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2017年3月31日 (金)

本日の練習、小森先生との初練習

曇りのち午後から冷たい雨、本日今年度最終日。

午前中はここで退職する方々が次々と挨拶にきた。
そのまま再雇用の人たちもいれば悠々自適の生活に入る人たち。

午後は自分が関係各所へ異動の挨拶回り。
夜は沼津市民文化センターでレコードコンサートの解説と、慌ただしい中に一抹の寂しさが残る一日。

昨日は新たな部署に行って仕事の引き継ぎ。前任者はここで退職。

午前中で終わる予定が昼食抜きで2時頃まで。
以前経験していた部署だが、細かなところまで確認しているうちに時間がかかってしまった。

現在の仕事場に帰ろうとすると、オフィスに20年ほど前にお世話になった方がたまたま来客としてきていた。

お互い奇遇に驚き4月からこの自分が部署に異動となることを報告。

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遅い昼食は老舗洋食屋「千楽」のハヤシライス。


ここでも懐かしい人に再開。
かつてさまざまなコンサートや演劇などの文化センターでの催し物をプロデユースしていた方。

沼津のような地方都市に、若き日のサイモン・ラトルやマリス・ヤンソンス、ベテランのネヴィル・マリナー、コシュラー、チェロのゲリンガスなど一流の実力派演奏家たちを招いてくれた辣腕のプロモーターだった。

クラシック音楽ばかりではなく、パントマイムのマルセル・マルソーなども(しかも2回!)

自分のわがままも聞いてくれて、渡辺暁雄N響という珍しい組み合わせの時はシベリウスの交響曲第2番をメインにしたプログラムを組んでいただいた。

一緒に食事をしながら、ブルノのオペラを呼ぶためにブルノやモスクワまで行った話や有名演奏家のエピソードなどを話してくれた。

今は齢80を越えいまは引退している。

この方が引退してからは見るべき演奏家が沼津に来ることはなくなってしまった。

いずれも10年以上のご無沙汰の、思いがけない人たちとの再会。

なんという一日だろう。

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そして昨晩はオケの練習にも参加することができた。

いろいろあって実に3週間ぶり。場所は市民文化センター小ホール。

指揮は本番を振っていただく小森先生。


定演の曲をひととおり振っていただき、先生の解釈の概略を掴む練習となった。
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曲はドヴォルジャークの交響曲第7番、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲にスラヴ行進曲。


自分は3週間ぶりの参加でしかも疲労が蓄積。結果はボロボロの状態。

オケ全体としても音程がふらつき、やっと曲が通る程度の精彩を欠く内容だった。

先生のテンポは全体に速め。

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先生曰く交響曲第7番はドヴォルジャークの「わが祖国」だとのこと。


第8番や「新世界」よりもドヴォルジャークの故郷への想いが強く出ているという。

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