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2017年9月に作成された記事

2017年9月30日 (土)

サージェントのウィンナワルツ

すっかり秋めいた9月最終日。
土曜日ながら来週に連続する重要な会議資料作成のために今日は一日仕事。

朝、出勤前に庭を掃いていたら愛犬ポコがごみ箱を咥えてきた。 

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今日は肩の痛みもさほどでない。

帰宅後サージェントのウィンナワルツを聴いていた。

70年代初めの東芝の廉価セラフィムシリーズの1枚。


ハードオフのジャンクコーナから見つけたもの。


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それなりにクラシック音楽を聞きかじった人には見向きもされないであろう、
イギリスの指揮者によるウィンナワルツ。



実際このシリーズにはだいぶお世話になった自分もこのシリーズ現役の頃は全然興味の対象外の音盤だった。

だが職人芸的な手際の良さの中に時々出てくる、ギョッとするような個性的な解釈が楽しみで最近サージェントの演奏を見直している。

サージェントの「我が祖国」全曲も名演。


このウィンナワルツも、妙なルバートは付けずに、きっちり端正でありながらほのかな気品もあって良い演奏だと思う。

エレガントで上品なロイヤルフィルの音も良い。


Youtubeはサージェントの「カレリア」

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2017年9月29日 (金)

アウアーのショパン、スケルツォ第2番

昨日来の雨は上がり終日秋の空。雨降る毎に気温は下がり北海道は氷点下。

今週からひとつの山場を迎え、昨日のオケの練習は遅刻の予定が結局欠席の体たらく。

先日ハードオフに古いパソコンディスプレイを持ちこんだ。
引き取り価格は50円。

「ほんのお気持ちです」とのこと。

ゴミに出すよりはよいだろう。

ついでにLPジャンクコーナーを覗いてみたらあったあった。

古いクラシック国内盤が多数。


廉価盤は見当たらず70年初頭2000円以上のレギュラー盤ばかり。
大切にされていたらしくスレもなくジャケットはぴかぴかだった。

おそらく自分よりもかなり年上の世代の方のコレクションと推察。
亡くなられて処分されてしまったのだろうか。


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HA番号の一連のフルトヴェングラーの東芝盤。
ペラジャケのギーゼキングのドビュッシーピアノ曲全集。
ケンプのピアノ、ケンペン指揮ベルリンフィルの伴奏による「皇帝」など。

大部分は所有済みだったものの、イコライザーカーヴを変えて古いLPを鳴らしてみたくまとめた数を購入。

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1枚当たり108円。


ジャンクコーナー以外ではエドワード・アウアーの弾くショパン。

スケルツォ第2番とソナタ第3番の日本ビクター国内録音ダイレクトディスク盤。
こちらは420円。

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アウアーは、ロン・ティボーのコンクールで1位のほか各種有名コンクールで上位入賞歴のある手練れ。ショパンコンクールでも入賞歴がある。


かつて東芝のセラフィムの廉価盤で出ていた「24の前奏曲」が清々しい非常に良い演奏だった。
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Yiutubeはアウアーの弾くショパン

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2017年9月26日 (火)

ヤナーチェク、草陰の小径にて

9月最後の週は夏の暑さ。
自宅裏山の奥で出遅れたツクツクホウシが鳴いていた。

昨日夜は隣町三島で突然のゲリラ豪雨。

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そのまま沼津まで下がるかと思いきや途中で消滅。

まるでスコールのようなこんな現象はかつてなかった。

地球温暖化による列島熱帯化の証。

このところ肩と右腕の痛さが辛い。



今日はヤナーチェクのピアノ曲を聴いていた。



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・ピアノ・ソナタ「1905年10月1日街頭にて」


・草陰の小径にて第1集、第2集


・霧の中で


  イヴァン・クランスキー(ピアノ)


  1990年録音


デンマークのkontrapunktのCD

「草陰の小径にて」は夭逝した愛娘オルガに捧げられた。

ロマンティックで東洋的な哀愁が漂う美しい小品の数々。

9曲目の「涙ながらに V pláči (Larghetto - Adagio)」
そして終曲の「ふくろうは飛び去らなかった Sýček neodletěl!」
には愛娘を失った父親の切々とした悲しさが胸に迫って来る。

クランスキーのピアノも美しい。

Youtubeは草陰の小径にてから終曲「ふくろうは飛び去らなかった」

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2017年9月24日 (日)

