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2017年12月に作成された記事

2017年12月30日 (土)

ヘンデルのオラトリオ「アタリア」

晦日は風もなく良く晴れた。

家の掃除、お稲荷さんと神棚のしめ縄を付け替えに正月飾りなど。

いつもの暮れのメニューを淡々とこなしながらの一日。

3時過ぎに車のガソリンを入れながら久しぶりに牛臥山公園に行ってみた。

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無風状態で海は凪ぎ、サーファーたちの姿は見えず公園も散歩の人たちが数人程度。

西の大瀬岬付近、飛行機雲が交差した上に日が傾き始めている。
飛行機雲が天を翔る白龍のようにも見えた。


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まだ明るい東の空の徳倉山の上には月が昇っている。


音楽はヘンデルのオラトリオ「アタリア」。

ヘンデルの3作目のオラトリオにして「メサイア」と同じく英語の歌詞で歌われる。
ユダヤの女王「アタリア」を主題にした旧約聖書を題材にした物語。

ヘンデルならではの格調の高さの中に大衆性を兼ね備えた音楽。




性格の異なる3人のソプラノを起用するというかなりマニアックな構成で、それぞれのアリアの掛け合いの妙がわかると非常に面白い。


だが対訳がないので、その面白さがなかなか理解できなかった。



最初聞いた時には、音楽は素晴らしいけれど「メサイア」に比べると盛り上がりに欠けるという印象。

何となく気になって昨日再聴。


音楽の1曲1曲は素晴らしい。



メサイアの名作アリアに匹敵するほどの名曲は数多くあれど、ソプラノ中心の進行に平板さを感じるのも事実。

これはテキストに問題があるのかもしれない。




聴いたのはNAXOSから出ているCD2枚組。

フランクフルトバロックオーケストラそのほかドイツの演奏家たち。

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Barbara Schlick (ソプラノ)
Elisabeth Scholl (ソプラノ)
Friederike Holzhausen (ソプラノ)
Annette Reinhold (コントラルト)
Markus Brutscher (テノール)
Stephan MacLeod (バス)

Junge Kantorei
Frankfurt Baroque Orchestra
Joachim Carlos Martini (指揮)


演奏は非常に良い。


モダン楽器を使用しているようだが奏法は古楽器のスタイル。

リコーダーやテオルボの古雅な響きとトランペットの勇壮なファンファーレが好対照。

3人のソプラノの高水準で平準化しているのが良い。


ライヴとのことだが聴衆ノイズはほとんど聞こえない。



今年もあと1日を残すばかりとなりました。


Yoiutubeは「アタリア」から

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2017年12月29日 (金)

武満徹の悲歌、ほか。

晴れ、今日からカレンダーどおりの年末年始休暇に突入。
年賀状も一昨日出し本日娘も帰省してきた。

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治一郎のバウムクーヘンをいただいた。

高さ8センチ、しっとりふんわりとした独特の食感のバウムクーヘン。

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これは美味い。


昨晩、娘が賀状の印刷をしようとしたらカラー印字がかなり薄れているのに気が付いた。

使用プリンターは、CANONのMP560という、かれこれ使い始めて7年目になんなんとする古いもの。

数年前に同じCANONのMG320という格安プリンターを購入したものの、あまり使わないうちにすぐに壊れてしまった。


MP560もさすがに限界のようなので、本日新しいものを量販店で購入。
今回はEPSONにした。


理由は在庫があり廉かったという理由のみ。

純性インクも一緒に購入したらインク代が8千円近くしたのでびっくり。

白黒印刷の時は当分の間はMP560を使うことにしよう。




プリンター購入後、MG320をハードオフに持って行くと買い取り価格250円。



その足でブックオフに行き本20冊ほどを処分。

こちらは買い取りキャンペーン中とかで、買い取り価格1100のほかに200円分の買い物券。


ハードオフやブックオフに行くとついでに格安CDコーナーを覗くのが条件反射のようになってしまっている。



今日も結局・・・



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ハードオフで見つけたのは沼田園子のヴァイオリン、蓼沼琴美のピアノによる日本の響きVol.1


武満徹の「悲歌」、三善晃の「ヴァイオリンソナタ」ほか池内友次郎など邦人作品を集めたカメラータトウキョウ盤、108円。




ブックオフでは東敦子の日本歌曲。


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別宮貞雄の「淡彩抄」、山田耕筰の「風によせてうたへる春の歌」、高田三郎の「ひとりの対話」ほか。FONTEC盤280円。


なぜかこちらは日本民謡の棚にあった。

これで今年の買い納め・・・たぶん。



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沼響のHPの聴き比べコラム「デュリュフレのレクイエムを聴く」にイヴァン・レプシックの演奏の感想をアップしました。




