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2017年9月 4日 (月)

フェリックス・スラトキンの行進曲集

9月を境にめっきり涼しくなった。

富士山頂、本日氷点下を観測


今年ほど夏から秋への切り替わりが極端な年は珍しい。

昨日の日曜は相変わらず片付けの一日。


障子の裏に家守(ヤモリ)の卵を2個見つけた。

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幸い無事孵ったようだ。
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写真は見つけた卵と昨年家の中で捕獲したヤモリ君。



そしてフェリックス・スラットキン指揮アメリカ・ミリタリーバンドによる行進曲集


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米キャピトル原盤の東芝国内盤赤盤LP。

驚いたことに国内盤のCDが1988年のCD黎明期に出ていた。


ジャケットの解説によるとバンドの実体はアメリカ陸軍軍楽隊のメンバーに、当時スラットキンが客演していたハリウッドボウル響のメンバーが加わったものであるという。


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国内盤CDが発売された時のインフォメーションではハリウッドボウル響のメンバーとなっている。

いずれにせよ西海岸で活動していた軍楽隊やオケ、そしてフリーランスの管打楽器奏者の混成部隊で、LPの解説によれば打楽器11人を擁するかなり大編成で録音されたものらしい。


演奏は大編成にありがちな物量で攻めながらアンサンブルが粗いということもなく、キチンと整然、ピシッと引き締まった響きに個々の奏者の優秀さが垣間見える秀演となっている。



選曲も演奏も極めて軍国的にして愛国的。


B面が、起床ラッパで始まり消灯ラッパを経て
最後にアメリカ国歌でシメルところなど大国の自信すら感じられるもの。


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沼響HPの聴き比べコラム、ブラームスの1番を聴くに、
ヘルマン・シェルヘンのスタジオ録音の感想をアップしました。



YoutubeはF.スラットキン指揮の「ラプソディー・イン・ブルー」

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