シェベックのシューマン

曇り時々晴れ。

昨日秋分の日の土曜日は墓参り。

自宅近くの父の墓参りの後、母を連れて今年102才の天寿を全うした
大叔母の墓参りで裾野市まで。

そのまま三島にある母の実家の墓参り。

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富士山の良く見える小高い丘の墓地。
今日は雲の合間にその頂が僅かに見えた。


真下に地元ではイズッパコと呼んでいるローカル私鉄伊豆箱根鉄道が
定期的に走り去っていく。

ラブライブ・サンシャインのラッピング電車も通ったけれど、
シャッターチャンスを逃した。
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墓地の傍らに曼珠沙華。



先週木曜の夜は小ホールでオケ練習、続いて金曜の夜は、
別室で市民文化センター主催の「クラシックレコードコンサート」での解説。
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このささやかな催しも今年で33年目。

この間に常連さんの顔ぶれもだいぶ変わった。

高齢の方も多く、ある時から突然顔を出さなくなってしまう。


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そのうち、他の常連さんから、「あの方は亡くなられたようですよ」
と語りかけられたのも一度や二度ではなかった。




今回も小雨の中大勢の方に来ていただいた。

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プログラムはブラームス、シューマン、シューベルトそのほかの作品。







今日はブックオフの宅配引き取りに出す処分用の本を段ボールに詰めていた。


皮肉なことに厚めの高価な本よりも、子供達が読んでいたコミックの方が査定額がよほど良い。
ブックオフの買い取り価格が非常に低いのは承知の上。

正直なところ、詰めた本のほとんどは商品とはならず資源ゴミとして処分されそうだ。

自分で資源ゴミとして出すのは忍びないからというのが正直なところ。

近郊の老舗古書店が全て廃業してしまって久しい。

市内の書店もここ2年で老舗2店が倒産廃業。

ブックオフも今は経営難だという。




今日の音楽はハンガリーのピアニスト、ジョルジュ・シェベックの弾く
シューマン。

エラート原盤の日本コロンビアのLP。

夏に渋谷レコファンのジャンクコーナーでゴミのように扱われていたもの。


曲は「子供の情景」「蝶々」「幻想小曲集」などの代表曲。


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1956年のハンガリー動乱によってパリに亡命した後の、
パリでの一連の録音中の1枚。

結局シェベックの場合、パリ亡命直後のエラートへの録音がそのディスコグラフィーの大部分を占めている。


中でもシュタルケルとのブラームスやグリュミヨーとのグリーグなど、ソロの個性に同化したセンスの良い伴奏を聴かせてくれていた。



とにかく伴奏者としての印象が強かったけれど、なんとなく品の良さが気になっていた。


このシューマン、中低域の響きが豊かで幾分ダークな独特のピアノの音色。

録音のためかと疑って、イコライザーカーヴをいろいろといじってみても印象は変わらない。

木質風の素朴のようでいてしっとりとした品格のある音。

クララ・シューマンが愛用したというグロトリアンのピアノではなかろうか。
(*Youtubeではシェベックはベーゼンドルファーを弾いていました。)

シェベックの演奏は、シューマンの幻想的でロマンティックな世界を見事に描き出した比類のないもの。

Youtubeはシェベックのバッハ

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2017年9月21日 (木)

本日の練習、来年の定演は「スコッチ」

良く晴れた秋晴れの一日。

今日は実にいろいろなことがあった。

午前中は、半日休暇を取って一生のうちで一度あるかないかの貴重な体験。

結果的に人助けとなった。


その後いきつけの医院に行き定期健診。

検査結果は思わしくなく仕事場に行ってもなんとなく落ち着かない。


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合間の昼食は老舗洋食屋の「千楽」のハヤシライス。

今日は早めにオフィスを後にして、夕食はこれまた老舗「イタリアン」のボルカノで夕食。



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精神的になんとなく不安定で暴飲暴食気味のままオケの練習へ。


先週は仕事で欠席だったので2週間ぶり。

こんな状態で良い演奏ができるわけがなく「第九」第4楽章でインペクのF君につかまって 皆の前でお説教。


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重要な部分であることは十分に理解しているのだけれど
練習不足で音が充分に出ない。



反省orz.




