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2018年1月12日 (金)

ミュンヒンガーの四季

今週早くも金曜日。

連休の二日間を無駄にしてしまった風邪は未だ本復せず。


火曜日は出勤したものの早退して翌日になっても快癒せず結局水曜は1日休むことに。

その日の職場絡みの新年会も欠席。

木曜日はさすがに仕事を休むことも出来ず翌日の重要な会議の下準備。
なんとか気力で一日持たせて定時退社。

極寒強風下で、オフィスから契約駐車場までの帰りの道のりがいつもに増して遠い。
そのうち寒さで耳が痛くなってきた。



そんなわけで昨日のオケの練習も休ませていただいた。


本日快晴、最低気温1度、近隣市町の最低気温がマイナスを記録したことを思えば沼津は暖かだ。

今日の会議では案件の説明、質疑応答はほとんど一人で対応。
後半には喉が猛烈に渇いて脱水状態。
だが気力が張っていた為か鼻水も咳も止まってしまった。

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帰宅して夕食は家内と隣町の清水町にある「ガウディ」で夕食。

ここは自分たちが結婚する前からこの地にある老舗の地中海料理の店。

正確には昼間は「カフェ・ガウディ」夜になると店名は「スペインバル イ・コルネ」。

久しぶりに入ってみたら店内の様子は30年前とほとんど変わっていないものの、メニューはスペイン料理に特化してより洗練された雰囲気だった。


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音楽はミュンヒンガーの指揮でビバルディの四季。

手持ちはリサイクルショップの108円ジャンク棚からの救出もの。
LB13という番号の国内盤LPで1955年頃の発売らしい。

1953年の録音。
ヴァイオリンソロは名手バルヒェット。

これはミュンヒンガーの3つある四季の録音中最初のもの。

「四季」の魅力を世界に知らしめた記念碑的な録音とされる。


この演奏の直後にイ・ムジチのモノラル録音の四季が出た。

以後イムジチとミュンヒンガーは競うように四季の録音を重ねていく。

「春」の冒頭からのゴリゴリッとした響きは、直後に出たイムジチのモノラル録音の柔らかな甘さとは対極にあるもの。

モダン楽器の演奏としては、イムジチやパイヤールとは全く異なるスタイル。

最初違和感があったものの、聴いているうちに演奏自体が持つ熱いほどの演奏者の思いがストレートに伝わってきて引き込まれてしまった。

この録音当時、ミュンヒンガー以下シュトウットガルト室内管のメンバーは皆30代。

創設間もないオケのフレッシュにしてやる気十分の気合いが何とも気持ちが良い。

バルヒェットのソロも艶やかにして気品もあり素晴らしい。



通奏低音部分で独特のリアライゼーションで聴かせる「秋」が最も良い。


Sdsc08378

手持ちには62年と72年の再録音もあるが、回を重ねる毎につまらなくなっているのは、
ミュンヒンガーの指揮者としての限界かもしれない。


古い音楽雑誌の50年代から60年代までの記事では、ミュンヒンガーの評価は絶対的な絶賛ばかり。

今やミュンヒンガーはすっかり過去の人になってしまったけれども、
最初の「四季」は現在でも充分に存在価値を誇れるもの。

イコライザーはFFrrのカーヴの指定となっていて、モノラルながらイコライザーを合わせると音は驚異的に良い。

youtubeはランパル、ミュンヒンガーのブランデンブルク協奏曲第4番

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