Youtubeは水野佐知香(Vn.)沼田園子(Vn.)大野かおる(Va.)羽川真介(Vc.)蓼沼恵美子によるシューマンのピアノ五重奏曲。
水野佐知香さんには沼響の定演で2回ソロを弾いていただきました。

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2017年12月27日 (水)

本日の練習、荒川君との初顔合わせ

烈風は今日も収まらず。
気温は下がり富士山にかかる雲も強風に飛ばされ気味。

昨晩はオケの練習。

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毎週木曜日の練習が会場の市民文化センターが年末休館に入るために、今回は変則的に火曜日となったもの。



曲はニューイヤーガラコンサートで共演する荒川太一君を迎えてのブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番から第3楽章その他。

指揮は本番を振っていただく喜古恵梨香先生。


大学2年の荒川君とは初顔合わせ。

ちょうど今の職場に荒川君と音大の同級生を息子に持つ職員がいて、彼の噂は聞いていた。


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きっちり真面目な学生らしい音楽造り。

時々テンポ揺らし即興的な動きがあるけれど、堅実に譜読みをしながら進めていくタイプのようだ。

僅かに色気を感じさせる艶っぽい音がなかなか良い。

その後「アルルの女」から間奏曲、「春の声」など。

これで今年の練習納め。

沼響ができて来年は34年。

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転勤や病による引退その他で古い団員が次々に抜け、創設以来のメンバーはとうとう自分一人になってしまった。

世代交代が進み沼響創設以後に生まれた世代の団員も増え始めた。

年間わずか2回の本番ながら、仕事の合間に練習も参加できて今年も無事に出演を果たせたことに感謝。

Youtubeは諏訪内晶子のブルッフ

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2017年12月26日 (火)

マギル大学のクリスマス

今日も晴れ。
爆弾低気圧の影響で寒風吹きすさぶ一日。寒かった。

今年最後の1週間。仕事上は来年の見通しがほぼついてまずはめでたし。

年末年始気分は年毎に薄れている。

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自分が子供の頃、家の年末恒例行事だった餅つき。

昨年切ってしまった庭の大楠の横に竃を据えて、近所の人たちや近くの親戚が集まり 杵で搗いた餅搗きの賑やかな雰囲気を思い出したりしていた。

時代が変わり少子高齢化、代替わりもしてそのような古くからの行事をすることもなくなって久しい。

せめて家の照明を新しいものに変えたり大掃除を計画的にやることにしよう。


昨日は家内が忘年会で泊まりなので、母と娘を連れて沼津港の魚河岸寿司で夕食。

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いつも忘れるポイントカードを珍しく持参したら期限が過ぎていた。





帰宅後聴いたのは、カナダの名門校マギル大学が作製したクリスマス音楽集のCD。

カナダ、ケベック州にあるマギル大学は、数多くのノーベル賞受賞者や首相経験者を輩出しているカナダの最高学府。


音楽院も併設しLP時代から自主レーベルをで多くのLPやCDを世に出している。

このCDもそのひとつ。



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–Chamber Singers* Motets For Choir And Brass
Composed By – Giovanni Gabrieli
Conductor – Iwan Edwards
Music Director – Dennis Miller*
1 – Jubilate Deo 4:05
2 – O Magnum Mysterium 3:28

–Sinfonietta* "Christmas Concerto", Op. 6, No. 8
Composed By – Arcangelo Corelli
Conductor – Marcel St. Cyr
–Concert Choir* Six Noëls Anciens
Arranged By – Donald Patriquin
Conductor – Iwan Edwards
–Face Treble Choir* Three Carols For Treble Voices, Harp & Flutes
Arranged By – Donald Patriquin
Conductor – Iwan Edwards

–Nuova Cappella*, Ensemble Arion*, Michel Donat 
Carols Old & New
Conductor – Donald Patriquin
Arranged By – Patriquin*

–Chamber Winds* Directed By Ted Griffith
Overture To Christmas
Conductor – Pierre Béluse

マギル大学で教鞭をとるウエールズ出身の合唱指揮者イワン・エドワーズの指揮で ガブリエリの教会音楽やノエルやキャロル集、そしてクリスマスで歌われるゴスペル風の聖歌まで多種多様な音楽を集めたもの。


