ビレッジゲイトのクリス・コナー
久しぶりに晴れた木曜日。本日のオケ練習は弦楽器分奏。
管楽器は自主練習でお休み。
昨日から仕事でいつもの日常が始まる。
終戦の日の夜、岳父の家で食事をしているとテレビでインパール作戦の番組をやっていた。
自然と岳父の戦争の思い出話になった。
その頃の岳父は小学生。
終戦近くの頃にはアメリカの艦載機がしきりに飛んできて機銃掃射をしていた。
ある日、突然自分目がけてグラマンが向かってきて、逃げることもできずに立ち竦んでいるとグラマンは機銃掃射せずに近くを飛び去った。
その時パイロットが笑いながら手を振っていたのを今でもはっきり覚えていると言っていた。
別の日には箱根山上空にゼロ戦が迎撃に飛び立ったのを目撃。
ぶーんと敵機に向かっていくのを見て、地上から見ていた人達が喝采を送りながら見ていると、突然ゼロ戦はプスプスと音を立てて一戦も交えずに落ちていったとのこと。
今日聴いたのはジャズヴォーカル。
FMレーベルのLPで「ヴィレッジ・ゲイトのクリス・コナー」
手持ちは国内盤LP。
1963年、ニューヨークの名門ジャズクラブでのライヴ。
客席のざわめきがリアルに聞こえる中で、クリスの適度な湿り気のあるヴォーカルが流れていく。
時が経過しアルコールが入るにつれ客席の様子もクリスの声も熱気を帯びていくのが素晴らしい。
youtubeはクリス・コナーの「バートランドの子守歌」
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- アントニン・キューネルと武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル(2025.07.08)
- 小菅優の「ファンタジー」(2025.07.02)
- スピヴァコフスキーのチャイコフスキー(2025.06.30)
- ランパル、ORIONへのバッハ(2025.06.29)
- ベームとベルリンフィルのモーツァルトの交響曲全曲録音のことなど(2025.06.24)
コメント