胃カメラ、そしてプレヴィンのハイドンのことなど、
3月も半ばとなり各地で桜の開花宣言。
ようやく春らしくなってきた。
今日は年に一回の胃の検査、胃カメラを呑む日なので一日休暇をいただいた。
胃カメラは苦手だが、かかりつけの胃腸科クリニックの胃カメラ検査は、麻酔で気持ちの良いまま終了するので良い。
9時頃始まり、麻酔ですーっと眠くなったまま目覚めると気持ちの良いソファに横になっていた。時計を見ると10時半。
一時間ほど眠っていたようだ。
ぼうっとしながらピロリ菌の検査。
検査の結果ピロリ菌はなし。
逆流性食道炎と軽い胃炎は前回と一緒だった。
なんとなくふらつくので家内に迎えにきてもらって帰宅。
午後も昼寝をしていたり漫然として過ごしていた。
昨日は昨年102才で逝去した大叔母の一周忌で母と家内と娘とで裾野市へ。
寺の境内のしだれ桜が美しかった。
このような時にしか会うことがない「はとこ」たちと会食。
祖父母たちは兄弟が多かったので実際「はとこ」が全部で何人いるのかもわからない。
今度系図を作ってみるか・・・・
意外なつながりが見つかるかもしれない。
こんなことを考えたりしていた。
プレヴィンのハイドン。
フィリップスから出ていたCDで交響曲第102番、第104番のカップリング。
オケはウィーンフィル。
1993年録音。
当初後期交響曲集の録音計画があったようだが、その他に第92番と第96番の4曲だけで中止。
この頃からクラシック音楽の大物指揮者とメジャーオーケストラたちによるメジャーレーベルのスタジオ録音が激減していった。
あまりにも高くなりすぎてしまったギャラと、クラシック音楽CDそのものが売れなくなって、採算のバランスが崩れてきたためだろう。
そんな中で無名だが実力のある演奏家を起用し、メジャーレーベルが取り上げなかったマイナーな作曲家の作品を積極的に取り上げていたNAXOSが急速に台頭していく。
さてもこのプレヴィンのハイドン。
遅めのテンポでじっくり美しく仕上げた演奏。
ウィーンフィルの美しい響きをこれだけ甘く芳醇に聴かせてくれるハイドンも珍しいだろう。
速いテンポでヴィヴラート少なめのアグレッシヴなピリオド系ハイドンとは対極にある演奏だ。
Youtubeはプレヴィンのラヴェル、「マ・メール・ロア」から
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コメント
自分も食道炎があり、胃カメラ検査も受けました。
やはり同年代として、
健康にも気を付けないといけないですね。
プレヴィン。
ロンドン交響楽団を指揮していた若い頃は好みでしたが、
最近はNHK交響楽団や他のオケを指揮した映像を見るくらいですね。
投稿: よしお | 2018年3月27日 (火) 09時34分
この年になると話題に上るのは健康の話が多いですね。
特に最近は自分に近い同輩、後輩たちが病に倒れているので、今回の検査はちょっと緊張しました。
プレヴィン、私は老境に入ったころの方が熟成したワインのような芸風となったように思えて好みです。
投稿: 山本晴望 | 2018年3月30日 (金) 20時30分