演奏は合唱やブラスアンサンブル。


特に団体名の記載はないが解説書には出演メンバー全員の名が載っている。



おそらくマギル大学音楽院の学生や関係者と推測。


金管奏者の何人かはマギル大学卒で現在モントリオール交響楽団の団員だ。



演奏はきっちり端正、曲の美しさを必要充分に聴かせるプロの集団のお仕事。


中でもフルート2本とハープという絶妙な組み合わせの伴奏で聴かせる女声合唱による 3つのキャロルが美しい。

Youtubeはアンダーソンのそりすべり

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2017年12月24日 (日)

クリスマスの夜に「ハイドンの舞曲集」

晴れのち曇り、夜から雨。

クリスマスイヴの日曜日。


朝の散歩では、愛犬ポコが拾ったペットボトルを咥えて離さず、取り上げようとしたら、
にらまれたりしていた。

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今日は年賀状を書こうかと思っていてもなんとなくその気になれず。


午後から馴染みの車の整備工場に家内の車を持って行ったついでに、家内と駅周辺で買い物したりして帰宅。




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夜は娘が買ってきたクリスマスケーキでささやかなクリスマスイヴ。



音楽は、買い物の車内で山下達郎の「クリスマス・イヴ」を聴いていたりしたものの、昨日ノートルダムのクリスマスを聴いたので、今日はハイドンの軽い舞曲。

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ウィーンベラムジカ合奏団によるハルモニアムンディのフランス版LP。



2ヶ月前にハードオフのジャンクコーナーで発見してほとんど衝動買い。



手に取った時、一瞬このジャケットは見たことがあるような気がしたのだが、108円という値段に背中を押されて買ってしまった。



だがやはり90年代初頭に同じものを買っていた。


しかもこのブログに記事まで残っている。


演奏はウィーンベラムジカ合奏団。



ハンガリーの民族楽器のチンバロンが加わっていたりと、
酒場や民衆の集まる祭りの場で演奏されたであろう民族音楽的な野趣たっぷりの音楽。




演奏が余りにも巧みで、しかも録音が優秀なのでスルスルと入ってくるけれど

なんとなく他のハイドンの作品に比べて違和感があるのも事実。



ハイドンが作曲したダンス音楽はその数百曲を優に越えているものの、

偽作や、ハイドン自身が作曲を依頼されながら弟子たちに丸投げしたものもあるのだという。




そういえば自分が小学生の頃の音楽の教科書には、ハイドンの代表作として「おもちゃの交響曲」が載っていた。



この曲の作曲者はハイドンの弟ミヒャエル・ハイドン、レオポルド・モーツァルトなどの
さまざまな説を得て、今ではスイスの作曲家エドゥアルド・アンゲラーの作であることが最有力ということになっている。


少なくともハイドン説はかなり早い時期に消えていたはずで、
思えばなんとも杜撰な教科書だった。



今でもハイドンといえば「おもちゃの交響曲」の紹介ページが頭に浮かぶほどの刷り込みになってしまっている。



YoutubeはJR東日本のCMから、1989年バブル華やかりし時代のクリスマスイヴ

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2017年12月23日 (土)

パリ、ノートルダムのクリスマス音楽

今日も晴れ。今年は天皇誕生日が土曜と重なった。
晴れの日が続き空気は乾燥気味。

身の回りに風邪やインフルエンザが流行りはじめた。




昨年の今日は入院していた。そしてクリスマスイヴに退院。

入院中の規則正しい食生活が功を奏して10キロ近くの減量に成功。


退院して生活のリズムは戻ってしまったけれども、

体重と体型がほぼ維持できているのが自分でも不思議。

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興津の叔父から蜜柑が届いた。

今年の我が家の蜜柑は不作。
春に派手に剪定したのが失敗だったかもしれない。
と思っていたら全国的に不作とのこと。

秋の長雨と台風の影響のようだ。




今日は「パリ・ノートルダムのクリスマス音楽」

仏FYから出ていた外盤LP。

この演奏を初めて聴いたのは大学生の時、NHK-FMのクリスマス特集だった。

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パリ、ノートルダム寺院の巨大な空間に響く、ピエール・コシュローの弾く大オルガンの即興演奏とそれに呼応する合唱団とブラスアンサンブルの壮大な響きに魂を奪われた。


アパートでの貧弱なラジカセのスピーカーからもその壮大な響きは充分に体感できた。


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その後この音源を求めてもどうしても見つからず、ようやく入手したのはCDとして国内発売されたもの。


でもどこか違う。

箱庭のような音。

最近ようやくオリジナルLPを入手できた。

それがハードオフのジャンクLPの100円均一コーナーだった。



長岡鉄男の外盤級コレクションにも選ばれている名録音盤で 時には残響過剰とも思えるような音の洪水の中に、合唱、ブラス、オルガンがそれぞれの存在を主張しながらも混然と溶け合っている。


