本日の練習、日曜日、メンデルスゾーンとバッハ
週の始まりは午後から雷を伴った暴風雨。
20度を超えて今年一番の暖かな日曜だった昨日とはガラリ変わった悪天候。
本日午前中は外部役員出席の中で今年度の総括会議。
ここしばらく気の抜けない日々が続く。
土曜日は先日逝った叔父の49日の法事だった。
自分の父母たち昭和初期生まれの世代は、江戸時代以来の大家族子沢山の最後の世代で、
父方は8人兄弟、母方も7人兄弟。
集まった親族は、生き残った叔父の兄弟そして既に鬼籍に入った叔父叔母の子ども、
すなわち自分のいとこたち。
このような機会でなければ一同に会することはほとんどなくなった。
従姉弟たちとは、子どもの頃お盆で集まった時に一緒に花火をしたことなど、いろいろな懐かしい話。
お年寄りたちからは、葬式の時に集まった見知らぬ親戚たちがどのような関係なのかの解説話。
いずれにせよ時代も変わり世代交代も進み、しだいに疎遠となっていく遠き親戚たち。
日曜は一日仕事、夜は月に一度のオケの練習。
場所は市民文化センター小ホール。
仕事を終えてオフィスから直接練習場へ。
練習開始は18時。
曲はワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲。
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、そしてメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」。
完成度はまだまだ。
難曲「トリスタン」では瞬間的にぴったり合う場面もあり、少しずつ先が見えてきた感触。
木曜にパート練習をしていたので周りの音が良く聞こえた。
効果があったようだ。
「スコットランド」第4楽章の、最終部分の弦楽器のみの分奏では、まるでバッハのような音楽が鳴っていて驚いた。
「マタイ受難曲」を蘇演し、バッハ復興につなげたメンデルスゾーン。
やはりバッハの影響は濃厚だった。
Youtubeはカール・リヒターの「マタイ受難曲」
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