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2018年5月15日 (火)

フォノアンプを替える

5月も半ばとなり本日最高気温は27度。
先週火曜日よりも10度も上昇。


京都では30度を超えて夏の気配。


午後に富士五湖を震源地とする地震。


大きくはないが短い縦揺れと長い横揺れが時間差を伴って襲来。

先週の長野北部から少しずつ震源地が近づいてきた。


ガレージ天井の燕のヒナたちが大きくなり真下にはフンが堆積。



しばらくは車を入れることが出来ない。


S_p5160197


アナログ再生にイコライザーカーヴが大きく音に影響することに目覚めてから、
再生環境を見直している。



きっかけはムジカというガレージメーカーの62シリーズというフォノアンプを購入してからのこと。



たまたまRIAAカーヴの他にffrr、columbia old78カーヴが用意されていて、切り替えてみたら今まで聞こえなかった演奏者のノイズまでがリアルに聞こえてきたのには驚いた。



この4種だけでは対応できないカーヴもあり、たまたまオークションでムジカ雷鳥3というフォノアンプが出ていたので購入。


Sdsc09099

フラッグシップモデルだという。

実売価格は新品で定価の10分の1以下。


こちらはAES、NABも聴くことができる。

早速きいてみたると・・・・ウーム。



音が良くない。



今までの62はミニチュア管ながら真空管ハイブリッド、雷鳥2まではハイブリッドなのが3になってハイブリッドではなくなった。


ミニチュア管が入手困難になったのだろうか。


その代わりムジカのアンプ特有のハム音は改善されているだろうと勝手に思い込んでいたが甘かった。


ブーンというハム音はそのままに音も悪い。


前の機種でもハム音に悩まされていながらも懲りずにムジカを入手したのは、音が比較的ナチュラルで、スペンドールのスピーカーと真空管アンプとの相性が良いのと、1台でMMとMCカートリッジの両方が使用可能だったから・・・


Dl102_4

雷鳥3は今のところ音に品格がないし、ハム音の大きさは限界を超えている。

まぁしばらく使ってエージングを待とうか。


変化がなければムジカには見切りを付けて合研ラボに替えてみようと思う。




だんだんと深みにはまってきた。

ぴったりとカーヴが決まって手持ちのLPから次元の違う音が出てきたときの喜びを味わってしまうともう止められない。

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オーディオ」カテゴリの記事

コメント

後戻りできないとはいえ過去に収集したレコードが生き返るのですから楽しいですよね。ハム音は設計の問題というよりも配線の問題でしょうからメーカーに修理を依頼してみてはいかがでしょうか。

ちなみにアンプのエージングとは、自分の耳が慣れることを言うのではないかと思っていますw。

投稿: ぶりちょふ | 2018年5月16日 (水) 07時04分

私はフォノイコライザーを最近導入しました。シェルターというメーカーのもので、最初mm はいいけどmc は水っぽい音だと感じて、mm 中心に聴いていました。最近暖かくなったせいかmc がよく聴こえ、mm は埃っぽいような感じがします。レコードは面白いですが、気候の影響が大きいですね。今日はとても暑くて音楽を聴く気分になりません。

投稿: サンセバスチャン | 2018年5月17日 (木) 22時26分

ぶりちょふさん。
確かに今までとは次元の違う音が鳴った時は興奮しますよね。

ハム音は一日電源を入れっぱなしにしたら出なくなりました。
ムジカのアンプは造りは粗いですが、比較的ナチュラルな音なので定価で買わなければコスパは高いと思います。

投稿: 山本晴望 | 2018年5月19日 (土) 09時02分

サンセバスチャンさん。

楽器(特に弦楽器)はその日の温度や湿度でコンディションは大きく変化します。
オーディオも日によって音が異なる(聴き手の体調にもよりますが)ので面白いですね。

投稿: 山本晴望 | 2018年5月19日 (土) 09時05分

電源入れっぱなしにしたら、ハムがなくなるとは不思議ですね。山本さんはシュアーV15type Ⅴでしたっけ。私はいろいろ集めてしまってぐちゃぐちゃです。普通にトレースできればいいと思うんですが。

投稿: サンセバスチャン | 2018年5月19日 (土) 22時21分

サンサバスチャンさん。

ムジカのフォノアンプはほかの機種も同傾向でセッティングや置台を変えただけでハム音が少なったりするので、不満ではありますが今は許容範囲なので使っています。

カートリッジはシュアーのⅢからⅤまで、モノラルはDENONの102ですが、シュアーは製造を止めてしまうようでちょっとショックです。

替針も値段が上昇しているようです。

投稿: 山本晴望 | 2018年5月22日 (火) 21時56分

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