CDと比べると音の広がりと各楽器の存在感が全く異なる次元の違う音だ。


Youtubeは2016年、パリ・ノートルダム寺院のクリスマス

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2017年12月22日 (金)

本日の練習、「春の声」初合わせ

今年もあと10日ほど。本日冬至。

仕事の大きな山場は先週に越えて今は幾分消化試合的な気分。

このような時にこそ何か良からぬことが起きるものだ。
用心用心・・・・


昨日午後オフィスに、既に退職したかつての組織トップが来訪。
近く寄ったので、ということでしばしの歓談。


相変わらず頭脳明晰にして今でも学ぶ心を失わない姿勢に、凡人の自分はただただ頭を垂れるのみ。

すっかり緩んだ今の自分に活!を入れられた気分。



そして夜はオケの練習。

昼間に良い話を聞いて刺激を受け一瞬一瞬の心がけの大切さを痛感・
練習にも身が入ろうというもの。

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ニューイヤーガラコンサートの練習もソリストとの合わせが始まった。



今回はヨハン・シュトラウス2世のワルツ「春の声」のソプラノバージョンを
歌っていただくソプラノの井出美保さんとの初合わせ。


そもそもこの歌入りバージョンが「春の声」のオリジナル。


「魔笛」の夜の女王のアリアと同じ音域なので大変だ。
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Youtubeはニューイヤーコンサートでの「春の声」、カラヤンの指揮

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2017年12月20日 (水)

島田瑠璃のサティ

良く晴れた穏やかな一日。

出勤前、上野動物園のパンダ、シャンシャン一般公開のニュース。
愛情いっぱいの母パンダに甘えるしぐさがなんとも言えぬ可愛さ。

見入っているうちに奥歯の詰め物が取れてしまった。

早退して歯医者へ行ったりしていた。
クリニックは同級生のタカちゃん。
ちょうど一年前の入院直前に診てもらって以来。


帰宅後聴いたのは島田瑠里の弾くサティ。

一時期サティがブームになっていた時に、島田瑠里の弾くサティがいくつか出ていた。

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その中には2台のピアノのためにジョン・ケージが編曲した「ソクラテス」、山口博史編曲の「パラード」や「家具の音楽」など、他のピアニストが録音しないような珍しい曲が含まれていた。

本も書いていたようだ。


今日聴いたのは島田瑠璃の一連のサティ録音から「サティ・ファンタジーvol.2」

超有名な「ジムノペディ」のほか4曲の「オジーヴ」など。

中でも劇音楽「ユスピュ」は世界初録音と書いてある。
(今ではティボーデの全集録音で聴くことができる)

ハードオフの100円均一ジャンク箱の中にゴミのような扱いで入っていたもの。
1987年発売なので30年ほど経過した大古CD。



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CDケースからして擦り傷だらけで曇り気味。

演奏はさすがにサティに特化しているピアニストなだけに雰囲気充分。

サティ独特のミステリアスな気配が自然と立ち上ってくるのが良い。

誰でも弾けるようでいて意外と好みが分かれる「ジムノペディ」が良い味で聴ける。

Youtubeは島田瑠璃の弾く「ジムノペディ」

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2017年12月17日 (日)

オリンピック音楽競技部門、金メダル作品

晴れのち曇り。師走も半ばの木枯らし吹く日曜日。

本日家内と娘は長泉町での小さなコンサートに出演。
昨日も音楽部屋で二人で合わせていた。

あいにく自分は仕事が入り聴くことができない。


混沌、流動化する世界情勢の中で来年2月には平昌オリンピック。
そして2020年には東京オリンピック。

それまでの2年の間に自分の身の回りだけでなく、世界の中の日本も大きく変わっていくのかもしれない。




音楽はオリンピック絡みで「サモン・ザ・ヒーローズ」


1996年のアトランタオリンピックの公式テーマ曲をタイトルとしたCD。

演奏はおなじみのジョン・ウイリアムズにボストン・ポップス管弦楽団とタングルウッド祝祭合唱団によるもの。



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1.ジョン・ウィリアムズ:サモン・ザ・ヒーロー
(1996年アトランタ・オリンピック公式テーマ曲)

2.オルフ:カルミナ・ブラーナより「おお、運命の女神よ」
3.レオ・アルノー:ビューグラーズ・ドリーム
 ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ&テーマ
 (1984年ロス大会テーマ曲)

4.テオドラキス:オリンピックの歌より「ゼウスへの讃歌」
5.マイケル・トーク:ジャヴェリン

(1996年アトランタ・オリンピック委員会委嘱作品)

6.バーンスタイン:オリンピック讃歌
7.ショスタコーヴィチ:祝典序曲 作品96
  (1980年モスクワ大会)