練習の最後に来年の定演のメイン曲を決める団員投票。


候補曲はメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」、


ブルックナーの交響曲第6番、


シベリウスの交響曲第5番の3曲。



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結果はメンデルスゾーンが最初の投票で過半数を取った。


標題がある曲は強い。


結局管がシベリウスとブルックナーに割れて、弦楽器の組織票が全てメンデルスゾーンに回ったのではないかと。


そういえば大学オケに入って最初のオケのメインが「スコッチ」だった。

その時の前プロ中プロは、スメタナの「高い城」にシャブリエの狂詩曲「スペイン」。

この時の自分は1年生で裏方だった。


メンデルスゾーンのホルンは音が高そうだなぁ・・・

Youtubeはベルリンフィルの「スコッチ」

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2017年9月20日 (水)

シャピュイのクレランボー

夏の気温に秋の空。

5月に買ったばかりのタブレット用のキーボードがおかしい。
ニッキュウパの中国製。
使っているとカーソルがすぐ上に飛んでしまうというおかしな現象。

昨日別機種別メーカーのものをアマゾンに注文。
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ところが今日、一旦裏返して裏板をトントン叩いてみたらしばらく普通に使えていた。
またおかしくなって、今度は両端を持ってぎゅうと折り曲がらない程度に力を加えてみたらしばらく普通に使えた。

入力キー間の接触不良なんだろうきっと。


昨日二人の副社長と打ち合わせに外部委員との調整その他で気疲れ多し。


合間にこのところ話す機会のなかった同期入社の盟友と雑談。

私に向かって「痩せたねぇ」と言った彼の顔色の悪さが気になった。

彼は殆ど休めていない様子。






最近どうもオーケストラの大曲を聞く気になれず、
サーフブレイクのようなBGMのようなものばかり聴いている



フランス後期バロック期の作曲家デマージュとクレランボーのオルガン曲。



フランスのオルガニスト、ミッシェル・シャピゥイのオルガンで

第一旋法による組曲と第二旋法による組曲そのほか。



仏AstreeのLP。



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シャピゥイはバッハとブクステフーデのオルガン曲全集の録音のある大家。



柔らかで美しいオルガンの音色の中に品格の高さと宗教的な祈りに満ちている。

聴いていて胸が熱くなるような感動的な演奏だ。




これほど見事にオルガンの音色を捉えた録音はなかなか聴かれない。




素晴らしい音の中で幸福感に浸っているうちに眠くなってきた。



調べてみたらこの盤は長岡鉄男さんの外盤A級コレクションにセレクトされていたほどの名録音盤



ネットでは大層高価な値段だが、
手持ちは近所のハードオフのLPコーナーで
420円でゲットしたもの。


盤面もジャケットもピカピカだった。


Youtubeはシャピュイの弾くバッハ、BWV.543

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2017年9月18日 (月)

波 サーフブレイク・フロム・ジャマイカ

昨日来の大型台風は九州から関西北陸方面を抜けて北海道方面へ。


本日台風一過の快晴。


とはいえ我が家も昨晩から明け方にかけて強風が吹き荒れた。



収穫時期を迎えた農作物は各地でかなりの被害があったのではなかろうか。




昨晩は中学時代の同窓会だった。

外はあいにくの雨。
中学の学年同窓会は4年ぶり5回目。


同窓会の常として逝去した仲間のニュースも入り、
回を重ねる毎に少しずつ参加者が減っている。


今回は約70人。学年全体としてでは四分の一ほど。


記念撮影の後しばしの歓談。



SNSで頻繁に情報交換している仲間もあり、長い間直接会っていなくても久しぶり感は薄かったりしている。


時代は変わった。





今日は出勤して明日以降の重要な会議の資料の確認。

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午後は駿河白隠塾主催の

「白隠禅師没後250年記念 白隠展2017in ぬまづ」
の記念セミナーに行っていた。



講師は花園大学国際禅学研究所顧問の芳澤勝弘先生

会場の沼津市立図書館展示ホールには白隠の禅画や書が10数点展示されていて、 先生にはその1点1点を解説していただいた。

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わかりやすい説明に、

聞いた後では絵が全く違う意味を持って見えてくるのが

不思議。


一見さりげない風景画の中に
白隠禅師の万人に向けたメッセージが隠れている。


絵の中に隠れた禅問答にも似た聖と俗の対比の意味深さ。


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帰宅後は敬老の日と言うことで、
母を連れて家族で京丸の鰻を食べに行ったりした。



なんとなく疲れて帰宅後聴いたのは、
「波 サーフブレイク・フロム・ジャマイカ 」




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これは写真家の浅井愼平が
ジャマイカへ撮影に行ったときに持ち込んだレコーダーで
打ち寄せる波の音をひたすら採り続けたもの。


1976年の録音のコロンブスの卵的な発想の産物。

当時爆発的に売れて同じような規格ものがいくつか出た。

延々と続く波の音が聴き手の創造力を刺激する。

まさに音で見る風景画。

これが写真家の発想で生まれたのが象徴的だ。



A面の最後に微かに聞こえるカモメの声から生まれる遠近感、
そしてB面最初のたどたどしいウクレレの音が異国を連想させるのも心憎い演出。

この瞬間のこの場だけが時間の流れの速さが変わったかのような錯覚。

名器ナグラ4sによる名録音。



手を加えていない自然な音も秀逸。

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2017年9月16日 (土)

