アシュケナージ、イワーノフのチャイコフスキー
昨夕からの雨は夜のうちに上がり、暖かい朝の建国記念の日。
朝の外気温は10度。
ところが午後から気温が下がり風も出てきた。
昨日家内が先日テレビで紹介されたCBカレーを食べたいと言い出したので、家の近くのCBカレーで昼食。
この店は沼津駅前に古くからあって、その頃は駅前の雑居ビルの1階にあった数坪ほどのカウンター中心の小さな店だった。
店の名前もCBカレースタンド。 自分が高校生の時には学校帰りに食べたりしていた。
雑居ビルが駅前再開発で取り壊され、しばらくは近くの別のビルに移転して昼時にはサラリーマン客でにぎわっていた。
数年前に代替わりして我が家の近くに引っ越してきた。
お店も本格的なカレー店の体裁に。
カツカレーをオーダー。
黄色いルーのカレーは昔のまま。
なんとなく昔懐かしい味。
店を出て村の鎮守の楊原神社に行ってみると河津桜が咲いていた。
空にはトンビが乱舞。
今日は河出書房新社が出していた「世界大音楽全集」のチャイコフスキーの巻から
アシュケナージの弾くピアノ協奏曲第1番を聴いていた。
ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ
コンスタンティン・イワーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
メロディア原盤のアシュケナージの西側亡命前の若き日の演奏。
おそらく1962年、アシュケナージがチャイコフスキー国際コンクールでオグドンと1位を分け合った直後の録音だと思う。
瑞々しくも美しい音で端正に仕上げた名演。
それでいて強靭な迫力にも欠けていない。
イワーノフの伴奏も丁寧に付けていて非常に良い。
イコライザーはコロンビアカーヴが実に良い音で鳴っていた。
Youtubeはアルゲリッチとデュトワのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番ライヴ。二人とも若い。
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