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2018年2月15日 (木)

指揮者 遠藤明のことなど

今日は朝から暖かな1日。ポコも気持ち良さげ。

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あぁ、いい日だなと思っていたらクシャミ三連発。
いよいよ花粉症が始まったようだ。

昨日のバレンタインデーは娘から。

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大分湯布院CREEKSの「ジャズ羊羹ショコラ」。
ジャズに合う羊羹だそうだ。



今日はアメリカの作曲家ロイ・ハリスとチェコのマルティヌーの交響曲。

米RCAのLPでローバート・S・ホイットニー指揮ルイヴィル管弦楽団による演奏。

ルイヴィルオーケストラは、20世紀音楽を中心に録音していた自主レコーディングレーベルを持っていた。

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今では自主レーベルを持つオーケストラは珍しくないが、ルイヴィルオーケストラはその先駆けだったと思う。

同レーベルから出ていた録音では同じくロイ・ハリスの「アメリカ序曲」の快演が思い浮かぶ。

このLPはその時の好印象から買い求めたもの。

ホイットニーはこのオケの創設者。
自主レーベルも彼が立ち上げたのかもしれない。

保守的な作風のロイ・ハリス

この交響曲第5番もその例に漏れないが、いささか取っ付きにくい苦渋に満ちた作品だった。


マルティヌーの交響曲は全6曲。

ノイマン指揮チェコフィルの全集録音もあり、N響も定期演奏会で第4番をとり上げている。

第5番までは全て作曲者のアメリカ在住時に作曲されている。
第5番は全三楽章。

正直なところ同じマルティヌーの「ギルガメシュ叙事詩」のような強烈なインパクトは感じられない。


ルイヴィル管弦楽団の歴代指揮者の中にAkira Endoの名が見える。

寡聞にして初めて聞く名前。

活動の場はアメリカに限定されていた指揮者らしい。
2014年に亡くなっている。

アメリカでの死亡記事の扱いはかなり大きくWikipediaの情報も豊富。
https://en.wikipedia.org/wiki/Akira_Endo_(conductor)

遠藤明(1938~2014)

アメリカンバレーシアターの指揮者を長く務め、ミトロプーロス指揮者コンクールの入賞経験あり。ヒューストン交響楽団の指揮者。

ニューヨークフィル、シカゴ、デトロイトなど、アメリカのメジャーオケにも客演。
音楽監督としてはルイヴィル管のほかサンアントニオ管などを歴任。

アメリカではそれなりに実力が認められていた指揮者らしい。

小林研一郎や秋山和慶とほぼ同世代の指揮者だが、日本国内では全く知られていないのではなかろうか?

俄然その演奏を聴いてみたくなった。

Youtubeはマルティヌーのラプソディー・コンチェルト

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