シュアーのカートリッジが壊れた
本日快晴、そして猛暑。
仕事の帰りにかかりつけの医院で定期検診。
特に異常はないものの、最近の肩凝りと疲れやすさは単なる夏バテか・・・・・
先日脳梗塞で倒れたホルン仲間は幸い軽く来週には退院だという。
倒れたのが自宅で御家族の対応が速かったのが幸いしたらしい。
帰宅後レコードを聴こうとしたらカートリッジが正常にトレースしない。
自宅のシステムはSME3009のアームにカートリッジはシュアーのTypeⅤMR、プレーヤーはトーレンスのTD320という古いものばかり。
カートリッジはシュアーが相性が良くてV15のTypeⅢからtypeⅤまでを使い分けていて、 ここ数年はTypeⅤとモノラル専用のデンオンのDL102を中心に使っている。
トレースしないのはてっきり盤に問題があるのだと思い込み、2号機のモノラル盤専用に使っているVictor製のQLA7に代えて聴いてみたら問題なく再生。
こちらのカートリッジはMCタイプのDL102。
このレコードプレーヤーは10年ほど前にまとまった量のLPをいただいたときに、一緒に譲られたもの。基本性能が良いので重宝している。
聴いたのはベートーヴェンのチェロソナタ第3番と第4番。
チェロはトゥルトゥリエ、ピアノ伴奏はエンゲルという東芝から出ていた赤盤LP。
1953年録音のモノラル盤。
力強くも伸びやかなチェロにピタリと付けるエンゲルの伴奏が素晴らしい。
気になってトーレンスに異なるLPを載せて再生したらやはりトレースせずにアームが内周へ滑っていく。
焦って針圧を調整したり別のカートリッジに変えたりしていくうちに、音が出なくなってしまった。
こんなことは初めてだ。
昨日までは良い音で鳴っていたのに・・・・・
取り外したシュアーTypeⅤをよく見てみるとカンチレバーが垂れてふにゃりとしていた。
特に強く触れたわけでもないのに、自然に劣化してしまったようだ。
そこで交換針を探してみるとあまり出ないのかかなり高価。
かつてカートリッジ本体が買えた金額とあまり変わらない。
しばらくは仕舞っていたTypeⅣを使うことにしよう。
youtubeはトルトゥリエのバッハ
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コメント
困りましたね。
内側に流れていくということは、アームのインサイドフォースキャンセラーの不良じゃないでしょうか。音が出なくなってしまったのは断線か、接触不良だと思うんですが。
シュアーのv15はⅣを以前持っていたのですが、互換針だったせいか気に入らず手放しました。私の耳が変なのか、普及品のm75B2が気に入っています。
投稿: サンセバスチャン | 2017年8月14日 (月) 23時41分
サンセバスチャンさん、アドバイスありがとうございます。
原点に立ち返って、いろいろと調整して接点を見直したところ復帰しました。
とにかくよかったです。
投稿: 山本晴望 | 2017年8月16日 (水) 21時30分