8.ヴァンゲリス:新大陸発見
(映画「1492 コロンブス」より)

9.ミクロス・ローザ:戦車の行進
(映画「ベン・ハー」より)

10.スーク:祖国新生に向けて
11.ヴァンゲリス:「炎のランナー」のテーマ
12.ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・スピリット



このCDにはオリンピックに関係した音楽が集められて、その中にはかなりの珍曲も含まれている。



たとえばヨゼフ・スークの「祖国新生へ向けて」。



この曲は1932年、オリンピックロサンゼルス大会音楽部門金メダル受賞曲だ。

かつてオリンピックには芸術分野の競技があった。

建築や文学、絵画そして音楽など。

今の感覚では全く考えられないけれども、当時は大真面目だったのだろう。




音楽部門は1912年のストックホルム大会から1948年のロンドン大会まで実施されている。


作曲部門のメダル受賞者では今でも名の残る人は、チェコのヨゼフ・スークとドイツのウエルナー・エックくらい。

他は全く知らない人たちばかり。


スークの曲は、ファンファーレの接続曲のようなちょうどヤナーチェクの「シンフォニエッタ」のような趣。

だが曲としてはかなり表面的でスークの作品中では下位の部類。

金メダル受賞曲といってもこの程度かいな。
というのが正直なところ。


1936年ベルリン大会でのエックの金メダル受賞曲「オリンピックのための祝典音楽」の録音はあるのだろうか。


ちなみに日本人では山田耕筰や諸井三郎らがオリンピック参加作品を提出しているが、いずれも選外。




このCDには他にギリシャの大家、テオドラキスの「オリンピックの歌」(1992年バルセロナ大会)、バーンスタインの「オリンピック賛歌」、アトランタオリンピック委員会委嘱作のジャヴェリン(トーク作曲)なども収録。


ショスタコーヴィチの「祝典序曲」はオリンピックのために作曲された作品ではないが、
1980年のモスクワ大会に使われたのだという。

ジョン・ウイリアムズの作品では「サモン・ザ・ヒーロ」のほかに「オリンピック・スピリット」、
そして1984年ロス大会の「オリンピックファンファーレとテーマ」など、おなじみのスターウォーズ的なジョン・ウイリアムズの音楽世界を聴くことができる。


「カルミナ・ブラーナ」の第1曲やヴァンゲリスの映画「コロンブス」の曲が入っている理由はよくわからない。


「炎のランナー」は1924年パリ大会が背景。


「ベン・ハー」の戦車の行進は、戦車競技の場面がオリンピックを彷彿させるからだろうか。



ちょっとこじつけ気味で無理もあるかもしれないが、アルバムとしては統一されたコンセプトで楽しめる。


演奏、録音とも良くて聴いていて元気が沸いてくるアルバムだ。


Youtubeはオリンピックファンファーレ

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2017年12月15日 (金)

本日の練習、ちょっとトラブル?

今週は火曜日に休んでいるので今週は実働短く早くも金曜日。

昨晩はオケの練習。

会場は市民文化センター大ホール。


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喜古恵理香先生の指揮。

仕事が長引き、会場到着時にはブルッフが聞こえていた。

最近仕事が忙しくなり出演が危ぶまれている娘はすでに到着。



今回のニューイヤーコンサートの沼響の出番は後半のみなので、

コンサートとしてはハーフサイズ。

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・喜歌劇「こうもり」序曲


・ワルツ「春の声」 ソプラノソロ付きバージョン


・「アルルの女」から間奏曲


・ヴァイオリン協奏曲第1番から第3楽章(ブルッフ)


現在沼響のホルンは6人。



ホルンは5人もいれば充分なので、メンバーそれぞれの個人的なスケジュールと
練習日との兼ね合いで当初決めていたパート割りを見直すことになった。



自分は沼響出番のうちの後半のみということにして、主な出番はブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番のみとなり、だいぶ負担が軽くなった。


ということで降り番となったシュトラウスの「春の声」は客席で観戦。


軽やかで元気の良いウィンナワルツ。


管楽器が出過ぎないバランスはこれで良いかもしれないが、アンサンブルがかなり粗く音程もあいかわらず甘いなぁ。

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練習終了後、譜面台や打楽器のなどの片付け時にちょっとしたトラブル。


トラブルというよりも、ある団員から社会人としての当たり前のことをやらない若い団員に対してのきつい御指導の言葉。


オーケストラは楽しみ苦しみも音楽を通じて分かち合う共同体。


演奏以前にやらなければならない基本的なマナーがあるはず。



年配の団員たちが後片付けをしている中で、いつも自分の楽器を片付けてさっさと帰ってしまうのはちょっとね。


Youtubeは「春の声」

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2017年12月14日 (木)