プロイセン王、フリードリヒ2世のフルート協奏曲

9月なかばの土曜日は朝から強い雨。気温は10月下旬並み。
今年3つめの大型台風接近中。

今年上半期最後の大きな山場を迎えて仕事がタイトになってきた。
帰宅も遅くなり、今週はオケの練習も欠席。

三連休初日の土曜日も、東京へ行く娘を駅に送りながら職場でデスクワーク。

それでも午後は沼津史談会主催の「沼津ふるさと塾 武田氏滅亡と駿東・ぬまづ」 を聞いていたりした。


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講師はNHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証をしていた平山優氏。


今まで誤って読まれていた古文書を正しく読み直すことによって、
浮き彫りにされた新事実を、実際の古文書を使って解説していただき、
武田氏滅亡直前に沼津で展開されていた北条氏との息詰まる攻防の瞬間を
リアルに体感することができた。

自分の母方の先祖は武田氏に国境警備隊として仕えていた津金衆の一族らしい。


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今日聞いたのは、プロイセン王、フリードリヒ2世のフルート協奏曲集。
独フィリップスのLP。





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フルート協奏曲第1番ト長調
フルート協奏曲第2番ト長調
フルート協奏曲第4番ニ長調

クルト・レーデル(fl,指揮)
ミュンヘン・プロアルテ管弦楽団


小国だったプロイセンを一大強国に築き上げたフリードリヒ大王はフルートの名手でもあった。

クヴァンツに師事しフルートの作品を数多く書いている。


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とても余技とは思えぬ本格的な作品群。

レーデルのしっとりとしたフルートの音色、
オケも快調に鳴っていて無心に音楽を楽しむ心が自然体で伝わってくる。


数あるこのメンバーの録音の中でも上位に位置する名演。

Youtubeはフリードリヒ2世のフルートソナタ第9番

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2017年9月12日 (火)

ウィンターの歌劇「マホメット」

雨のち曇り、午前中風雨強し。

つい最近まで夏のようだったのが今日は早くも9月も半ば。

ここ数年、時間の経つのが実に速い。

昨日は朝から腰の具合が悪くなった岳父を病院に連れて行ったりしていた。
総合病院の常として待ち時間が長く、会計を済ませたのはお昼時。

帰りに近くのスシローに寄りふたりで昼食。



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限定メニューの「貝の豪華七貫盛り」がなかなか良かった。

岳父は80も半ばとはいえ頭脳明晰、
なかなかの健啖家で自分よりも沢山食べていた。


今日はペーター・ウィンター(1754~1825)作曲の
歌劇「マホメッド」。

ウィンターはマンハイム生まれでミュンヘンの宮廷楽長の地位にあった人。

モーツァルトと同時代の作曲家で、
その生涯の中にモーツァルト(1756~1791)
の一生がすっぽり収まる。

ウィーンではサリエリやシカネーダーとも付き合いがあった。


作品は30曲ほどのオペラに室内楽曲、宗教音楽など。


当時は人気のあった作曲家だったが、
今ではこの歌劇「マホメッド」がまれに上演されるくらいらしい。


ロッシーニとも関係があったようだ。


このオペラの初演とほぼ同時期に、ロッシーニは同じ台本で
歌劇「マホメッド2世」を作曲している(後に「コリントの包囲」に改作)。

聴いたのはチェコの演奏家達によるマルコポーロから出ているCD2枚組

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・Maria Luigia Borsi (S)

・Antonio de Gobbi (Bs)
・Gloria Montanari (Ms)
・Sebastian Na (T)
・Cesare Ruta (T)
・Luca Salsi (Br)


・Czech Philharmonic Choir, Brno
・Czech Chamber Soloists, Brno
・Gabriele Bellini (con)

録音: 13 & 18 July 2002

ROSSINI in Wilbad Festival, Kurhaus Bad Wilbad, Germany

ライヴ。世界初録音。

このメンバーによるロッシーニの歌劇「マホメット2世」の録音も存在する。



2幕ものオペラで、演奏時間8分を超える序曲から始まる。

この序曲の初めの部分が、ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」
第一楽章冒頭に非常によく似ていた。

