有朋自遠方来 不亦楽
金曜から盆休み中。
とはいえ日曜にスポット的に仕事が入り中途半端な連休。
金曜日の午前中は家内の叔母の49日の法要。
臨済宗古刹の本堂で親族の末席に座る。
昼の会食ではしきりに酒を勧められた。
昼間の酒はよく回る。
帰宅後は赤い顔のまま家内の付き合いで、先日古い家具を引き取っていただいた家具屋へ。
何もこんな日に行かなくても良いのに・・・
と思いながら一緒に行き娘の箪笥を購入。
せっかく断捨離して箪笥を処分したのにこれでは意味がない。
この店が代理店になっているというイタリア製の家具を薦められた。
聞くと楽天経由で、東京のマンション住まいの人達によく売れているとのこと。
機能的でデザインも良いが田舎の拙宅にはとても似合わない。
そして夜は、盆帰省中の幼馴染みのA君と久しぶりに会って市内の居酒屋で痛飲。
彼は幼稚園から高校までの同級生で現在一流商社のトップビジネスマン。
仕事ぶりはNHKニュースで取り上げられたり日経にも紹介されるほどの豪腕。
今までほとんど海外を飛び回っていて会うことはできなかった。
現在東京に居を構え故郷に帰るのは父母の墓参ぐらいとのことで、
ふたりでじっくりと話ができたのは高校卒業以来のこと。
40年ぶりの再会では、お互いの仕事のこと、家族のことライフスタイルのこと。
そしてこれからのことなど。
静岡の地酒、「臥龍梅」を傾けながら・・・・
特に彼が十年以上駐在したというエジプトやヨルダンなどの中東事情については、現地に居なければ知ることができないような裏事情も含め数々の修羅場の話など。
自分とは全く次元の異なる彼の歩んできた道に驚きの連続。
ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海、ドバイ、カイロなどのA君が
かかわってきた数々の都市、そして長い海外勤務経験の中で、東京の凄さをつくづく思い知らされたという彼のひと言が印象的だった。
河岸を変え駅前のショットバーでは棚にレコードが並んでいた。
マスターの実家は市内の老舗レコード店だったとのこと。
「ボウモア12年」をやりながらいくつか女性ヴォーカルをかけていただいた。
A君はアナログ派で、主にジャズ聴くために本宅とは別に自分の趣味のための別宅を構えているとのこと。
話は音楽のことにまで及ぶ。
とても一晩では語り尽くせない。
タクシーで帰宅し、部屋でポリーニの弾くショパンを聴きながら余韻に浸っていたら 外は雨。
Youtubeはショパンの「舟歌」ポリーニほか
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