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2017年11月22日 (水)

朝比奈隆、第九を振る

曇りのち雨。

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11月も後半になり、庭の柿は完熟状態。

今年もカラスにだいぶやられてしまった。

このところ年末年始並みの寒い日々。
今日も寒かったので昼食は仕事場近くの「そば好」でカレー南蛮。


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あつあつトロトロのルーに手打ちうどんが絡み汗をふきふきの完食。

ここ数年久しく「第九」を聴かなかった。

沼響の聴き比べコラムの「新・第九を聴く」もしばらく更新が滞ったまま。


いよいよ日曜が「第九」本番。

なんとなく「第九」の演奏が聴きたくなった。

取り出したのは朝比奈隆指揮大阪フィルの1999年12月のライヴ映像。



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朝比奈隆指揮


大阪フィルハーモニー交響楽団&合唱団
 菅英三子(S)
 竹本節子(A)
 市原多朗(T)
 三原剛(Br)


毎日放送が収録していたものをDVD化したもの。


この時朝比奈隆は御年91歳、まだまだ元気だ。


演奏の前に朝比奈隆が「第九」について語っている。

その中に「第三楽章の出だしの部分、ここを最近になってようやく4つで振ることができるようになりました。」と語る部分があった。

朝比奈隆は「第九」をその時までで2百数十回指揮、おそらく世界で最も数多く「第九」を振ってきた指揮者にしてこの言葉。

絶えず謙虚に研鑽を積み上げてきた言葉の重みに感動しました。

実際の演奏映像では、第三楽章冒頭は指揮棒を持つ朝比奈隆の右腕のアップから始まっている。

第三楽章はAdagio molto、4分の4拍子。

4拍めから入る弦楽器群の前に、1拍めの裏拍の2番ファゴットから始まり、1番ファゴット、クラリネットの順にゆっくりと時間差で加わる冒頭部分を、続くアダージョの意味深い序奏として確信を持って演奏するのは指揮者も演奏者も本当に難しい。

映像を見ていて「あぁ、この棒ならば迷わず出ることができる」と自分でも思った。


指揮する朝比奈隆の姿は神々しく、まさに「第九」の神様が振っているような指揮ぶり。

大阪フィル、大フィルコーラスも力いっぱいの演奏で大きな感銘を受けました。


Youtubeは朝比奈隆の第九、2000年のライヴ

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