« フリッツ・ライナーの「ツァラトウストラはかく語りき」聴き比べ | トップページ | 大河ドラマ「天と地と」、冨田勲の音楽 »

2018年3月13日 (火)

マリナーのレオポルド・モーツァルト

3月も半ばとなりようやく春の訪れの気配。

今年の冬は寒さがいつまでも続いていた。


ようやくの春。


 

日曜の晩は高校吹奏楽部顧問の先生の喜寿のお祝い会だった。


S29104379_1650635728350144_35354723


場所は市内のホテルのステーキレストラン



先生は書画、音楽に造詣深く小説も出版。



ミュージカルの脚本を書き、特に絵に関しては上野やアメリカで個展を開き、

歴史ある仏教宗派総本山の宝物殿壁画を依頼されるほどの県内でも著名な文化人。

その教養の深さと暖かな人柄に慕う人も多い。


先生が顧問の時期だった年代限定なので集まったのは20人ほど。

自分は下から3番目の世代。


先輩後輩たちで皆顔見知りばかり。


久しぶりに会った人たちもいたけれど瞬時に和やかな雰囲気に。


先生からは非常に深いお話を伺い、先生が帰った後も3次会まで付き合い日付の変わる頃に帰宅。


楽しかった・・・・



今日は先日ゲットしたハードオフのジャンクものLP。


ネヴィル・マリナー指揮のアカデミー室内管によるモーツァルト、レオポルド・モーツァルト、そしてパッヘルベルの作品。


フィリップスのオランダ盤LP.



Sdsc08731


・アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)

・アダージョとフーガ・ハ短調(モーツァルト)

・カノンとジーク (パッヘルベル)

・カッサチオ・ト長調 《おもちゃの交響曲付き》(L.モーツァルト)

サー・ネヴィル・マリナー 指揮 
アカデミー室内管弦楽団 録音 

1984、1985年 ロンドン、セント・ジョンズ教会


いわゆる誰でも知っているような名曲集の類だが、オランダプレスの外盤LPなので音の良さに期待して購入。


レオポルド・モーツァルトはいわゆる「おもちゃの交響曲」の3つの楽章が含まれているもの。

著名な「アイネクライネ」をはじめとして、どの曲も溌剌とした音楽が生き生きと息づいていて聴いていて実に気持ちが良い。

パッヘルベルでは「カノン」途中にジーグを挿入。

レオポルド・モーツァルトもオリジナルのカッサシオンの演奏で優れた演奏が少ないだけに貴重だ。

ここでのおもちゃの効果音の扱いも音楽的。

音は期待通りに艶のある弦楽器の響きが美しい。


Youtubeはレオポルド・モーツァルトの「アルペンホルン協奏曲」

|

« フリッツ・ライナーの「ツァラトウストラはかく語りき」聴き比べ | トップページ | 大河ドラマ「天と地と」、冨田勲の音楽 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« フリッツ・ライナーの「ツァラトウストラはかく語りき」聴き比べ | トップページ | 大河ドラマ「天と地と」、冨田勲の音楽 »