時代が1920年代、第二期が1940年代半ばからの10年間だったのでこれは妥当な線だろう。
まず全体の中からタンゴ界最大の巨匠と言われるフランシスコ・カナロの演奏を抽出。
これがかなりの数だった。

1961年来日公演ライヴなど稀少盤ではなかろうか。
続いて1920年代の巨人ロベルト・フィルポの演奏。
フリオ・デ・カロ、フアン・ダリエンソ、ピアソラのものなどを抽出。
そして馴染みの深い「ラ・クンパルシータ」の入ったものなど。
これだけの作業の過程でいろいろとタンゴの世界が見えてきた。
あとは無作為に目についたものから聴いてみよう。
この寒い車庫内の埃まみれの作業で風邪をひいたらしい。
続いて1920年代の巨人ロベルト・フィルポの演奏。
フリオ・デ・カロ、フアン・ダリエンソ、ピアソラのものなどを抽出。

そして馴染みの深い「ラ・クンパルシータ」の入ったものなど。
これだけの作業の過程でいろいろとタンゴの世界が見えてきた。

あとは無作為に目についたものから聴いてみよう。
この寒い車庫内の埃まみれの作業で風邪をひいたらしい。
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