今年最後のボエームの会は鴨鍋で

きょうも晴れ。
大きく見えた富士山は強風のためか雪が飛ばされて地肌が見えている。

 

昨晩は今年最後のボエームの会。

 

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場所はいつもの小料理「はちまき」。

 

会議が長引き18時開始に間に合わない。

 

会議が終わったと同時にオフィスを飛び出し駅へ走る。

 

12月に入り忘年会シーズン。
途中でそれらしき知人何人かとすれ違った。

 

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店に着くと既に鍋を囲んで宴たけなわ。

今回の参加は5名。

男性4人に新婚クラリネット吹きの女性1人。

鍋は鴨鍋。

秋田産の鴨に太いネギがびっしり。


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ほど良いだし加減に獣肉のような鴨。

お通しに氷頭があるのも嬉しい。



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お酒は秋田の芳醇な大吟醸「秀よし」から開始。
若き女流クラリネット奏者の酒豪ぶりは健在。

彼女に釣られて次々と空いていく酒瓶。

続いて「竹鶴」純米、清州の「隠し吟醸」エトセトラ。


 

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会話は音楽から暦の話、世間の下世話なことから最近経験した身の回りの出来事。
苗字の話からルーツに至るまでの多岐にわたって3時間あまり。


 

最後に出たのは「はちまき」裏メニューの激辛焼きそば。

 

 

 

 

 

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もう10年ほど続くボエームの会も今年はこれで打ち止め。

終わり近くにはピアニストの海瀬京子さんも顔を出して下さった。

お土産に「はちまき」特製のカレールーまでいただきました。


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これで娘と家内の機嫌も良くなるだろう。


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2017年12月12日 (火)

ガブリエル・フォーレ合唱団の「キャロルの祭典」

寒風吹き荒れる毎日。今日も寒い。

先日整形外科で鎮痛薬を処方していただいたものの肩の痛みは一向に収まらない。

先週の土曜も仕事だったりしたこともあり本日一日休暇を取り夏の終わりに行ったマッサージサロンへ。

今回は肩を中心に45分。

マッサージは前回お願いした若い女性。
「肩がすごいですね」
とぎゅうぎゅうと揉まれて非常に痛い。

かなり凝り固まっていたようだ。


おかげでだいぶ体が軽くなった。




まもなく今年も終わる。

ちょうど1年前はデュリュフレのレクイエムの本番だった。

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演奏会の直後に入院を控えていたこともあり、今まで経験した数多くの本番の中でも最も印象に残るもののひとつ。

退院後も順調に何事もなく1年を過ごすことが出来た事に感謝。


最近ヤフオクで落としたLP数点。

・90才を過ぎても現役のメヘナム・プレスラーのグリーグのピアノ協奏曲。
独コンサートホール盤。

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ジャン=マリー・オーベルソン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団の伴奏
カップリングは組曲「ホルベアの時代から」。

こちらの演奏は ラマ・ガン室内管弦楽団。
指揮者の記載はないが国内盤ではエリアフ・インバル指揮となっていた。

・ジェズアルド マドリガル 宗教的歌曲集 米コロンビア盤。

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ストラヴィンスキーの「ジェズアルドのための記念碑」自作自演のほか

ロバート・クラフト指揮による原曲となったジェズアルドのマドリガーレなどを集めたもの。

ジェズアルド作曲ストラヴィンスキー編の「7声のための宗教的歌曲」も併録。


フランク・ブリーフ指揮ニューヘブン響によるマーラーの交響曲第1番「巨人」、米オデュッセイ盤。

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この演奏は「花の章」の世界初録音として知られるもの。

そしてガブリエル・フォーレ合唱団によるブリテンの「キャロルの祭典」とキャプレの「三声のミサ」。仏classic盤。

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このような盤が有るとは思わなかった。 



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ナポレオン時代の行進曲集。ドンディーヌ指揮パリ警視庁音楽隊ほかの仏fontana盤など。

いずれも格安。

Youtubeはデュリュフレのレクイエム

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2017年12月10日 (日)

クロンマーのパルティータ集

朝からよい天気の日曜日。
この週末は冷えて天城山系は雪がちらついたらしい。

昨晩寒気がしたので早めに就寝。

寝ている最中に肩が痛くなり早い時間に目が覚めてしまった。
寒い部屋の中布団から這い出るのも億劫。

しばらくしても眠くならないので、枕頭の書を手にとって見ていた。
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「飛鳥を掘る」(河上邦彦著)

