« スウィトナーとクライネルトのハイドン | トップページ | 紀田順一郎「蔵書一代」 »

2017年8月 3日 (木)

新響の小山清茂、管弦楽曲集

曇り、昨晩から涼しい風で過ごしやすい一日。
昨日あたりからツクツクホウシが鳴きはじめた。

家にある古い家具類を家具屋が今日引き取りに来ることになり、一日夏休みをいただいた。


古い桐の箪笥やソファ、子供たちが使った二段ベッドの予定が、片付けているうちに次々と増え箪笥の数も増えてその他机類などなど。


幸い家具屋さんは大型のトラックで来てくれたので全て収まった。

屈強の若者二人が来て瞬く間にベッドを分解。
箪笥もすいすいと運び所要時間30分ほど。


「使えるものは再生するんですか?」と尋ねたところ。

「いえ廃棄処分です。産廃です。」とのこと。

ばかなことを尋ねたものである。


Sdsc07478


ベッドを分解したら床には20年分の綿埃が層をなしている。



うわぁ!壁との隙間からは読みかけのコミックやら鉛筆その他いろいろなものがごっそり。



ソファの間からは青錆びた50円玉も出てきた。


70年以上を経た桐箪笥は、引き出しが歪んでいて長い間開けることが出来なかった。

自分がこの中を見たのはこれが初めて。


ある程度予想はしていたけれど、中には大正から昭和初期のものがぎっしり。

羽織袴類やその他和服類。


Sdsc07480

曾祖父母から祖父母の世代が着ていたものらしい。



不思議と保存状態は良かった。


中でも「とんび」には感激。


太宰治が着ていたのと同じモノ


かっこよいな。


襟はカワウソの毛皮が使われているらしい。

うーむ、これを着るには勇気がいるぞ・・・・



今日聴いたのは小山清茂の管弦楽曲集。

Fontecが出していたLPで芥川也寸志指揮新交響楽団。
1985年のライヴ録音。

新交響楽団は創設60年を超えるアマオケ界の雄。
ショスタコーヴィチの交響曲第4番の本邦初演はこの楽団。

我が沼響を創設したSさんご夫妻は新響創設時のメンバーだった。

芥川也寸志音楽監督時代には当時プロでもなかなか取り上げなかった邦人作曲家の作品を積極的に演奏し、これをFontecがライヴ録音し発売していた。

今では邦人作品はプロの緒団体による録音が数多く出ているものの、新響はアマオケとはいえ水準は高く、その録音の存在価値は今でも薄れていないと思う。

この録音もその一連の録音のひとつ。

「日本の交響作品展9」として小山氏の個展(1985年4月。第107回定期演奏会)を取りあげたもの。

当日のプログラムは、

Sdsc07475

・管弦楽のための「信濃囃子」
・管弦楽のための「うぶすな」*
・弦楽のための「アイヌの歌」
・管弦楽のための「鄙歌第1番」
・交響組曲「能面」

 芥川也寸志(指揮),
 新交響楽団
 渡辺達(ピアノ)*

このLPでは「能面」を除く4曲を収録。

中でも「うぶすな」はこの演奏会のために委嘱された作品で、この録音でしか聴くことが出来ない。


ところどころにアマオケ特有の響きの薄さは感じられるものの、どの演奏も堅実なアンサンブルの中に熱い思いが感じられる演奏なのが気持ち良い。

「アイヌの唄」での多少の荒っぽさが、この曲のバーバリスティックな魅力を引き出している。

雛歌第1番の管楽器のソロも立派なものだ。

youtubeは小山清茂の「木挽歌」

|

« スウィトナーとクライネルトのハイドン | トップページ | 紀田順一郎「蔵書一代」 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« スウィトナーとクライネルトのハイドン | トップページ | 紀田順一郎「蔵書一代」 »