ニューイヤー・ガラ・コンサート終わる
昨年の今頃咲き始めていた庭の梅はようやく蕾がほころびはじめた。
今年の冬は例年に比べて気温が低いようだ。
午後から降り始めた雨は途中で雪に変わって夕方には大雪警報。
東京はかなりの雪。
文化センター主催の初めての試み。
地元ゆかりの演奏家たちを集めてのコンサート。
出演は海瀬京子(ピアノ)
井出美保(ソプラノ)
三浦玲太(サクソフォーン)
荒川太一(ヴァイオリン)
そして喜古恵理香先生指揮の沼津交響楽団
ゲネプロ開始は10時。
今回は軽い曲が多くてMCを入れながらソリストと合わせながら曲順をざっと通すだけ。
さすが本番当日ともなるとソリストたちも本気モード。
練習時は控えめな印象だったサクソフォーンの三浦さんも朗々と鳴らし、今年二十歳だというヴァイオリンの荒川君も自己主張を前に押し出してなんとも頼もしい。
ソプラノの井出さんはとても3児の母とは思えぬ若々しさ。
今回は明るく楽しい曲ばかり、本番前の緊張の中に漂う余裕は定演とは違う雰囲気だ。
ゲネプロは11時ごろに終わり自分の出番まで3時間以上のインターバル。
オケのメンバーも時間を持て余し気味。
開場30分前。
長い行列ができてステージ上では最後の調整中。
実際の入場者はステージ上からざっと見て6割ほど。
そしてソリストたちの第一部のステージが始まる。
最初はお馴染みの海瀬京子さんで「子犬のワルツ」「月の光」「ラ・ヴァルス」の3曲。
舞台袖で調律師のKさんと一緒に聴かせていただいた。
舞台袖で聴くとホール座席よりも良い音で聞こえるようだ。
しっとり美しいドビュッシーにスタッフもシンとして聴き惚れていた。
「ラ・ヴァルス」も京子さん余裕のステージ。
そして沼響の出番の二部の始まったのはなんと3時半過ぎだった。
自分としては反省点は多々あるものの短いソロも含めてなんとか及第点かな。
今までとは異なる何かが掴めた感触。
ソリストでは荒川君のブルッフが楽しくて今後楽しみな逸材。
アンコールは沼津市歌とラデツキー行進曲。
今回のコンサートは若いフレッシュなソリストを迎え、ニューイヤーらしく爽やかな後味の残るコンサート。
終演後ホールで簡単なレセプションの後、場所を居酒屋に変えてソリストたちを交えての打ち上げ。
打ち上げ参加者はほとんど自分の娘の世代の若者たちだった。
親父世代としては多少肩身が狭く、沼響も世代交代がやってきたことを実感。
さて、次からは第34回定演の練習が始まる。
ワーグナー、メンデルスゾーンの二人の作曲家の演奏会。
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