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2017年10月31日 (火)

コステラネッツの「動物の謝肉祭」

晴れ時々曇り、二日連続で晴れたのは久しぶりだ。
10月も今日で終わり。


ここ最近の気温の急激な変化に二日前から風邪気味。

喉の痛みはイソジンで、体のだるさは葛根湯で辛うじて抑えている。




今日はアンドレ・コステラネッツ指揮の彼のオーケストラによる動物の謝肉祭を聴いていた。

米コロンビアのLPでカップリングは「ピーターと狼」

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両曲ともナレーション付きで、プロコフィエフの語りはレイ・ボルジャー。
特にサン・サーンスはオグデン・ナッシュの詩によるノエル・カワードによるナレーション。


このナッシュの詩によるナレーションがめっぽう楽しい。


「水族館」ではよく使用されるチェレスタではなくて、どうやらハーモニカが使用されているようだ。



ただ最後のグリッサンドの部分は楽譜の指定とおりグラスハーモニカのようにも聞こえる。

譜面にはこのパートはharmonica。



音楽事典の類ではこれはグラスハーモニカと言うことになっているが本当だろうか?


グラスハーモニカは今でも希少な楽器だがサン・サーンスの時代でも同じこと。


ハルモニウムやハーモニカのようなリードを使用した楽器だったような気がする。




動物の謝肉祭の「水族館」でハーモニカを使用した録音としては、

マルティン・トウルノフスキー指揮プラハ響によるスプラフォン盤があり、
かつては国内盤のLPも出ていた。

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ちなみにこのコステラネッツ盤は1952年頃のモノラルだが、イコライザーをコロンビアカーヴで聴くと、極めてリアルな生々しい音が聞こえてくる。



「象」のコントラバスなど松ヤニが飛び散るような、まさに実在の響き。


オケは比較的大編成のようだ。


オケの標記は単に彼のオーケストラとなっているが、フルートソロは当時のニューヨークフィル首席のジュリアス・ベイカー、



チェロソロのフランク・ミラーはNBC響とシカゴ響の首席だった。


他のソロも非常にうまい。


ピアノデユオはレオニード・ハンブロにヤッシャ・ザイデ。


こちらも名だたる名手達だ。


Youtubeは「動物の謝肉祭」フィナーレ

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コメント

長い間、子どもの頃に親しんだこのコステラネッツ版「動物の謝肉祭」を探しています。米コロンビア版は入手したのですが、日本版に添付されていた飯沢匡の和訳パンフレットが懐かしいのです。もし、いまもはさまっているのなら、コピーを送ってほしいです。

投稿: 砂沢健 | 2021年9月 1日 (水) 09時17分

砂沢健さま。

小生の所有しているLP、WL5132は日本コロンビアの古いものですが、中古盤を入手したときには既に和訳パンフは紛失した状態でした。

投稿: 山本晴望 | 2021年9月 1日 (水) 23時43分

そうでしたか、残念。でも、おかげで音盤や楽器、再生装置などに造詣のふかいブログを見つけることができました。こんごも閲覧させていただきます (^^♪
これがきっかけでググったら『動物の謝肉祭』のベーム指揮、ハーマイオニー。ギンゴールドの1974年のLP(CDは1986年)があるのを知り、さっそく入手したら松浦雅之というひとの和訳がついていました。これもまずまずの訳でした。

投稿: 砂澤健 | 2021年9月 4日 (土) 12時25分

砂沢健さま。コメントありがとうございます。

動物の謝肉祭は最近はナレーション付きの録音が増えたようにも思います。

もともとナレーションはなかった作品なので、そのあたりは好みが分かれるところですね。

投稿: 山本晴望 | 2021年9月 4日 (土) 22時30分

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