その後はモーツァルトの歌劇「後宮への誘拐」のような
トルコ風の音楽が続く。

曲としてはモーツァルトからロッシーニへ至る過渡期のような作品。

ストーリーがわからないので、
正直なところ聴いていて忍耐を要する部分もなくはないが、
第一幕終盤のアリアのように部分的には優れた曲もあり、
忘れ去られるのは惜しい作品だ。

アリア毎に拍手が入るのが煩わしいけれども演奏は曲を知るには十分。


このCDは近所のブックオフの500円以下棚で見つけたもの。


多少の好奇心と安さに釣られて手を出したもののかなり楽しめた。

演奏が良ければさらに聞き応えのある作品なのかもしれない。


Youtubeはウィンターの歌劇「迷宮」序曲、
モーツァルトの「魔笛」の原作者シカネーダによる台本。
「魔笛」と同じ登場人物による「魔笛」の続編オペラ。
 

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2017年9月10日 (日)

三遊亭朝橘の真打昇進披露興行

残暑の感じられる暑い日曜日。
夜になると家の周りは秋の虫。

今日の午後は、沼津出身初の真打となった
三遊亭朝橘の真打昇進披露興行。

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場所は沼津市民文化センター大ホール。

朝橘のお父様はかつて私の職場の先輩だった人。

朝橘が二ツ目の頃から応援させていただいている。


今回の興行にも微力ながら協力させていただいた。

あのころから苦節7年。

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故郷に錦を飾る晴れ舞台。

ホールロビーではお父様が満面の笑みを浮かべて
迎えてくれた。

全席自由席なので開場時間に行くと
後ろの席しか空いていない。

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圓楽一門のトップ4人が揃うという
豪華な顔ぶれに1500人キャパのチケットは完売だ。

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最初に大沼市長による燦々ぬまづ大使認証式。

圓楽一門前座の三遊亭まん坊の前口上に続いて。

兄弟子の三遊亭小圓朝のこばなし。

続く笑点でおなじみの三遊亭好楽は、
博多で転倒したとかで顔面に痛々しい傷の姿。
なんとなく精彩を欠く舞台。

三遊亭鳳楽あたりになると落ち着いた貫録。

朝橘直接の師匠の圓橘は経験豊かで暖かな人情噺。




休憩をはさんで真打昇進披露口上。

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壇上には本日の出演者が順々に並び、
ウィットに富んだ中にもこれからの厳しさを含ませた
励ましの言葉を一言ずつ。

それまで最前列で市長らと並んで座っていたお父様が
真打昇進披露口上の時には、
そうっとホール最後列の隅の席に移動して
静かに見守っていたのが印象的でした。


つづいて兄弟子の三遊亭萬橘

これが軽快なテンポでの今風の漫才のような小噺で
会場バカウケ。

続く本日の本命のような存在の
六代目三遊亭圓楽は創作落語。
マクラからの絶妙の入りと間。

軽さの中にもさすがの風格で会場は大盛りあがり。


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そして真打三遊亭朝橘の登場。

最初はさすがに緊張気味。

それでもわかりやすい話運びで、
今まで聞かれなかった小さな子どもたちの
大笑いの声が会場に響く。

それに気分がほぐれたのか、
しだいに噺は本調子。

オトナの笑いも誘って
まずまずのお披露目内容。

地元出身の落語家を応援しようと、
暖かな雰囲気に包まれた興行になりました。


ガンバレ朝橘!。

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2017年9月 9日 (土)

ショルティ・セレブレーション

土曜休み。


朝起きると仄かに甘い匂いが庭に漂っている。


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庭のギンモクセイが咲き始めたようだ。

午前中は使わなくなったソニーのAVアンプを
動かなくなったCDプレーヤーとカセットデッキと
一緒にハードオフに持ち込んだ。

CDプレーヤーはマランツのCD-72


CDM-4搭載のアナログの雰囲気のある良い音だった。

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修理も考えたが、さすがに古いし日常使っているフィリップスの
LHH700が十分な音なので、処分することに決めた。



ついでにダブっているクラシックの廉価盤LPも
5枚ほど持って行くことにした。



査定の結果は、壊れているマランツは200円、
LP5枚も200円。
そしてAVアンプは8,000円。


4年ほど前に持ち込んだダイヤトーンのDS37B
引き取りが400円だったことを思えば
予想よりも大幅に高かった。
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昨晩は家内と「沼津自慢フェスタ2017」。
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今年は市街中心部の沼津城本丸跡地の中央公園に加えて、
狩野川の護岸沿いでも開催。


