ケルテスのシューマン
曇り、午後から雨の日曜日。
最近変則的な土日の出勤が入り曜日の感覚が鈍ってきた。
今日も仕事がで感覚としては新たな週の始まり。
帰ろうとすると外は雨だった。
今日は父の日ということで、上の娘からはささやかな上着のプレゼント。
昨日は午後からお寺の役員会。
かつては市内の老舗料亭で宴会も兼ねて夜の開催だったのが、
料亭が廃業となってからはお寺の大座敷で簡単なものとなった。
これも時代の流れだろう。
議事は10分ほどで済んでしまったものの、お年寄りばかりで雑談が多くなかなかお開きにならない。
こちらは愛想笑いをしながら調子を合わせる感じ。
ようやく終わった後に、近くの牛臥山公園へぶらりと行ってみた。
入り口に大きなバリケードがあり、もう閉まったのかな?
と思っていたら津波対策工事中で一時的に入り口が変わっていただけ。
公園内からは海辺に遊ぶ親子連れ、傾いた日をバックにプレジャーボート。
そしてカワウの姿も見えた。
移動珈琲ショップも出ている。
犬を連れた散歩の人たちも多かった。
さて帰ろうかなと歩き始めたら後ろから大きな悲鳴。
振り返ると、先ほどすれ違ったばかりのご婦人が連れていた大人しそうなラブラドールの首に茶色い大型犬が唸りながら噛みついている。
ご婦人が泣き叫びながら必死に引き離そうとするが、大型犬は首に食いついたまま離れない。
大型犬の飼い主らしい若夫婦もオロオロするばかり。
周りの人たちも手の施しようもなく見ているだけ。
そのうちやっと離れて、うろたえている飼い主を尻目にラブラドールは平然としていた。
どうやら噛みついた部分が首の皮の部分だったみたいだ。
一時騒然としたものの再び静かな海辺の公園の風景。
今日は40代前半で水難事故により急逝してしまったハンガリーのイシュトヴァン・ケルテスの指揮でシューマンを聴いた。
BBClegendsから出ていたCDで1965年のライヴ。
オケはロンドン交響楽団。
・国王陛下のためのサックバットとコルネットのための音楽:ロック
・交響曲第1番変ロ長調 「春」 :シューマン*
・交響曲第2番ニ長調 :ブラームス
イシュトヴァン・ケルテス指揮
ロンドン交響楽団
録音:1966年2月15日、1965年11月30日*
ケルテスがロンドン響の首席指揮者就任直後のライヴ。
瑞々しい音楽運びとやる気十分のオケの気合いが、ストレートで聴き手に迫る痛快な演奏。
ブリティッシュブラス威力全開の冒頭の輝かしいファンファーレもお見事。
別の日のライヴのロックとブラームスも良かった。
ブラームスでは曲が終わる直前から盛大な拍手が入っていた。
ケルテスの優れた音楽性を再確認する1枚。
良好なステレオ録音なのもありがたい。
Youtubeはシューマンの交響曲第1番、ジンマンの指揮
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