マンニーノのマーラー
上着も必要でないほどの気温となり、家のストーヴも片付ける時が来たようだ。
今度の職場は関係する外部諸団体が多く年度当初の顔合わせや挨拶の日々。
本日午後はその関係の会議。
外部委員への報告事項協議案件多数。
夜は組織全体の歓送迎会。
昨年10月に変わった社長をはじめ副社長以下そろい踏み。
退職した緒先輩方に挨拶した後に1次会で失礼させていただいた。
こんなことでまたもやオケの練習は出席できず。
今日はいただきものから映画に使われたクラシック音楽を集めたLPを聴いていた。
「ベニスに死す~映画の中のクラシック音楽」
・マーラー~交響曲第5番 アダージェット
・モーツァルト~ピアノ協奏曲第21番第2楽章
・モーツァルト~クラリネット五重奏曲第2楽章
・ラフマニノフ~ピアノ協奏曲第1、3楽章
・アルビノーニ~アダージョ
・パッヘルベル~カノン
・ヴィヴァルディ~ピッコロ協奏曲
・マルチェルロ~オーボエ協奏曲
・ブラームス~弦楽五重奏曲第1番第2楽章
RCAビクターから出ていたLPで、マーラーは「ベニスに死す」のサウンドトラックから、他はアマデウス室内管弦楽団という団体が演奏している。
マーラーはフランコ・マンニーノ指揮の聖チェチーリア音楽院管弦楽団。
演奏はこのマーラーが非常によい。
病的なほど耽美で熱く濃いアダージェット。
他の曲を演奏しているアマデウス室内管は、おそらく臨時編成の小規模の国内団体と想像する。
残響を過多に付加して大編成のように響かせているのが聞き苦しい。
オリジナルをかなり改変したアレンジもひどい。
中ではピッコロソロが秀逸だったヴィヴァルディがよかった。
Youtubeは映画「ベニスに死す」予告編
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