飛鳥に残る「酒船石」や「猿石」、巨大列石、石舞台古墳のことなど。
飛鳥のあちこちに散在している石造物について実際に発掘に関係した著者による書。
2003年発行なので、いささか古い部分もあるけれど読んでいて面白い。



そして今日はクロンマーのパルティータ集。

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クロンマーはハイドン、モーツァルトとほぼ同時代にウィーンで活躍したモラヴィア生まれの作曲家。

生前はその二人と人気の点では遜色のない存在だったらしい。



パルティータはオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン各2本の基本8本に曲によってはコントラファゴットとトランペットが加わる。

演奏はマイケル・トンプソンアンサンブルによるナクソスのCD。


モーツァルトのディヴェルティメントに似た愉悦の世界。

明るく爽やかな木管アンサンブル。

曲によってトランペットが1本入るのが個性的で面白い。



変ホ長調の作品にはホルンデュオのためにと書いてある。

ホルン2本が木管群の伴奏に乗って気持ちよさげにソリスティックに活躍するのが、あたかもホルンコンチェルトのようで楽しい。


演奏者は何曲かのコンチェルト録音もあるホルンのトンプソンと、フィルハーモニア管にいたトランペットのジョン・ミラーくらいしか知る人はいないが、いずれもかなりの水準の名手たち。


Youtubeはクロンマーのパルティータ Op.79

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2017年12月 8日 (金)

本日の練習、喜古恵理香先生の指揮

曇のち夜から雨。

世界の大きな変化をよそに身の回りは粛々と時間は過ぎていく。


水曜の晩は職場の忘年会。


比較的人気のある結婚式場アクアガーデンでの宴。

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宴会料理には飽きていて最近はあまり箸を付けることも少なくなっていたが、

今回は上品なフランス料理のコース。



これがなかなか良くて、皆はもっぱら食事に専念。


宴の最中に席を立ってビール瓶片手にテーブル席を巡るいつもの風景は見られない。


2次会は若い者にまかせて自分は1次会で失礼した。


そして木曜日の夜はオケの練習。


一年ぶりの喜古恵理香先生の登場。

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あいかわらずの元気でわかりやすい棒。


はちけるような若さ一杯の楽しい練習に一部のおじさんたちも元気いっぱい。



曲はソリストたちの伴奏として「アルルの女」から間奏曲、

ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番から第3楽章、シュトラウスの「春の声」ソプラノ入りバージョンのほか、11月の「第九」公演の前プロで演奏した喜歌劇「こうもり」序曲。



エリカ先生の解釈ははなかなか個性的で面白い。

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ビゼーの最初のアルトサッックスのメロディ部分など今まで聴いたこともないような速いテンポだった。



譜面をみるとなるほどそのように書いてあるので、なるほどこのテンポもありか。

と妙に納得



喜歌劇「こうもり」序曲も先月小森先生の指揮で演奏したのとは全く異なるテンポ
なのがかえって新鮮。

Youtubeはファランドール、合唱入りバージョン

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2017年12月 5日 (火)

コンヴィチュニーのメンデルスゾーン

晴れ、本日最高気温14度。冷たい風の吹いた師走の一日。

日曜に富士山に見えた大きな笠雲。
昨日の午後から曇り始めて夕刻から言い伝えの通り一時雨となった。




来年の定演のメイン曲はメンデルスゾーンの交響曲第3番。

沼響初のレパートリーだ。


果たしてホルンパートはどんなかな?と


全音から出ていたポケットスコア片手に聴いてみた。

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演奏はフランツ・コンヴュチュニー指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。



ベルリンクラシクスから出ていたCD。


ゲヴァントハウス管弦楽団はメンデルスゾーンが楽長であった時代に大きく飛躍。

シューベルトのグレート交響曲の初演もこのオケだ。




予想通りの頑固で重厚な演奏。

渋い響きが地味さを助長している。

「真夏の夜の夢」に聴かれるような軽妙なメンデルスゾーンはここでは希薄。



手持ちの全音のスコアは学生時代に購入したもので、


発行年月日の記載はないが定価600円。

今出ている全音の同曲のスコアは定価1400円。



ミスプリが多く2ページめから早速ホルンパートの部分がクラリネット表記になっている。


今は訂正されているかもしれないが。



無料楽譜サイトに自筆譜がアップされているのでそのうち確かめてみよう。




それにしても音符の多い曲だ。


弦楽器は細かい音符の連続でほとんど弾きっぱなし。

ホルンもこの時代のホルンパートによくある1,2番と3,4番ホルンは全く異なった扱い。


この規模の曲としては休みが少なく、フィナーレ最後には強烈な高音の連続攻撃。




今回の定演の前プログラムには、メンデルスゾーンに出番のないトロンボーン、チューバのためにワーグナーが決定している。


来年はキツイ舞台になりそうだな。


youtubeはドホナーニ指揮ウィーンフィルの「スコットランド」

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2017年12月 3日 (日)

