ベルグルンドのフランク
本日快晴、今年の花粉症はしつこくて未だにマスクを手放せない。
こんな中で今日は午前午後に県内同業者幹部を集めての会議の主催。
終わった後に場所を変えて別の外部委員も交えた会議など。
気疲れしてオフィスに戻ると未決の書類の山。
今日はフィンランドの名指揮者、ベルグルンドのフランクを聴いた。
手持ちは英EMIのLP.
・交響曲ニ短調
・交響的変奏曲
パーヴォ・ベルグルンド指揮
ボーンマス交響楽団
シルヴィア・ケセルバウム(ピアノ)
ベルグルンドはシベリウス専門指揮者のような扱いだけれど、ショスタコーヴィチの一連の交響曲録音やスメタナの「我が祖国」全曲、ブラームスの交響曲全集などいぶし銀の芸風の持ち主。
ボソッとした音色の地味を絵に描いたような演奏でただでさえ地味なフランクの交響曲がますます目立たないものになっているが、聴いているうちに音楽自体がむくむくと巨大なものに成長していくまさに大家の風格。
ところが今日は疲労が蓄積、第2楽章の途中で寝落ちしてしまった。
SQ4チャンネル盤なので音は不明瞭。Columbiaカーヴはあまり良くなくてRIAAが多少ましといった程度NABカーヴかもしれない。
Youtubeはベルグルンド指揮のシベリウス、「タピオラ」
Youtubeはベルグルンド指揮のシベリウス、「タピオラ」
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コメント
ベルグルンドは左手でタクトを振る指揮者として有名でしたね。
このYouTubeを見る限り、かなり違和感があるのは私だけでしょうか?
映像が左右反転しているようにも錯覚します。
楽団員の反応、演奏する側の不都合とか。
是非とも知りたいところですね。
投稿: よしお | 2018年4月21日 (土) 07時57分
確か最初は面食らうかもしれませんが、演奏する立場から見ると大変見やすい素晴らしい棒だと思います。
右手も雄弁。
投稿: 山本晴望 | 2018年4月22日 (日) 23時33分