アンセルメのメンデルスゾーン
土曜休み。
長かった風邪はようやく収まった模様、朝ポコとの散歩で見た富士山。
雲一つない青い空。
真っ白だった。
そして昼食は家族でケーキの名店ペルルの直営店「cafe genten」でランチ。
今日から新メニューだそうだ。
「ビーフシチューハンバーグのパイ包み」
音楽はエルネスト・アンセルメのメンデルスゾーン。
交響曲第4番に序曲が3曲。
手兵スイスロマンド管とのスタジオ録音で交響曲は1964年、アンセルメ82歳時の録音。
手持ちは70年代に出た国内LP.
・交響曲第4番 イ長調 「イタリア」
・序曲「フィンガルの洞窟」
・序曲「ルイ・ブラス」
・序曲「美しいメルジーネの物語」
最初からゆったりとしたテンポなのはアンセルメが細かな棒を振れなくなったからか、それともオケの性能に合わせたのかは不明。
吹きこぼれるような闊達な演奏が多い中でのスローモーさがユニーク。
最初はずいぶんと緩い演奏だなあと思っていたものの、聴いていくうちにこの遅さが必然のように思えてくるのが不思議。
実際、他の演奏では聞こえてこないような、いろいろな音が浮かび上がってくる。
序曲3曲は軽く爽やかな涼風が吹くようなメンデルスゾーン。
再生はffrrカーヴ。あきらかにRIAAよりも良い。
Youtubeはアンセルメのリハーサル
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- ホロヴィッツ、1978-79ライヴ(2023.12.01)
- ディヴィッド・マンロウ、中世ルネサンスの楽器(2023.11.28)
- テンシュテットのエロイカ(2023.11.16)
- スーストロのトランペットでテレマンほか(2023.11.14)
- パリ、ノートルダム大聖堂のクリスマスライヴと朝比奈隆の第九(2023.11.12)
コメント