出店の店舗数も大幅に増えた。




仕事を早く終えて帰ろうとすると猛烈な風雨。
あぁこれじゃなぁ・・
と諦めて帰宅すると家内は行く気充分。
もう出かけるばかりになっていた。
なんとなく気が進まぬまま
会場に向かう頃には雨は上がっていた。
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会場に着くと昨年と変わらぬ盛況ぶり。

バンドも入ってたいそうな賑わいだ。

ベアードビール片手で主催者のテントに行き
知人のスタッフ数人にご挨拶。


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ほんの30分前には閑古鳥だったとのこと。


雨が上がって本当によかった
との表情が満面の笑みから伝わって来る。
ご苦労様です・・・・・



見知ったお店で買った
サザエのつぼ焼きつつきながらの
韮山の反射炉ビアもなかなか良いな。


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普段は敷居の高いフランス料理店も
この時はリーズナブルなメニュー。
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とはいえ、いろいろなお店をハシゴしているうちに
サイフの中身はずいぶんと軽くなっていた。





今日ハードオフのあとにブックオフに寄ってしまい
多少気が大きくなってしまってまたCDを買ってしまった。
いずれも1枚280円。
・「ショルティ・セレブレーション」


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ショルティ没後の1997年、
「ショルティ基金」のためのライヴ。

メータとロストロポーヴィチの指揮する
ロンドンフィルにフォン・オッター、ゲオルギウらの声楽
ヴェンゲローフのヴァイオリンなど。




・クレンペラー指揮ハンガリー歌劇場の
「ドンジョバンニ」抜粋。
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・ラトル指揮ベルリンフィルの
「カルミナ・ブラーナ」など。
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2017年9月 8日 (金)

本日の練習、チラシができた

曇、夕方から激しい風雨。

昨日は仕事で戸田地区へ行っていた。戸田は沼津南端の静かな漁村。

所用を済ませ昼食は「の一食堂」

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2階席に案内されると、部屋には初老のおばさん3人と社用で来たらしい上司と若い部下のようなふたりの客。

社用らしいふたりはエイリアンのような戸田特産のタカアシガニを食べている。

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時価とはいえ確か福沢諭吉さん1枚の値段だったはず。

自分は6日から底曳き網解禁とのことなので底曳き網定食にした。

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こちらは深海魚のフライに駿河湾特産のアカザエビなど。


そして夜はオケの練習。

場所は市民文化センター小ホール。

曲はベートーヴェンの「第九」第2楽章と第4楽章の合唱が入る前まで。

練習会場は早めに入ることができた。
疲れていて、ウォーミングアップでは息の吹き込みが足らず楽器の鳴りが悪い。

はたして3時間弱の練習に耐えられるだろうか、・・・。
などと思いながら合奏開始。

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第2楽章は猛烈な速さ。

それでも第九は沼響として6回目なので破綻も見せずに進行していく。

自分の音はキレが悪く遅れがちなのを実感。
速いテンポにヨタヨタと付いていくのが情けない。

それでも時間が経つにつれて疲労感が不思議と薄れてきた。

中間部トリオの部分あたりから、さほど力を入れずに楽器も鳴りはじめた。
どうも全身に余計な力が入っていたようだ。

しだいに吹いていて楽しくもあり、第4楽章の歓喜の主題の弦の入りではなんとなく 感動しながら聞ける余裕もできてきた。


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第九演奏会のチラシができた。

若手団員による斬新なデザインがよいな。


Youtubeはクレンペラーの「第九」

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2017年9月 5日 (火)

来年の定演候補のひとつはシベリウスの5番

晴れ後曇り、天気はゆっくり下り坂。


来年の定演の候補曲のひとつにシベリウスの交響曲第5番が上がっている。

自分が提案したわけではないがクラシック音楽聴き始めの頃から好きな曲。

冒頭の夜明けを思わせるホルンの響きに痺れ、フィナーレの巨人の歩みのような
ホルンの掛け合いにも感激。

胃ガンで若くして逝ってしまった幼馴染みのK君と、高校生の時に自宅で一緒に聴いたのも懐かしい思い出だ。

その時聴いたのはバルビローリの演奏だった。
ティチクから出ていた1300円の廉価盤。


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そんなわけで今日はシベリウスの交響曲第5番。

聴いたのはバルビローリの演奏ではなくて、クルト・ザンデルリンク指揮のベルリン交響楽団によるもの。

手持ちはブリリアントから出た全集版CDと、日本コロンビアが出した「正統を伝える10人の指揮者シリーズ」の廉価盤LP。


LPジャケットに同封した購入メモには1979年3月銀座にてと書いてある。
学生時代の貧しい懐から購入した中古レコード。
今は亡き銀座ハンターで購入したもの。



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・交響曲第5番 イ短調
・悲しきワルツ
・交響詩「フィンランディア」