モントゥーの「ペトルーシュカ」

良く晴れた日曜日。朝は恒例の地域防災訓練。

ビルの谷間から見える富士山には堂々たる笠雲が見えた。

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富士に笠雲は古き言い伝えでは雨の前ぶれ。

週間天気予報ではここ一週間は晴れの予報。今日明日の降水確率10%

果たしてどちらが当たるのか。

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下の工事の手すりにはユリカモメがずらりと並んでいた。



最近家にある古いLPを、さまざまなイコライザーカーヴに切り替えて聴き直している。



あまり音が良くなかったような印象のあるものを特に選んで視聴。

そのような中の1枚。

70年代に日本ビクターが出していたRCAグランプリクラシカルシリーズから聴いてみようと、一番最初に目が行ったのがこれ。



ストラヴィンスキーのバレー音楽「ペトルーシュカ」。



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初演者モントゥーの指揮のボストン交響楽団。

 

1959年録音、モントゥーの3種ある同曲録音のうち最後のもの。
1911年版による演奏。


購入したのはもう30年以上前なので、ジャケットもだいぶ汚れている。



色彩豊かでリズムのノリも軽薄に鳴らない程度のキレの良さ。

歌い回しに色気の漂う独特の味のある貫禄の名演だ。



最初標準のRIAAカーヴで聴いてみた。

ステレオ初期のものとしてはこんなもんかなと妙に納得。

ところがコロンビアカーヴで聴いてみたら、
とても同じ録音とは思えないほどの変貌ぶりに仰天!


キラキラと音が舞うグロッケンシュピールの高音の伸び、響きの奥行きも出ていてダブ
ついていた低音部も引き締まった響きで演奏の印象も一変。



こんな凄い音が入っているとは思わなかった。



ついでに1956年のデッカへの演奏も聴いてみた。

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オケはパリ音楽院管弦楽団。

ピアノをはジュリアス・カッチェン。



1911年版とされているが曲間のドラムロールはない。

こちらもキングレコードが出していた廉価盤LP。

家のレコード棚は作曲家別演奏家順。

モントゥーのストラヴィンスキーは続けて並べてあるのですぐに取り出せる。



こちらはおそらくデッカのffrrカーヴだろうと最初からこちらで聴いてみたら、
高音がキンキンして良くない。

RIAAカーヴの方が明らかに落ち着いた音だった。

色彩の豊かさではボストン響盤よりもこちらが上。

音楽運びに若々しさが感じられるのは良いが、アンサンブルはかなりラフ。



ボストン盤の方が熟成された味わいがあり、僅か3年で再録音したのもわかるような気がする。



Youtubeはネルソンズ指揮コンセルトヘボウ管の「ペトルーシュカ」クライバーそっくりの指揮

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2017年12月 2日 (土)

本日の練習、次に向けての練習始まる。

本日快晴今年も早くも12月、師走らしく気温も低い。

今日は土曜休みで家内と街中へショッピング。

昼食はイタリアン「めぐる」でハンバーグドリア。

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ここの姉妹店、居酒屋「廻」はかつての部署の忘年会で使ったことがあり、 

珍しい酒や凝った創作料理でなかなか良い印象だった。

こちらのイタリアンも、グルメ番組で紹介されたほどの人気店だが初めて入るお店。

ランチメニューは大盛りにしても同額、ドリンクお代わり自由なのが良い。


そして昨日はオケの練習。


「第九」の演奏会も終わり、次は1月のニューイヤーガラコンサートに向けての練習が始まった。


場所は市民文化センター小ホール。


練習開始まで多少余裕があったので、街中のイタリアン「ボルカノ」で夕食。

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今回のニューイヤーガラは、海瀬京子さんその他、地元で活躍する音楽家たちのコンサート。

そのオケ部門としての沼響ということらしい。


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曲はシュトラウスのワルツ、ビゼーの「アルルの女」その他。
そしてブルッフのヴァイオリンコンチェルトなど。

いずれも演奏したことのある曲ばかりなので、比較的形にはなってきた。


いよいよ来週は本番を振っていただく喜古恵理香先生の登場だ。

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沼響としては昨年のオータムコンサート以来。



練習終了後は技術委員会。

来年定演の前プロやこれからの演奏計画の話し合いなどで帰宅は23時。


Youtubeはブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、諏訪内晶子のヴァイオリン

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