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2017年6月 1日 (木)

オーマンディ、コロンビア時代のレスピーギ

雨のち曇り。
家で孵ったツバメの子たちは盛んに飛行訓練中。

今年のツバメは饒舌で、巣の真下に立って見上げていると逃げもせずに、 こちらを見てピチュピチュとしきりに話しかけてくる。

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カメラを向けたら後ろを向いてしまった。


聴いた音楽は今日もオーマンディー。
曲はレスピーギとシベリウス。


米コロンビアのLPで、レスピーギの「ローマの祭」とシベリウスの交響曲第7番という意味不明のカップリング。


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・交響詩「ローマの祭」 :レスピーギ
・交響曲第7番     :シベリウス

ユージン・オーマンディー指揮
フィラデルフィア管弦楽団

オーマンディーのローマ三部作のステレオ録音は、RCAには73~74年録音の3曲そろいが1セット。


CBSでは「松」と「噴水」が57~58年録音と68年録音のそれぞれ2種あるものの、「祭」は60年録音の1回のみ。

手元にあるCBSソニーのオーマンディの国内盤廉価盤LPは、3曲詰め込みで音が悪く、特にこの「祭」は盤の内周のカッティングで他の2曲に比べ音が悪かった。



ところがこの米盤LPは、床を這うようなオルガンの低音がリアルで高音も十分に伸びていて演奏に対する印象が一変。

名人揃いのオーケストラをドライヴして豪快にして緻密に鳴らしきった名演だった。

一方のシベリウスは透明で純な響きの重なりに初夏の蒼く深い空を仰ぎ見るような感覚に導く演奏だ。

Youtubeはラトル&ベルリンフィルのシベリウス、交響曲第7番

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