この頃のザンデルリンクは旧共産圏を代表するドイツ人指揮者として、
国内での評価も次第に上がっていた時期だった。

このケンペやフルネ、コンヴィチュニーといった地味な指揮者の演奏を集めた「正統を伝える」廉価盤LPシリーズの中では、比較的録音が新しかった部類だったと思う。


結果的に交響曲全集になったものの、ザンデルリンク指揮による一連のシベリウス交響曲録音の最初に録音された第3番とこの第5番は、旧東ドイツ・オイロディスクへの録音だった関係で国内では日本コロンビアが出していた。

その後の録音については同じ旧東ドイツのドイツ・シャルプラッテンが引き着いたので、他の曲の国内盤LPは徳間音工が出すことになった。

そのため第3,5番と他の番号の交響曲録音は全集とはいえ微妙に音の採り方が異なっている。

がっしり剛直な解釈に応えるずしりと重いオケの響き。

ドイツ的な重厚さとも異なる、渋くて柔らか味のある音が魅力の演奏だ。

フィナーレのホルン登場直前のコントラバスの決然たる音には鳥肌が立ってきた。

最初CDから聴いてみたものの途中からLPに切り替えた。

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CDは音の響きが若干高音寄りで、これはこれで美しさが感じられてさほどの不満はなく聴けていたが、LPでは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの位置関係が奥行きを伴ってはっきり聞こえている。
再生はコロンビアカーヴ。

CDはLPに比べて響きが平板でこの演奏特有の音の力が余り感じられない。


カップリングは「悲しきワルツ」と「フィンランディア」。

中でも渋い響きで品格豊かに聴かせる「悲しきワルツ」が良い。

Youtubeはサロネン指揮のシベリウスの交響曲第5番

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2017年9月 4日 (月)

フェリックス・スラトキンの行進曲集

9月を境にめっきり涼しくなった。

富士山頂、本日氷点下を観測


今年ほど夏から秋への切り替わりが極端な年は珍しい。

昨日の日曜は相変わらず片付けの一日。


障子の裏に家守(ヤモリ)の卵を2個見つけた。

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幸い無事孵ったようだ。
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写真は見つけた卵と昨年家の中で捕獲したヤモリ君。



そしてフェリックス・スラットキン指揮アメリカ・ミリタリーバンドによる行進曲集


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米キャピトル原盤の東芝国内盤赤盤LP。

驚いたことに国内盤のCDが1988年のCD黎明期に出ていた。


ジャケットの解説によるとバンドの実体はアメリカ陸軍軍楽隊のメンバーに、当時スラットキンが客演していたハリウッドボウル響のメンバーが加わったものであるという。


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国内盤CDが発売された時のインフォメーションではハリウッドボウル響のメンバーとなっている。

いずれにせよ西海岸で活動していた軍楽隊やオケ、そしてフリーランスの管打楽器奏者の混成部隊で、LPの解説によれば打楽器11人を擁するかなり大編成で録音されたものらしい。


演奏は大編成にありがちな物量で攻めながらアンサンブルが粗いということもなく、キチンと整然、ピシッと引き締まった響きに個々の奏者の優秀さが垣間見える秀演となっている。



選曲も演奏も極めて軍国的にして愛国的。


B面が、起床ラッパで始まり消灯ラッパを経て
最後にアメリカ国歌でシメルところなど大国の自信すら感じられるもの。


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沼響HPの聴き比べコラム、ブラームスの1番を聴くに、
ヘルマン・シェルヘンのスタジオ録音の感想をアップしました。



YoutubeはF.スラットキン指揮の「ラプソディー・イン・ブルー」

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2017年9月 2日 (土)

オーマンディーの「ドン・キホーテ」

 昨晩からの雨は朝には上がり涼しい一日の始まり。

朝の気温は20度。

今日はオーマンディー指揮フィラデルフィア管によるリムスキー・コルサコフとリヒャルト・シュトラウスを聴いていた。


手持ちはCBS時代の録音の「シェエラザード」と「ドン・キホーテ」のLP2枚組。

CBS ソニー創立間もない頃発売されたLPで、SONW規格のシリーズもの。

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・交響詩「ドン・キホーテ」op.35


・交響組曲「シェエラザード」*


 ユージン・オーマンディ指揮
 フィラデルフィア管弦楽団

 チェロ :ローン・マンロー
 ヴィオラ:カールトン・クーリー
 ヴァイオリン:アンシェル・ブルシロウ*


このシリーズは後に単体で出たオーマンディーの廉価盤シリーズよりもカッティングレベルが高いので、見つけたらダブリを承知で購入している。

この2枚組も音は良い。


2曲とも後のRCA時代の再録音はあるものの、ソロのうまさはこちらの方が上のようだ。

オーマンディーの「シェエラザード」は4回(他に映像もあり)、

「ドン・キホーテ」は3回の録音がある。


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「シェエラザード」では第3楽章後半に多少のカットがあるがあまり気にならない。

第2楽章でもティンパニと最後の和音に大きな改変があった。

いずれもオーケストレーションの名人による作品。
オケをこれだけ完璧に鳴らした演奏はそう多くない。

煌びやかにして艶のある響きとソリスト達の名人芸。
まさにオーケストラ音楽を聴く醍醐味だ。


このLPの大塚明氏による解説文が秀逸で、特に「シェエラザード」の
原作となった「千夜一夜物語」については非常に読みごたえがあった。


今回「シェエラザード」はRIAAカーヴ、「ドン・キホーテ」はコロンビアカーヴで聴いてみた。


Youtubeはオーマンディ指揮の「惑星」

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2017年9月 1日 (金)

本日の練習、選曲会議

今日から9月。
昨日午後あたりから吹いている風が涼しくなってきた。

今年は猛暑でありながら雨の日が多かった夏。

昨晩はオケの練習。

場所は市民文化センター地下のリハーサル室。

今回は弦トレーナーの酒井先生が来るとのことで、弦楽器と管打楽器に分かれての分奏。

曲はベートーヴェンの「第九」第1,3楽章。

細かく丁寧に基本を押さえた密度の濃い練習。


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ベーレンライター版のパート譜に、第3楽章半ばあたりでミスプリント発覚。


同じく第3楽章半ばほどでホルン1,2番パートの流れる箇所で、チェロのピチカートを意識して同化するように吹くのか、譜面のとおり独立した吹き方にするのかの意見が分かれたりするのも刺激的な楽しさ。

第九は何度演奏していても新たな発見のある曲だ。



練習終了後、会場を異動して来年定演に向けての技術委員会。

これは団員からのアンケートに基づいたリストから団員投票にかける数曲を選ぶ選曲会議。


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今回は沢山の希望曲が集まった。

まずこれは今回絶対無理だ(編成上や技術的なことから)という曲から省いていく。
アルプス交響曲などなど・・・・

複数の団員から上がっている曲もあり、そのあたりを考慮しながら次に予算上の問題(エキストラの多さや特殊楽器なども考慮してさらに絞り込む。

ここまではいつもの過程であるももの、今回は候補曲が多くてなかなか絞り込めない。

しだいに皆黙りこんでしまった。

最近この選曲会議もマンネリ化していて、この方法だと結局いつも落ち着くのが 無難なベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーあたり。

同じ作曲家ばかりがくり返し演奏されている。

これもオケのカラーなのかもしれないが。
30年以上在籍していると自分もマンネリ化。


このような場では、今まで極力自分の好みは出さないようにしていたが、 今回はアンケートの段階から好きなように提案させていただいた。


ちなみに今回自分の推薦曲はヴォーン・ウイリアムスの「田園交響曲」。
ソプラノソロが入るので中プロにマーラーの歌曲を併せて出しておいた。

そしてもう一曲。
ブルックナーの交響曲第6番。


この2曲を希望曲として出しておいた。



ところが来年は予算的な関係で、ソリストが入る曲(コンチェルトを含めて)はやらないという方針がすでに決まっていたらしいので、ヴォーン・ウイリアムスは再来年の第35回定期に推薦することを皆に宣言して自ら取り下げ。

皆から活発な意見が出ないので、ちょいとマンネリ化している選曲会議についての自分の考えと意見を出してみた。

内容は苦言になってしまって多少険悪な雰囲気になったけれど、
その後意見も出始めて結局会議は活性化。

さらに数曲絞られて(落ちたのはプロコフィエフ、ヒンデミットなど)、

残った10数曲から多数決で決まったのは。


・メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」

・シベリウスの交響曲第5番


・ブルックナーの交響曲第6番




今までのベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルジャーク、チャイコフスキー路線に比べると多少毛色が変わった渋い内容。


正直なところ意外な結果だった。


この内容で3週間後に団員による全員投票で決まる。

 



自分としては3曲とも好きな曲なので大歓迎。

YoutubeはP.ヤルヴィ指揮ベルリンフィルのシベリウスの交響曲第5番フィナーレから。
ホルンセクション大爆発の白熱の名演。


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